2025年、秋、10月。
カラスがうるさい。
このカラスは、大陸から渡ってくる、ミヤマガラス。


普段は、ハシブトガラスとハシボソガラスしか居ないのだけれどね。
この季節になると、大陸から、ミヤマガラスの群が渡ってくる。
もう20年近く、毎年カラスは見てきている。
カラスの種類は、大体分かるようにはなってきた。
見た目も違うし、それに行動が違うから、すぐに分かる。
ミヤマガラス、毎年渡ってくるが、今年は少し早いようです。
すぐに、西から東に渡って行くが、餌は食べるから、うるさい。
迷惑です。
私らは、団塊の世代。
私の父は、戦争中、兵隊だった。
終戦時は、父は広島の師団に所属していた。
原爆投下のその日は、島根県の浜田市に出張中だった。
翌日、帰隊したらしいが、戦友が銃剣術の防具を着たまま死んでいた。
また、昨日まで将棋を指していた仲間が、血を吐いて死んだらしい。
死体に、ガソリンを撒いて焼いたとか言っていたが、あまりその当時のことは語らなかった。
神様の義父も台湾に住んでいたが、台湾沖航空戦で爆撃を受け九死に一生を得たらしい。
小学校時代の友達の家でも、父親たちの話を聞いた。
中国戦線で、クリークの中で、中国兵と出くわし、素手で敵兵を殺した。
ソロモン海海戦で、戦艦霧島か比叡か忘れたが、沈没するときに舳先にとりついて、九死に一生を得たなど…
ただ、言えることは、父親たちは多くは語らない。
語ったところで、小学生の私らには、理解できない。
この辺りは、子供たちの世代がまとめるしかないのだろう。
戦後80年、私ら子供の世代は、戦争を体験しないですみそうである。
これは、幸せなことなのだろう。
アジアの情勢が急速に変化しないかぎり、大丈夫だろう。