入院して3〜4日目辺りの事。
仕事をしていると病院から連絡が。
ギプス固定では、どうしても骨がずれてしまうので手術をして金具で固定したい。今日は祖父母が付き添いしているが、親の同意が必要なので病院に来て欲しい。
という内容でした。
仕事を早退して病院へ。
色んな書類にサインして、また全身麻酔で手術になった。
術後はまた水、水と泣き叫ぶ上の子。
「まだ水は飲めないよ…」
「お母さん嫌い」
というのが繰り返された…
また、術後の足の様子もなかなか衝撃だった。↓
骨にボルトを入れて、外側から固定している。
子供で骨が成長するから、大人みたいに体内で固定する事がないのでしょう。
子供は泣き叫び、足の様子も見て。看護師だから見慣れてるけど、その姿に母としても少なからずショックを受けている中。
加害者側のB保険会社から電話がかかってきた。そしてその内容は、さらに私に追い打ちをかける。
B「うちの保険が使えなくなった。事故で保険を使う時に、自分も5割以上（だったかな？）は非があると認めないと保険は使えないんです。加害者は自分は悪くないと。なのでとりあえず費用はそちらで負担して頂くことになる」
…何を言ってるのか分かりません。
自賠責も入っていて。
そこそこ大手の任意保険も入っていて。
なのに保険が使えない？？
車対人の事故で、自分は悪くない？
仮にそうだとしても、「車」というだけで武器みたいなものだから、車が立場が悪くなるという位の知識は、私にだってある。
子供は泣き叫んでいる。
とりあえずB保険会社に術後なんだと事情を話して、改めて電話をする事にした。
次に電話をしたのは旦那さんからB保険会社へ。この時の通話は通話録音機能を使ったので、1つの証拠となった。
概ねさっき聞いた事と同じ内容。
さらには、
B保険会社としては、加害者にある程度非があると認めないと保険が使えなくなるから、金銭面でも私達を困らせる事も伝えたけど、それでいいと言われたと。
こうなると立場上、どうしてもB会社は動けない。裁判を起こしてくれた方が良いと。
加害者は私には電話で、保険に入っているから精一杯対応すると言っていたのに。これか。
内心は被害者だとしか思ってなかったのか。
旦那から聞いた話では、入院当日、私が子に付き添っている間に自宅へ挨拶に来たと。
お見舞いの品は量販店のシュークリームが10個。
シュークリーム…
日持ちしない…
足が不自然な方向に向いてたから、入院する事くらい想像できるだろうに。
入院でバタつく私達が、その日に賞味期限が切れるシュークリームを口にできると思うのか…？
当然上の子の口に入る事もなく、私達も食べきれず一部廃棄。（今思えば凍らせておけば良かった）
とにかくお見舞いの品セレクトも、なんでこれ？だし、この時点で特に謝罪もないし、色々あれ？と思ったと。
そして連絡先交換のために加害者がスマホを開いた時、上の子と同じ位の年の、孫と思われる写真が見えたと。
なのに、気持ちがわからないのか？
自分達に非がないと…
しかも、この加害者はご近所さんだったりする。
面識はなかったけど、お互い一軒家で、今後も地域に根ざすことが容易に想像つく。
なのにこの態度か…
後々考えると、車対人で、入院していての事故で保険を使わないとかあり得なくて。
しかも車対人なら、確率的に車に不利なのは容易に想像できる。
それなら保険のプロであるB保険会社が、バカ正直に「自分に非がないと…」とか言わずに上手に加害者に説明したら、加害者もとりあえず保険使っておこうとなったんじゃないかと。
その方が私達の心証もマシになるから不利にならないでしょう？
とにかくこの時は、保険会社よりは加害者に怒り心頭。
というか混乱していました。