私の不思議な体験談 -4ページ目

私の不思議な体験談

アメリカに引っ越してきて、もう6年になる。 今までいろんなことがあったけど、まさかあんなことが起こるとは思ってもいなかった。

”私たちは、あなたに危害を与えるつもりはありません。こんな事故が起きてしまったのも私たちの不注意、申し訳ないと思っています。”
な、なんて謙虚なんでしょう、地球人がみんなこんな感じだったら良いのに。
その言葉に私は、”とんでもないです、不注意は私の方です。”と、言った。どうやら、ひいてしまった方の宇宙人が男性、ひいてない方が女性らしく、その女性の宇宙人が、”注意してても、これが先に飛び出した。車からは見える訳がない。”と、また謙虚に私をカバーしてくれた。 その後二人で宇宙人語で話し、女性の方が私にこう言った。
”大変面倒くさいことになりました。私たちは本来、人間に見られては行けない存在なのです。でも、起きてしまったことはしょうがありません、あなたには少々迷惑をかけるかもしれませんが、私たちを少しの間だけここにいさせてくれませんか?”
私はすごく混乱した。 だけどこんなに謙虚な宇宙人たちを追い出せる訳がない。でも旦那にはどういえば良い? ”今日宇宙人をひいちゃったから、元気になるまで家に泊めたい。”なんて言ったら絶対NOと言われるに違いない、っていうか、私の頭がおかしくなったと思われる。 それに、車で事故を起こしたことで怒られる。
その困っている私の顔を見て男性の方が、宇宙人語で女性に無理だろう、みたいな感じで話した。そして女性の方が、”お家に入れてとは言いません、ここで十分です。ことが解決したらすぐに出て行きます。” ガレージにこんな小さい二人をおいておくことなんて出来ない。寒いし、そんなの申し訳ない。”私たちは誰にも気づかれないようにしています。今、私たちがあなたに見られてしまった、しかも会話までもしてしまったとばれたら、お互いにとっても残念なことが起きてしまいます。”
とうとう来た。いくら謙虚な宇宙人でも、何もなかったことには出来ないらしい。一体誰にばれたらまずいのか、ばれたら何が起こるのか、全くわからないまま私は彼らをガレージに止めることにした。 幸運なことに、私たちがガレージを使うことは全くない、旦那には見つかることはないだろう。寒くはないかと聞いても、地球は暖かい、寝床はどうすると聞いても、私たちは寝ない、ただ私は誰にもばれないようにガレージを貸すだけで良い、と言われてしまい、そんなこんなで、 
私と宇宙人たちの不思議な生活が始まった。
 私がひいてしまった方の宇宙人がやっと元気っぽくなったらしく、もう片方の宇宙人が口を開けた。
 ”*&%!@~>+%@%” なんと言えば良いのか、結構高めの音で、“ビリビリテロレロパラララクィー” みたいな感じの言語とは言えないような機械 的な音が宇宙人の口から出て来た。全く意味もわからない音が二人の宇宙人で交わされ、何かを同意したのか二人とも私の方を見た。不思議とその時恐怖感はな く、なんだか二人が愛らしく見えて来た。 もう度胸は付いた、何をされても仕方がない。
 そんな私に宇宙人は、”English?" "日本語?” と、さっきの音とは違う、ちゃんとした声で話しかけた。なんてすごいんだ、私に合わせて話してくれるらしい。 驚いた私は、”I speak Japanese."と、とんでもないアホ発言をしたのにも関わらず、彼らは突っ込みもせず話し始めた。
でも、もし戻らなかったらもっとひどい仕打ちを受ける、逃げてもすぐに捕まってしまうだろう、と思い、すぐにガレージに戻った。 ドアを開けたら、いなく なってたらな~、ともちょっとお祈りしたけど、まだ宇宙人はいた。 ただ、少しだけ喜ばしいことに、さっきまで横になっていた宇宙人も起き上がっていた。  ちょっとふらふらしてる感じで、まだすぐには動けそうにはないけれど、私はすごく安心して、笑顔になっていた。 でも、今度こそ命はないとまた怖くなっ てくる、泣きたくなる、でも泣くとうとおしがられるので耐える、よけい分けがわからないまま震えていると、やっと宇宙人が行動を起こした。