つづきだよ★
※画像は全てお借りしたものです。
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ジュリアの家を後にすると2人は助けを呼ぶことに。とりあえずモーテルへご帰宅。
……と、そこにはカスティエルが。
S「呼ぼうと思ってたんだ」
(助けってキャスのことだったのね(≧▽≦)
C「子供を見つけたな」
D「ああ。見つけたけどどーすればいい?」
(どーすればいい?ってお兄ちゃん、キャスを頼りにしてるのがダダ漏れやん(ㆁωㆁ*)
C「殺せ」
D「……………」
S「……………」
C「……………」
D「………おいっ……」
一瞬何かの冗談と思っていたディーンもキャスの真剣な顔に本気だと分かり思わず声を上げる。
C「半分は人間の血が流れている。だが悪魔より強力だ。こういう子はカンビオンと呼ばれるが、最も有名な呼び名はそう……アンチクライストだ」
(へぇ~~~そうなのか(๑•̀ㅁ•́๑)✧
そこまで言い終えるとキャスはイスに腰を下ろした。
と同時に盛大なオナラ音が‼
(えっ……天使がオナラ??Σ(゚Д゚)
C「……………????」
S「……………………」
C「……………………」
D「……………………」
事情を察したサムはまた呆れ顔でディーンを見た。
(そういやあの店で購入してたっけ、ブーブークッション(;一_一)
C「私ではないっ」
(ぶっ………………か、可愛い(ノ´∀`*)
そう言って仕込まれていたブーブークッションをお尻の下から抜いた。
D「誰が置いたんだろう」
(アナタです(´-﹏-`;)ヤレヤレ…)
C「…………………………………………」
(この顔……キャスも誰が犯人分かってるよ(;^ω^)
S「つまりジェシーはルシファーの子供なのか⁉」
C「ヤツの子供じゃない。君達の聖書は間違いが多い。アンチクライストの親は普通の悪魔でルシファーではない」
(普通の悪魔って………(@_@;)
D「……………」
S「……………」
C「だがあの子の力は強力な武器だ。天界に大きな脅威をもたらす」
D「ジェシーが悪魔の武器ならなんで田舎町に置いておくんだ?」
C「悪魔はあの子を血まなこになって捜しているが見つけられない」
D「見つけられないって?」
C「あの子の力だよ。悪魔や天使から身を隠す力を持っている。…今はな」
自分でバリアする力があるなら問題ないとディーンは言うけれどそう単純な話ではないらしい。
ルシファーの復活でジェシーの力はパワーアップしている。今はオモチャを動かす程度で済んでいるが、それ以上の発揮するのは時間の問題だとキャス。
D「…………」
C「その力が悪魔を引き付ける。連中は必ずあの子を見つけ出す」
S「…………」
C「そしてルシファーが悪の道へと誘うだろう。あの子の力ならいとも簡単に神の部隊を壊滅出来るんだ」
(そっ…そんなに??( •̀ㅁ•́;)
D「待てよ!あんな幼い子が天使を一掃する核爆弾なのか?」
C「だから殺さねばならない」
D「…………」
C「…………」
S「…………駄目だっ‼」
サムは椅子から思わず立ち上がり続ける。
S「僕らにも出来ない事がある。子供は殺さないっ」
それを聞いたキャスも立ち上がり言った。
C「殺せない?一年前の君はこの戦争に勝つためなら何でもしたじゃないかっ」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190213/23/hinamatsuri53/1f/f4/j/o0320018014355728237.jpg?caw=800)
(ぎゃー痛いとこ突くよねぇ、キャスも(・.・;)ディーンよりルビーを選んだ事を言ってるのよね(・.・;)
S「あの時の僕じゃないっ」
C「………」
S「………」
二人の睨み合いにディーンが割って入る。
D「いいよ。な、俺達はジェシーを殺さない」
キャスはまだサムをキッと睨んだままだ。
D「分かったな?」
今度はディーンを睨むキャス。
D「だがあの子の事情を知ったからには放っておけない。ボビーに預けるよ。安心だろ?」
S「…………………………」
C「では拉致するのか?あの子は今幸せに暮らしているからイタズラ位で済んでるが怒りだしたら想像も出来ない事をしでかすんだっ‼」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190213/23/hinamatsuri53/7e/22/j/o0320018214355728247.jpg?caw=800)
D「………………」
C「第一、どうやって捕まえる⁉念じただけで地球の裏側まで行けるんだぞ⁉」
D&S「……………」
D「……なら彼に…」
S「ジェシーに本当の事を話す」
ディーンが言い終える前にサムが続けた。
同じ州に住むジェシーの元へ向かった。
夜。
ジェシーは喉が渇いたようで水を飲みに1階へ。
グラスを手に寝室へ戻ろうとするが何か不穏な気配を感じる。
ふと立ち止まった瞬間、視界に入ったのはキャスだった。驚きのあまりグラスを落としてしまう。
J「…………………!!」
C「何もしないよ。怖がらなくていい」
(いや、アンタ後ろに剣隠してるし(ㆀ˘・з・˘)する気満々じゃん‼)
ジェシーは大声を出すが両親はキャスに眠らされていて届かない。ユックリと近付いていくキャス。
ジェシーは怖くて思わず後ずさる。
J「っ…………………………」
C「………許してくれ」
そう呟くと持っていた剣を振り下ろした。
バンっ‼‼
その時、ドアが勢いよく開いた。
ディーン達だった。
そこには固まったままのジェシーが一人。
(えっ、キャスはどこへ行った??( •̀ㅁ•́;)( •̀ㅁ•́;)( •̀ㅁ•́;)( •̀ㅁ•́;)
D「男が来たろ⁉ほらっ、トレンチコートの……」
ジェシーは無言のまま視線を下へと向けた。
D「……………????」
D&S「!!??」
(は?( •̀ㅁ•́;)
なんじゃ、こりゃ⁉(; ・`д・´)
ディーンはフィギュアになったキャスをそっと手にとる。
驚きを隠せない二人なのだった。
(ぎゃー、キャスが人形になっちゃった(@_@;)
その4につづく★