いよいよアリゾナ州フェニックスに到着。ここからレンタカーを借りるのですが、レンタカー屋さんは空港内の列車(PHX スカイトレイン)を使って「レンタカーセンター」という駅に行かなければなりません。駅名通り、そこがレンタカーセンターでして、全てのレンタカー屋さんがそこに集められています。そのビル一棟そのままレンタカーの事務所と駐車場になっています。

 

 

 

 車の傷チェックとかもなしに「あの辺にあるテキトーな車使っていいですよ」ってな具合で、借りた車がこれです↓

 

 

 デカい!!しかし、たくさん石を買って帰るんだからこれくらいないとね。

 

 さて、外国での運転と言えばよみがえるのがこの記憶・・・↓

 

 

 

 トラウマを解消するのが我々の仕事なのに、なぜかこの仕事でトラウマを作ってしまったという・・・なんか理不尽な思いがいたします(;^ω^) とはいえ、今回はオートマです。左ハンドル左側通行はイタリアと変わりませんが、オートマかミッションかでは大違い(^_-)-☆

 

 空港を出発して、ツーソンまで高速を一本道のはずが、最初の高速乗り場が工事か何かで封鎖!仕方なくそれらしい方向へ車を走らせるのですが、ナビは何度もその封鎖された入口へ案内しようとします。

 

 カッシアへ行くはずが何度もローマに戻された、あの時のトラウマがよみがえります。いやいや、こんなことで焦ってはいかん。もっと遠くへ走らせて別の入り口を探すぞ、と思って何度か試し、ようやく封鎖された入口ではない別の場所から乗ることができました。

 

 

これも何かの妨害??先行き怪しい‥・・

 

 

 ツーソンの宿に着いたのは夜12時少し前でした。受付は見るからに人相の悪いチンピラみたいな男性。マスクをして窓口からほんの僅かしか隙間をあけずに話をします。こちらから窓が開けられないように、後ろからつっかえ棒までしています。防犯のためというより、私達を病原菌扱いしているような印象を受けました。

 

 ツーソンって田舎なんだなと思いました。そういえばフェニックスのレンタカー屋でも同じ扱いを受けました。マスクをして受付の椅子に深く座って、小声でボソボソ言うから、何ゆってんだかさっぱりわからなかったです。

 

 私はエクスペディアを通じて予約していたので、予約票をプリントアウトしたものを見せました。しかし「そんな予約はない」と言って冷たくその紙を投げ返し、窓をぴしゃっと閉めてしまいます。「そんなはずはない、ちゃんと確認して」というと、ようやくノートパソコンを調べ、画面を見せてくれました。 

 

 

そこには赤い文字で「cancelled」の表示が!!

 

 

 「部屋は空いてないんですか?」と聞くと、「空いている」と言います。でも「どうしても泊りたければ予約の時の3倍の料金をよこせ」というのです!

 

 「ああ、こういうやり方なのね」・・と私達は理解しました。こんな安宿に予約なんかした私達が(ってか私が)悪いんです・・・

 

 その時点でもう既に夜中の12時。他に泊る場所を探すのも無理です。ましてやこんな気味の悪いボッタくり宿にとまるのはもっと嫌。仕方なく近所のショッピングセンターに車を停めて車中泊を始めたのですが、怪しい人影が車の周りを偵察するかのように徘徊し始めたのです。

 

 怖くなって移動し、翌日見て回る予定の会場付近にある公園に車を停め、しばらく誰もついてこないのを確認し、そこで夜を明かしたのです。

 

 

森先生は「キミのせいだ、キミのせいだ」ばかり言って、嘆いています('Д')

 

本当に大人気(おとなげ)ないです(-"-)

 

何が起きてるのかチャネリングもしてくれません(-_-;)

 

そしてめっちゃ不貞腐れています(;^ω^)

 

 

 でもチャネリングしてもらうまでもなく私にはわかっていました。これは悪魔側からの妨害です。いつも森先生にメール等で嫌がらせをしてくる、ある一人の昔のクライアントさんが、その時ひっきりなしに嫌がらせメールを送ってきていたからです。

 

 どういうことかというと、悪魔は彼を使って私達を妨害しようとしているのです。私達が楽しんでいたり、これから何か幸運が訪れたり、どこかのクリアリングや誰かの霊性向上に大きく貢献するようなことをしようとすると、そうやってあからさまに妨害しようとするのです。

 

 悪魔って天使と鏡合わせですから、何もかもが正反対です。太陽が照らせば照らすほどに足元に出来る影が濃くなるように、これから訪れる幸運や貢献の大きさに比例して悪魔からの嫌がらせも大きくなるのです。

 

 変な話ですけれど、「影」って必ずできますよね?太陽が照っていれば必ず出ますよね?今日は影お休みしま~す、サボりま~す、いつもより濃かったり薄かったり、ちょっとテキトーな影にしときま~すってことは決してありません。自然の摂理としてそうあるからです。

 

 それと同じように悪魔もお休みすることがありません。本当に愚直なまでに丁寧にその役目を果たそうとします。

 

 悪魔にとり憑かれてしまった昔のその男性クライアントさんですが、彼が森先生に嫌がらせをするその頻度について、私達はすごく重視しています。つまりその方から嫌がらせを受ければ受けるほど、今私達がどれほど幸運に恵まれているか、これからどれほどいいことが訪れるかが如実に分かるということなのです。本当にキレイに比例します。

 

 同じように、今現在好意的なお客様で悪魔と親和性の強い方などからもsosの連絡を頂いたりします。こうした現象も、私達の幸運や貢献に比例して緊急連絡が多くなります。そうしたことも「悪魔が妨害しようとしているサイン」=「今私達がどれほど祝福を受けているかというサイン」として私達は重視しています。

 

 ※悪魔の習性についてはこうした記事もご参考にしてください↓

 

 

 

 悪魔は悪魔で役割があり、立派に存在意義があります。ですから奴らには少しくらいそうしたガス抜きをさせておけばいいのです。あまり潔癖症のようにそうしたちょっとした不運や不幸を避けようとすると、きっと大きなしっぺ返しを食らうことになるでしょう。これがもし事故に遭ったり病気だったりしたら大変なことです。こんな小さなガス抜き程度で済んでいるのは、本当にありがたいことです。私はこのことに心から感謝しています。

 

 森先生に嫌がらせをするその彼ですが、正直いうと彼にはずっとそのままでいてもらった方が、(つまりこのままじゃんじゃん嫌がらせをしてくれた方が)私達にとっては好都合です。でもきっと彼は苦しいはず。そして、悪魔に使われるということは本来天使やアセンデッドマスター、神々の使いにもなれるということですから、その素晴らしい資質がもったいないなとも思うのです。

 

 そんなことを森先生とお話しながら、車の中でツーソン一日目の夜が明けるのを待ちました。

 

(続く)