※写真はFacebookより

 

 カーサへ来て意識指数を下げてしまった人たちも、最終日には何事もなかったかのように元の意識指数に戻りました。

 

 戻ったのですが・・・カーサ滞在中の進歩は「なし」という厳しい結果でした。

 

 そのことを報告するのは本当に辛かったです。しかし真実なので仕方ありません。

 

 対照的に、その他の人達は概ね大きな成長を遂げることが出来ました。ツアー中体調が悪かった人ほど大きく成長しています。

 

 そして、メンバーの中からまた一人、5次元から6次元へのアセンションを完了した人が現れました。ここはカーサとはいえ、たった2週間で意識指数が上がるということ自体がすごいことなのですが、こうして次元を跨ぐというのは一生のうちにそう何度もないことですからね。

 

 そして・・・・そしてついに!!!

 

 6次元から7次元(意識指数900以上)へアセンションを完了させた方が現れました!!森先生の開発したアルクトゥルスの新施術(もう書籍の中でその名前を発表しておりますのでここにも書かせていただきますが)天翔神翼 を受けられた方で、初めて「覚醒」と呼ばれる状態に至った人が現れたということです。覚醒を目指す施術ではありますが、本当に覚醒に至ったのはこれが初めてのことです。

 

 今回のツアーでは、エンチダージはこのコントラストを演出したかったのではないかな、と私は思うのです。

 

 「自分が成長して意識指数をあげたい」は良しとして、「一番になりたい」「あの人よりもこの人よりも」・・・といった、願い事や期待に、エンチダージは決して応えてはくれません。それは条件付きの愛を欲しているだけだからだ、というのは以前にお話しした通りです。

 

 今日お話ししたいのは、そういう他者と比較するような願望には重大な欠陥があるというもう一つの側面です。

 

 一番になりたい、あの人よりも、この人よりも・・・といった願い事のあり方は、基本的に 呪い だということです。

 

 

 私は一番になりたい、一番になれますように

 

 = 他の人は皆私以下であって欲しい、皆私以下のままでありますように

 

 あの人よりもこの人よりも、いい成績が出せますように

 

 = あの人もこの人も、私より成績が悪いままでありますように

 

 

 ・・・・違いますか?

 

 だから「ツアーメンバ―の中で誰よりも一番でありたい」といった願望を誰かが抱いていたとしたら、それはツアー全体に呪いがかけられていたということです。

 

 自己愛性パーソナリティの傾向にある人は基本的に嫉妬深いです。特に「羨望(せんぼう)」といって、自分よりも優れていると認めざるを得ない他者の才能への渇望、ないしはその他者がそれを失うことへの強い願望があるのです。(つまり他者の不幸を願うということですよね。)これは強烈で破壊的なエネルギーとなります。

 

 

これで皆さん、ツアー中に何が起きていたかおわかりですよね?

 

どうして体調の悪かった人ほど意識指数が伸びたのか、ということも。

 

 

 

※写真はgoogleより

 

 タイガーウッズは対戦相手のパット中に「入れ」と念じるのだそうです。自分が成功したいがために、他人の失敗を祈ったり期待したりした経験があるという方は少なくないかもしれませんが、しかしそれでは自らの成功などとても期待できないということをタイガーウッズは知っていました。

 

 タイガーウッズは、

 

 『入るな』、と思うと、そこからマイナスの戦いが始まる。もし「入るな!」と念じてパットが入った場合、私は落胆することになります。すると、次のプレーもその落胆を引きずって戦わなければいけなくなります。

 

 反対に、私が「入れ!」と念じて、相手が外せば、何も問題はありません。また、「入れ!」と念じて、パットが入ったとしても、私は落胆することはなく、次のプレーもポジティブに臨むことができる、というわけです。

 

 と言ったそうです。

 

 つまり――――、

 

「他人が失敗することにより自分に利益がある場合に、他人の失敗を祈ってはならず、むしろ他人の成功を祈るべきだ」

 

 ・・・ということを言っているのです。

 

 自分の成功のみならず、他者の成功をも心から願うことができていたら、自分の霊的成長に繋がったのではないかと思います。しかし人の失敗を願うような心根ではそれ自体が自分自身の霊的成長を妨げますし、結局はエゴにとって都合の悪い現実(自分が失敗を願った相手の方が自分よりも成功するということ)を引き寄せるということです。

 

 今現在思ったよりも意識指数が伸びないこと、一番になれないこと、誰かと比べて自分の方が霊的に劣っているという現実、――わざとこういうイジワルな言い方をさせていただきますが――、まずはその現実をそのまま受けとめて欲しいと思います。そしてそういう惨めで恰好悪い自分もまた私なのだと、認め、受け入れ、愛しなさいというのが、今回のツアーで彼女らに与えられた宿題なのだと思います。

 

 あの赤松瞳氏は演技性パーソナリティ障害といって自己愛性とは少し違うのですけれど、彼女はおそらく自分が有能な霊能者であるという妄想を現実化しようとカーサに入り浸っていました。自己愛性と同じように、人から注目されること、賞賛や尊敬を浴びることを彼女は欲していたのです。

 

 しかし、エンチダージは絶対に彼女のそうしたエゴの願いには応えませんでした。その代わり、無条件の愛を一生懸命彼女に送っていました。それこそ、誰もが本当に望んでいるものだからです。しかし彼女はいつまでたってもそれを理解しませんでした。そして、ついに人生の残り時間がなくなってしまったのです。

 

 自己愛性パーソナリティ障害は珍しいものではありません。日本国民一億総自己愛性パーソナリティ障害だといっても過言ではないくらい、現代においては一般的な話です。誰でもそうした一面は心の中に持っているということです。

 

 2019年7月のツアーも今回と同じように大勢の参加者がいらしたツアーでしたが、家族で訪れた方々と病気でいらした方を除いて、東京組はほとんど皆、深刻な自己愛性パーソナリティ障害だったことが、今になってわかっています。皆、カーサを足蹴にしてそれぞれ抱える妄想の世界に旅立っていかれましたけれど―――

 

 今回のツアーメンバーだけはどうしてもこの課題を克服し、卒業していただきたい、私はそのように思っております!!

 

 今回のことで、意識指数の伸びなかった方は今後のツアー参加に及び腰です。「カーサに行けば、意識指数が伸びると思っていたのに・・」とおっしゃいます。私はそれを聞いて、まだ全然わかっておられないなあ、と残念に思いました。

 

 霊的成長をするかしないかはカーサがどうのこうのではなく、あくまでも本人の取り組み次第です。意識指数が伸びない原因はカーサという「外側」ではなくもちろん本人の「内側」にあるということです。

 

 そんなあなたに私はこう言いたい!

 

 

 

 今和泉のことは嫌いでも・・・

 

※写真はgoogleより

 

・・・・・

 

 

カーサのことは嫌いにならないでくだキャッ!!

 

※写真はgoogleより

(続く)