☆バランスよく立つために☆
足裏は大切なセンサーです。
立つ時、座っている時、足裏を信頼していますか?
信頼して全体重を預けていますか?
体重が足裏に落ちる前に体の中で引き留めようという上向きの力みはありませんか?
それが肩や首などの力みだったりするのです。
バレエやピラティスではお腹の引き上げをよく意識するのですが、アレクサンダーテクニーク的には「それすらも要らない」。
頭は上に上がっていて欲しいけれど、それ以下の体重は全て真下に落ち、足裏へ行く。
「頭と足裏が平行に前へ進んでいる感じで歩く」のです。
真ん中はリラックス。
ボディワークにはそれぞれに考え方と理論があって、一理あります。
お客様の心身の癖や状態に応じてどの考え方に重きを置いてアドバイスするかが変わります。
さて、足裏。
足裏が床を信頼していないと、指が反ったり曲がったりして、そのつもりはなくても足が床から浮きたがっているような足になります。
片足立ちバランスがやけにぐらつく場合はその可能性もあります。
精神的にも「こうしなければ。自分で頑張らねば。あまり人に頼れない、信頼しきれない。」そういう意識で頑張っている人は足指が浮いていたり、地から浮く方向に力みがあります。
堂々として、自信と信頼にあふれている人は、地に足がついていて、安定してどっしりと立つ傾向があります。
体が心を表すのは不思議なものです。
整体師
インストラクター美宅玲子ホームページ http://mitakureiko.com