東洋医学の話・実証虚証 | 姿勢から美と健康を引き出す 美宅玲子のブログ

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ヨガ・ピラティスをきっかけに心の病・摂食障害を克服。
心身の健康を目指す方への日常的なヒントになるインストラクターのブログです。


西洋医学が身体の局所の病巣を見つけてポイントを絞ってやっつけていくのに対して、東洋医学では心身一体ととらえ、病気の症状そのものよりも体質や症状の出方から処方をします。
 
 
例えば肩コリと風邪など、違う症状であっても体質が同じ人には同じ処方がされることがあります。同じ症状でも体質が違えば薬が変わるのです。
 
 
東洋医学(中医学)でいう体質の分類方法の一つである、「虚実」を挙げてみますひらめき電球
 
 
ドキドキ実証ドキドキ
 
体格が筋肉質で顔色が良く、つやと張りがあり、活発で食べる量が多く早く、胃腸が丈夫で過食や空腹に強い。便秘気味であることも。
 
 
ドキドキ虚証ドキドキ
 
体格は痩せ型で顔色が悪く乾いて弾力がなく、消極的で疲れやすく、食事は量が少なく食べるのが遅く、胃腸が弱く過食や空腹に耐えられない。下痢傾向である。
 
 
一見実証の方が健康であるように思えますが、実証の人はストレスや老廃物などを溜め込みやすい傾向があります。体力があって、無理をしてバタッと倒れてしまうことがあります。
 
 
虚証の人は自分の不調に気づきやすく無理をしない傾向があります。
どちらにも偏り過ぎず、中庸に保つのが良いと言われていますキラキラヨガもそうですキラキラ
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