成田発ハワイアン航空ホノルル行き

 

 森先生から昨日の記事「もう少し楽しそうに書けないの?」とのダメだしがありまして(笑)

 

 いやー、それにはワケがあるんですよね・・・

 

 仕入って石選び自体はもうむちゃくちゃ楽しいんですけれど、それを梱包する、飛行機に預ける、税関を通る・・・といったことが本当に気苦労が多くてですね、仕入れって考えるとどうしてもそっちの方の苦労した記憶が蘇って どよーん となるんですよね・・・。

 

 日本(帰り)の税関は日本語が通じますしそれほど問題にはならないんですけれど、外国の税関が本当にめんどくさいのです。今ハワイで一人旅をしようとしている日本人女性が狙われまくっているってご存知でした? ↓

 

 

 私達はそんなことも知らずにハワイのホノルル経由でアリゾナ州フェニックスに入るつもりでホノルルで入国審査を受けました。フェニックスから車を借りてツーソンへ行く予定だったのです。

 

 しかしそのホノルルでですね、イジワルそうな税関職員の女性が私達の持っているカバンを指さして呼び止められてしまいました。

 

 女性は「カバンを見せろ」というので、私達は全部見せたのですが、着替え以外ほとんど何も入っていません。ところが、ほとんど何も入っていないカバンが4つもあるっていうのが怪しいと思っているらしく(2人でですよ!?)、「何をするつもりだ」って執拗に聞くわけです。「ツーソンとセドナに行ってたくさんお土産を買うつもりです(アメリカ経済に貢献するつもりですよ~的な)」って正直に答えるんですけれど、全然納得してくれなくて焦りました。

 

 入国審査ではすんなりいったのに、職業とか、アメリカでの滞在先とか、執拗に質問されました。ちゃんとホテルや滞在先の情報は手元にあったので事なきを得ましたけど、私はああいうネイティブ英語って苦手でしてね、しかも相手はだんだん感情的になってくるのでこっちも緊張して頭が回らなくなってきます。で、フリーズしてしまっていると、私の着ているシャツに書いてある変な英語をネタにつまらないジョークとか言うのです。それもはっきりとは聞き取れないので反応しきれないでいると、仕舞いにはあからさまにイライラし始めて、「後回しにするから」と言ってパスポートを取り上げられました(涙)

 

 何であんなに怒りのエネルギーを出しまくるのかわからないですけれど、森先生は森先生で「君が緊張しているからそれに反応してるんだ」って私のせいにするのです(怒)

 

  彼女の代わりにこの人ぶっ殺してやろうかと思いました('ω')

 

ホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)にて

 

 で、数人の観光客を流したあとようやく気持ちが落ち着いたのか、その女性職員はようやく私達を通してくれました。

 

 ・・・のですが、この時取り上げられていたパスポートを返してもらうのを忘れてしまってですね、税関を出た後に気付いて焦りました!一度税関を抜けると元に戻れなくなるのです。

 

 しばらくしてその女性が慌ててパスポートを返しに追いかけて来てくれましたけれど、心臓に悪い・・・

 

ホノルルからフェニックス行きの飛行機に乗りかえます

 


離陸直後、空から見たホノルル

いつかハワイ旅行もしてみたい・・・

 

 さて、今回訪れたツーソンジェムショーって何なのかご存知ない方のために少しだけお話したいと思います。

 

 クリスタルショップの仕入れって、稀にその石が採れる現地に直接行く場合もありますけれど、通常はこうしたミネラルショーで買い付けてくることが普通です。メリットは、世界中から最新の石が集まってくるので一度に色んな種類の石をたくさん仕入れることができるってこと。

 

 日本国内でもそうしたショーはたくさん開催されていますよ。

 

 例えば―――

 

 

 このあたりのショーがわりと有名でおススメらしいです。(ツーソンジェムショー総合情報サイトさんによる)

 

 その他にも国際宝飾展とかミネラルマルシェ、石フリマ等々色々聞いたことがあるかと思いますが、こうしたところは卸売りはもちろんのこと一般の人も入れます。(※入場料が必要なことが多いです)

 

 私達も法人設立後は石のイベントではないですけれど癒しフェアなどのスピ系イベントに何度か出展させていただいたことがあります。いやー、その時の記憶もまた・・・大変だったんですよね・・。ですから、こうしたイベントに毎回出展される業者様には頭の下がる思いがいたします。。

 

 ツーソンミネラルジェムショーっていうのは世界でもっとも規模が大きく、また有名なショーです。会場は市内に50以上もあり、その一つ一つに無数の業者さんたちが集まり、何十何百ものブースを出展しています。


 会場は大小様々ですが、一日中歩き回ってもブースを全て見て回ることは出来ないくらいの大きな会場もあります。そんな会場が50以上もあるので、ショーの開催期間中ずっとツーソンに滞在していたとしても、全ての会場をくまなく見ることは出来ないでしょうね。

 

(続く)