27年度第2回目姫路モノレール跡撤去工事 ~橋脚跡編~
どうもです。
今回は 前ブログ ~軌道桁編~ の続編、~橋脚跡編~ を書いてみます。
なので、当ブログを今回初めて読むぞ、という姫路モノレール跡好きさんは
前ブログ を先に読んでいただけると展開がわかりやすいかと思われます。
11月3日より、姫路モノレール跡とJR線とが交差しています所からの南側
「立建設」 さんの従業員用駐車場内にて、姫路モノレール跡の撤去工事が
行われている事は、前ブログ ~軌道桁~ でも書いてきました。
今回行われました撤去で、「立建設」 さん従業員用駐車場内にありました
5基の橋脚跡と、そられ橋脚跡を跨ぐ4本の軌道桁が撤去されました。
前ブログ にも書いていますように、4本の軌道桁は1日で下ろされましたが
5基の橋脚跡を撤去するのに、11月9日~15日の計7日間かかりました。
もちろん軌道桁も切断や搬出も加えると、数日かかっているのですが…。
2014年8月22日付け や 9月21日付けのブログ を読んでいただけると
わかりますように、橋脚跡を倒すには橋脚跡を上からクレーンで吊りもって
橋脚跡根元部分をワイヤーソーで切断して倒さなければなりません。
その点軌道桁の撤去は、軌道跡上部の走行レールが繋がっているものの
その上部のレールを切断すれば、橋脚間の1スパン分で途切れています。
11月2日付のブログ のように、前もって橋脚跡と軌道桁を固定しています
アンカーの縁切りをしておけば、後は吊り上げるだけで下ろせる訳です。
これまでに行われてきました、I 字型橋脚跡の切断の様子を見てきたところ
1基の橋脚跡切断時間は、準備込みで1時間半~2時間くらいでしょうか。
軌道桁を吊るには2台のクレーン車を要するものの、撤去にかかる時間は
橋脚跡の撤去に比べれば、切断がない分軌道桁の方が短くて済みます。
加えて橋脚跡の撤去時間と手間は、その切断回数に比例して上がります。
てなわけで今日の写真は
撮影日は画像右下に記載しています。
11月9日終業後に現場へ行くと、4基ありました I 字型のうち2基が倒され
そして1日とんでの11月11日には、I 字型の残りの2基が倒されてしまい
2日間で5基あるうち、T字型を除く I 字型4基が倒されてしまいました。
11月10日が抜けてるぞ?と思われたかもですが、10日に撤去されました
T字型橋脚跡の上部と、ワイヤーロープを通したであろう200mmの穴。
別の日の昼間に撮影しました、上部の軌道桁マウント部とアンカーボルト。
上部と書かれてもどこかわかりにくいと思いますので、T字型上部撤去前。
上部撤去後のT字型橋脚跡、まだこの後4つに分割されていきます。
まずはT字型横棒部の右側に、つっかえ棒?が何本も取り付けられて
翌12日の18時前に現場へ行くと、この日はまだ作業をされていました。
そして翌13日夕方には、T字型の横棒右部分が下ろされていました。
残り横棒部が均等に吊れるよう何度もワイヤーロープが掛け直されます。
この日の午前中は小雨が降るくらいでしたが、午後から本格的に降り出し
自分以外にあと1人知り合いのカメラさんがいて、傘を差しながらの撮影で
時々JR線の高架下へ非難をしますが、膝下はすでにずぶ濡れの状態。
16時過ぎ自分に所用があり一時現場を離脱、20分後に戻ってのしばらく
そして16時45分頃、ついに横棒部が吊り上げられ縦棒部から離れます。
工事関係者さんの話では、この横棒左部分が今回一番の難所だったらしく
下ろされてくると関係者さんたちの間で安堵のため息が漏れました。
その後クレーン車に吊った状態で重量を計測、計測の結果は33.5tでした。
そして最後残ったのは、T字型横棒部が取り除かれました元T字型橋脚跡。
この日の予定は、残っている橋脚跡の切断、撤去と全橋脚跡の搬出まで。
橋脚跡は全長7~8m、30tくらいなので、切断せずトレーラーへ積めます。
橋脚跡撤去やトレーラへ積み込み等、どんな作業をしているかわかるよう
作業項目や重量、橋脚跡の部位等を絵に書いた黒板といっしょに撮影。
こちら元T字型橋脚跡では、残り2回分の橋脚跡切断準備が進められます。
しかしながら、この日の自分は所用があり現場に10時過ぎまでしかおれず
T字型橋脚跡の完全撤去を聞いたのは、前ブログ 終盤に書きましたように
翌16日の夕方、駐車場を清掃されていました工事関係者さんからでした。
「船場川」 の水を汲み上げる関係者さんの足元にT字型橋脚跡の痕跡が。
橋脚跡のあった所は埋め戻されていますが、地面から少し見えています。
前ブログ での軌道桁編に続きまして、今回は橋脚跡編を書いてきましたが
通常の I 字型橋脚跡に比べ、太く特殊な形のT字型橋脚跡の撤去は困難で
撤去に要する時間も手間も I 字型橋脚跡の何倍もかかる事がわかります。
通常 I 字型1基分の重量は約30t、それに比べ太いT字型橋脚跡の重量は
4分割されたパーツ1つが30tくらいもあって、合計120tにもなりますから。
そして来年1月~2月は、10月19日付けのブログ にて書いていますように
27年度第3回目の姫路モノレール跡撤去が行われる予定となっています。
撤去される予定箇所は、10月19日付けのブログ にて書いていますように
「MANIX」 さん駐車場横にあります橋脚跡1基、それにかかる軌道桁2本。
それと 「月見橋」 の前、「船場川」 の中に残っています背の高い橋脚跡が
姫路市が撤去対象としている箇所となっています。( 今のところの予定 )
あの 「船場川」 の中に残っています、T字型で背の高い橋脚跡の大きさは
今回撤去されましたT字型橋脚跡の2倍くらい高さがあると思われます。
橋脚跡が立っている場所も通常の地面ではなく、 「船場川」 の中になるし
今回のT字型橋脚跡以上に困難な撤去になる事は間違いないでしょう。
そういえば以前、「いつもの方」 に、上記の 「船場川」 の中に立っています
橋脚跡を撤去するなら、どういった方法をとるかを聞いた事がありました。
その時に教えていただいた方法については、今ここで詳しくは書きませんが
「クレーンが届くなら、どんな高いヤツでも撤去するよ。」 とのお言葉でした。
これまで様々な撤去工事をやってこられた百戦錬磨の職人さんにかかれば
「船場川」 の中に立っています、あの橋脚跡も撤去されてしまう事でしょう。
それではまた。
