■麦刈り
刈り取っている大麦の品種は「はるしずく」。 焼酎などの原料になるようです。
麦わらの処理は農家からの希望で、麦わらの状態または麦わらを切断してコンバインから排出されます。
麦わらは、自家用として家庭菜園で使ったり、畜産農家が集めにきて家畜の敷き藁にするようです(巨大なロール状にして持ち帰ります/赤矢印)。 また、切断された麦わら(黄矢印)は有機物として圃場にすき込まれます。
■故 障
古いコンバインなので故障することもありますが、機械好きのTo氏のお兄さんは故障しても自分で直していきます。 15日は昼前に刈り取りの歯の切れが悪くなり、予備の歯と交換。 午後には倒れた麦を起こす部分のベルトが切れましたが、もう一台のコンバインから一時的にベルトを外してきて取り換えて作業継続。 いちいち修理業者を呼んでいたのでは費用もかかり、麦刈り作業が遅れてしまいます。
それにしても、倒れている麦を起こすコンバインのメカニズムには感心します
■雑 草
管理の悪い麦畑では、時々、コンバインがストップします。 ヤエムグラなどの雑草が麦にからまり、雑草量が多いと刈り取り部に絡みついて麦がうまく脱穀部に流れなくなるためです。
圃場の管理は、農家により千差万別。 除草剤を使ってほとんど草の生えてない圃場もあれば、麦を作る気があるのか疑問になるような雑草いっぱいの圃場もあります。
■マルチ剥ぎ取り機
麦刈りをしていると、変わった機械に出くわします。 動画は隣の圃場で出会った、トウモロコシの[マルチ剥ぎ取り機]です。 小さなエンジンがついていて、マルチを巻き取りながらその力を利用して前に進んでいくので農家はまっすぐ進むように横について行くだけの楽な作業になります。 人力だけでは大変な作業ですが、少しでも楽をしたいというニーズが生んだ機械?。
最後はロール状に丸めたマルチを紐で縛って、集めて処分業者に渡します。
■井口天神社
17日の麦刈りは、白川を渡った井口の圃場がスタートでした。 圃場の横に社殿のない「井口天神社」がありました。
鳥居は東向きで、大きな楠が数本茂っており石碑の前は’しめ縄’で区切られた結界が設けてありました。 小さな説明書きがあり、小さな天神社の割には日本の天地創造の神々が御祭神として祀られていました。
暫くしておばあさんがサカキを手にしてやって来て、古いものと交換しお参りして帰っていきました。 落ち葉もなく掃き清められていたので地元の人が大切に管理している神社のようです。 日露戦役の紀念碑も横に建っています。
麦刈りをしていなかったら出会わなかった地元の小さな神社でした
そんなこんなで、色々なものに出会いながら麦刈りをやっています (=^・^=)
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