前回の重岡銀次朗選手の涙を忘れない!
本当なら前回、銀次朗選手に負けると判断して自ら頭を突っ込み、そのせいで頭が痛いと迫真の演技で無効試合にすることでベルトを守ったバラダレスとの再戦のはずだが、「まだ耳が痛いんです」と対戦を回避したために暫定王者決定戦に。これはバラダレスだけではなくジャッジも最低だった。結果は左鼓膜の負傷なんだから、バッティングじゃなくてパンチによる負傷なのは明らか。
今回の相手であるレネ・マーク・クアルトは、絶対にバラダレスより強いと思える選手。前戦を彷彿する強いバッティングのシーンがあったりダウンを奪われたりとヒヤヒヤしたが、この強い相手をKOで仕留めるという文句なしの勝利。
見事暫定王座に輝いたため、卑怯者のバラダレスも120日以内の銀次朗選手との再戦に応えなければ、迫真の演技で守った王者の座から陥落するという、どっちにしても世紀王者奪取間違いなしという状況が出来上がった。
次回は8月11日の開催ということで、おそらくその世紀王者決定戦のプロモートも視野に入れているのではないかと思う、亀田興毅ファウンダー。正直選手の頃は応援する気にならなかったが、この3150ファイトを立ち上げ、ABEMAで無料でこれらの試合を観戦できるようにしてくれてからは、好き好き大好きである。これらの試合を実現させた手腕も素敵。
兄の優大選手、こちらも暫定ながら同時に世界王者おめでとうございます。銀次朗選手の試合ほど緊迫感は無かったが。
あと、個人的に好きな中川麦茶選手。本人が言うように、現在ピークの強さを迎えていると思う。天心戦が実現するかどうかわからないけど、もしも実現したら応援するよ!他も良い試合ばかりだったがこの辺で。