本日は医療のお話です
大動脈について
大動脈は中膜と呼ばれる層を挟んで内膜と外膜を張り合わせたような構造になっています
自己免疫疾患や感染症 外傷でこの内膜が弱ったりすると 強い血圧に負け裂けてきたりします
内膜が裂けると血液が中膜層に侵入し大動脈の壁が長軸方向に剥がれて急激な激痛を伴います
これが大動脈解離です
もう一つ
大動脈瘤は 破裂の危機が迫るまで自覚症状は出にくいです
胸部に起こるとせき 喘息のような症状 声のかすれ 食べ物のつかえ 血痰
腹部では動悸を感じる いつもお腹が張る 腰痛 など敏感な方は感じられる時があります
突然激しい胸痛
背部痛 腰痛 が生じた場合は動脈瘤が破裂を起こした可能性がありますので至急医療機関に連絡して下さい
外科的処置は痛んだ血管を人工血管に変えます 変えればまた元の健康な生活に戻れますのでご安心下さいね
共に命を落とす可能性のある疾患です
特に中高年層に多く見られます
やはり 健康に自信のある方も 45才を過ぎられましたら 定期的にCT検査を受けられる事をお勧め致します
健康の有り難さというのは
病気になったり 怪我をしたり 日常生活に不備を感じた時に初めてわかります
お仕事や用事で忙しくても
ご自分の為に 一年に一日 検査の日をお決めになり 健康を確信されて過ごされるのもいいのではないかと私は思います
このCT検査は
私も両親にも勧めようと思います
両親にはまだまだ素敵な人生を歩んでいて欲しいですから
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(^-^)