ゲルソン療法(星野式ゲルソン療法) | 乳がんになりました

乳がんになりました

35歳、妊活中にHER2陽性乳がんになりました
温存手術→化学療法→放射線→分子標的薬→卒業
治療中は食事療法・代替医療を平行していました。
今のところ再発なし。

私が実践している食事療法①

どちらも癌患者さんには結構有名な食事療法のようです。
個人的に、食事療法は治療のなかで一番大事だと思っています。

癌になるということは、癌体質ということ。

この癌体質を治さなければ、治癒しないと考えています。

そして、体質を変えるのに大切なのは食生活!



【ゲルソン療法】

ゲルソン療法は、ドイツの医学博士マックス・ゲルソンが開発した、欧米で
盛んな食事療法。
人間の自然治癒力を高めることを目的としています。

●6つの基本●
1.無食塩
2.油脂類と動物性蛋白質の制限
3.大量かつ多種類の野菜ジュース
4.1日数回のコーヒー浣腸
5.アルコール、カフェイン、たばこ、精製された砂糖、
人工的食品添加物(着色、保存剤)などの禁止
6.芋類、未精白の麦類(オートミール)、玄米、胚芽米、
全粒粉などの炭水化物、豆類、新鮮な野菜や果物(国産)、
乾燥プルーンなど中心とした食事

※ヒナはコーヒー浣腸はやってません(^-^;


普段の食事と比較して見ると、食べられないものだらけ!
はやくも心がくじけそうになりませんか?

このゲルソン療法をもっと実践しやすくしたのが「星野式ゲルソン療法」です。
ゲルソン療法をアレンジし、大腸がんを克服した福島県立医科大学の
星野仁彦教授が編み出した食事療法です。


【星野式ゲルソン療法】

●5つの基本●
1.無塩食(塩分をできるだけ省いた食事)
塩、しょうゆ、ソース、みそなどの塩分を含むものを省き、減塩しょうゆ、
レモン、酢、ニンニク、ハチミツなどで味付けする。

2.動物性たんぱく質と脂肪の摂取を控える。
すべての油と、肉類、魚介類、乳製品、卵を抜きます。タンパク質はできる
だけ納豆、豆腐、豆乳、グルテン等の植物性タンパク質から摂取します。

3.アルコールやカフェインなどの摂取はしない。

タバコや人工的食品添加物である着色料、保存料などは厳禁です。

4.大量かつ他種類の野菜ジュースを摂ります。

ニンジン、リンゴ、レモン、じゃがいも、キャベツ、季節の青菜などの野菜
ジュースを1回約300ミリリットル、1日3回以上飲みます。野菜はでき
るだけ、無農薬や有機栽培で作られたものを使います。

5.イモ類、未精白の穀物(玄米、胚芽米、全粒粉)などの炭水化物、新鮮な野

菜や果物、豆類、海草類を中心とした食事をします。



どちらも野菜ジュースを除くと、マクロビに似たものがありますね。
具体的な実践方法は調べてみてください。

わたしが個人的にお世話になっている、統合医療の思想を持つ
クリニックの先生の勧める食事療法だと、新鮮な白身魚は
OKなので、たまに白身魚を食べています。
(体質的に植物性タンパク質だけでは、十分に摂取出来ない人も
いるんじゃないかと思います)
この先生もご自身が癌になり、ゲルソン療法を実践して、再発・転移は
ないそうです。

ちなみに私の食生活は・・・この食事療法を実践しつつ、みっちり厳密
にはやっていません。
数年単位で長く続けなくてはいけない(もしかすると一生)ことなので
できる範囲でやっています。
根を詰めてストレスになったら意味ないですしね。


野菜ジュースは1日700ml程度だし
ドレッシングは少なめの分量で市販のを使ってしまったり
たまにおうどん食べちゃったり
たまにうなぎ食べちゃったり・・(笑)

でも旦那チェックが入るので、大きく踏み外すことはできません(^-^;


どんなことにも言えることですが、この食事療法も賛否両論あります。

体質的に合わない可能性もあります。

興味がある方は、情報をきちんと集めて、自己判断で行ってくださいね。




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