初回の検査前に準備したいもの | 乳がんになりました

乳がんになりました

35歳、妊活中にHER2陽性乳がんになりました
温存手術→化学療法→放射線→分子標的薬→卒業
治療中は食事療法・代替医療を平行していました。
今のところ再発なし。

しこりの検査を初めて受けるとき、乳がんに関する知識は
ほとんどゼロの状態で行きました。
いろいろ知識を持ったいま、当時を振り返り、
「準備しておけばよかった」
と思うことを挙げておきます。


●万が一乳がんだった場合、もしくはさらに精密検査を
受けることになった場合、かかりたい病院をあらかじめ
調べて決めておく。

これ、とても大事です。
クリニックではマンモとエコーしかやらないため、それ以上の
検査は大きな病院に紹介状を書いてまわされることになります。
その場で「じゃあどこがいい?」と言われます(^-^;
私はこの準備をしていなかったために、大失敗しました。

●病院選定のポイント

・マンモトーム生検をやっているところかどうか
・口コミや知人の情報
・日本乳癌学会認定施設か
【日本乳癌学会】
http://www.jbcs.gr.jp/people/people_gl.html
・乳がん治療ランキングを調べる
・通いやすいところかどうか

・・など


最初の検査を、クリニックではなく、大学病院などの
大きな病院に行くのも手ですが、それぞれメリット・
デメリットがあります。

クリニックはすぐに検査(マンモ・エコー・触診など)できます。
検査技師さんの対応も、経験上断然いいです。
ただしクリニック選びを間違うと、本当は悪性なのに良性と判断される、
見落とされる、などが珍しくないようです。
これは乳腺専門医がいるところを選べば問題ないと思います。たぶん。

大学病院などは、検査するのに時間がかかります。
検査技師さんの対応も親切とは言いがたいです。
判定を間違うようなエラーはほとんどないと思います。
ただ、こちらも病院選びを間違うと、生検しても空振り(対象の細胞を
取れない)して正しい判定が出ない可能性があります。
マンモトーム生検やエコーを見ながら針生検するところであれば
問題ないと思います。
(目視だけで針生検を行うところは空振りの危険性があります)
あと費用の面で言うと、大学病院などは最近紹介状がない場合
特別料金4,000円を別途請求されます。

とにかく、「万が一」のために情報をきちんと集めて病院を
決めておくことが、その万が一になってしまったときに
大きく影響します。



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