強迫性障害 | kumikoのブログ

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吉田九美子(四柱推命鑑定士・医学気功師・鉱物鑑定士補)は人のお役に立つためのブログです。人生の方向性を見失った方、そしてお身体に自信が持てない方。全ての悩みを解決し、不安のない人生に御導きさせていただきたいと思っています。


皆様は、強迫性障害という名前の症状があるのをご存知ですか?


強迫性障害を発症しますと、強い不安感や恐怖感、そして生活の上で強い猜疑心を持ってしまいます

この強迫性障害の症状は強迫観念と強迫行為という二つの症状に分れます

自分ではそう思っていないのに、自分の意思とは違う考えが頭から離れず1日中その考えと戦う「強迫観念」
外出時、一度確認した鍵掛けや水洗トイレの水が止まっているか確認しにまた鍵を開けて自宅に入り、トイレの水が、流れ続けていないか観る
それが終わり鍵をかけて外出した時、今度は確認したはずのベランダの鍵を掛けたかまた気になって自宅に確認に戻る…等
これらを「脅迫行為」と言います

先日も、この脅迫行為が中々止められず、ノイローゼになりかかっておられた方がご来店されました

この方は、外出時何度も何度も鍵を掛けたか確認してしまう
エレベーターに乗って一階まで行き
ガレージまで行ったのに、また鍵をかけたか確認に自宅まで戻る
それを30分以上繰り返し、結局約束の場所に間に合わなくなる

そして毎回毎回財布を探す
鞄の中にあるのが分かっているのに探して探して段々腹が立ち、髪の毛を思いっきりむしってしまい、顔を掻きむしってやっと気が済む…等

こんな事を5分置きに繰り返し
頭がおかしくなる自分を観るのです
と涙ながらに話されます

この方には、強迫観念というのをご説明しました後、この方に当てはまる「脅迫行為」についてご説明致しました
例えば、外出時  鍵を掛けますね
強迫性障害やその疑いの症状がある人は、その時にただ自分が鍵を掛けているシーンを観ているだけなのです
でも、それだと脳はその場面を記憶しません
ですから2.3歩いてから 鍵を掛けたかどうかがはっきり思い出せないのです
それではどうしてら良いか?

それは、鍵を掛けている時に
頭をコンコンコンと指先で軽く3回叩く事を三度繰り返します
その時に自分が鍵を掛けるシーンをしっかり観るのです
そうしますと、頭に刺激が入りながら鍵を掛けますので、その場面は脳の記憶部分に残り、一度の鍵掛けでお出かけが出来る様になります

また、洗剤やお醤油や歯ブラシといった物を必要以上に何度も買い貯めてしまう方も、お店で気になる品物を観てしまいますと、まだ沢山自宅にあるのに買っておかないとダメだと思い、ついつい買ってしまいます
そんな時はお財布の中に
買わない物リストを書き、目につく様に入れておくといいですね

この症状は、発症しないと辛さが分かりません
でも、自分で治るという強い意思を持ち、ご家族が協力をしてあげれば
必ず改善されると私は思います
(ただ改善には個人差があります)

まずは鍵からです
鍵を一度掛けましたら
かかっているかの確認に、自宅に戻らない
鍵を掛けている時に、頭を軽く指先でコンコンと叩く

一度試して下さいね
そして、お薬ばかりを飲むのではなく、自分で治すという強い意思を持ちましょうね