【恋夢】切ない夜・・・14(再) | カンタ印  元気印

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日々の出来事、思った事などをとりとめもなく...

眠る雄輔を見ていた。

初めて雄輔に抱かれた日、寂しくて、辛くて、何もかも忘れたくて、めちゃくちゃにして欲しかったのに・・・。

雄輔・・優しかった。

雄輔に愛されてるんじゃないか?って、錯覚してしまうくらい・・・。

私に同情してくれただけなのにね・・・。

あの人を忘れたかっただけなのに、雄輔に抱かれて感じてしまった。 幸せだった。

「〈俺〉が欲しい?」と訊かれて、気づいた。 最後は・・雄輔を求めていた。

寂しさや辛さを忘れるだけなら、誰でもよかったハズなのに、何で雄輔だったんだろうね?

私・・雄輔の事・・好きになってた? でも・・言えないね。 こんな事・・・。

「・・ぅん・・サチ?・・・あれ?俺、寝てた?」 寝ぼけ顔の雄輔が可愛くて・・愛しい。

『ふふ・・。忙しかったから、疲れてたんじゃないの?(笑)』

「ちげ~よ!サチのせいだよ。サチが色っぽいから・・・つい(//・_・//)」

また・・・。そんな事、言わないで・・・。勘違いしてしまうから・・・。

『・・ねぇ、雄輔。 何で・・私の名前はカタカナなんだろうね?』

「?」 雄輔がきょとんとしている。

『・・何で?〈幸〉じゃないのかなぁ・・・』 声が震える。

「ば~か! つまんね~事、言ってんじゃね~よ! こっち来いよ」 雄輔が私の腕を引き寄せた。

雄輔の腕の中にすっぽりと包まれる。

「今日は朝までこうしててやっから、もうつまんね~事は考えんな」

『・・朝まで・・・?』

ずっと一緒にいたのは最初の時だけで、その後は遅くなっても、必ずそれぞれの家に帰っていた。

「・・ああ」 そう言う雄輔に、初めての時の夜のようにしがみついた。

もう何度、この腕に抱かれただろう? あと何度、この腕に抱かれるんだろう?

『雄輔・・・。また・・愛して・・・』

「・・・サチ・・?」

『・・雄輔が・・・欲しいの』 雄輔の身体に指を這わせた。

                                                        つづく