ドラマ「高慢と偏見」☆ | ひめみこ。。のブログ

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平安時代の古典【宇津保物語】の漫画を描いています。

イギリスBBC製作のジェイン・オースティン原作のドラマである(*^^*)

最初観たのはNHKで放映された時だったかな~(・・)

私はジェイン・オースティンなんか知らなかったので、母が観ているのを一緒に観ていたんだけどね。

3日に分けて5時間分放送された。

このドラマは5時間連続して観ても退屈しないからすごいよ(*^^*)

貴族でも公務員でもそうだが、ああいう伝統を重んじる格式ばった世界には
肩がこりそうな事を大真面目に言っている人間がいて、可笑しくなっちゃうんだけどね(^m^)

このドラマのヒロイン、エリザベスはそういう格式ばった貴族の社会を茶化して生きている(^m^)
むろん、自分が茶化している世界に自分が振り回さざるを得ないと分かっていながらである。

この時代は娘に相続は認められず、息子が産まれなければ、
その家の財産は親類に渡ってしまった為、男兄弟がいない娘達は財産のある男性と結婚するのに
必死だった(・・)

エリザベスは次女で、男兄弟がいない(・・)h
だから、本来は条件の良い婿探しに一生懸命なはずなのだが、彼女は呑気にしている。

そんな彼女は名門のダーシーと互いに最悪の印象で出会う。

高慢ちきで田舎の貴族の娘であるエリザベスを見下すダーシーと、
高慢ちきなダーシーに苦手感を持ちながらも全く怖じ気づく事なく振る舞うエリザベス。

ダーシーは、結婚相手を探しているはずなのにちっとも媚びず、
型にとらわれる事がない聡明なエリザベスに惹かれていく。

エリザベスもダーシーが高慢そうに見えたのは誤解だと理解していく。

ダーシーの城と敷地はあまりにも広大でエリザベスはそこを訪れた際好奇心を抑えられないが、
たまたま予定より早く帰ってきたダーシーに出くわし、真っ赤になってしまう。
一方でダーシーはエリザベスの訪問を嬉しく思い、彼女と彼女の伯父夫婦を一生懸命もてなす。

ここでエリザベスはダーシーの財産に思いがけず興味を抱いてしまった事を恥じ、
ダーシーは自分の持ち物である財産に意中のエリザベスが興味を示してくれて安堵を覚えるのだ。

プロポーズで高飛車に振る舞いエリザベスにぼろくそに言われたダーシーと、
はしたなくもダーシーの財産に興味を示した自分を恥じたエリザベスはここで対等になったわけだね(^^)

ダーシーの妹がエリザベスを城に招き、ピアノを弾くシーンが私は大好きなんだよね☆
妹が思いもかけず恥をかくところだったのを、エリザベスが実にさりげなく庇い、
ダーシーは小さく驚き、感心する。
ダーシーはエリザベスを見つめ、エリザベスもダーシーを見つめ返す。

ここがある意味ではこのラブストーリーのクライマックスかな(^^)

エリザベスとダーシーはここで初めてお互いが信頼しあっている事を自覚したんだよね。
この後も色々あるわけだが、ま~それはどっちでもいいかな(・・)

英国は表現がストレートじゃないから、言葉の読み解きがとても楽しいね☆

例えば、エリザベスの姉、ジェインを好きなビングリーが彼女がまだ結婚していないか聞き出すのに、
「ご家族はご健勝ですか?姉妹の皆さんは?」
とエリザベスに尋ねるところとかね(*^^*)
他の姉妹の事なんか本当はどうでもいいだろうに、日本の公家社会のようにあからさまなのは、
下品だからなんだろうね(*^^*)

最初は意味がよく分からなかったのだが、
「要は姉妹皆があの家にまだ無事でいれば、ビングリーの意中ジェインも結婚してないからか(・・)h
結婚したら、引っ越ししちゃうから(・・)」
てなもんで、ちっとも分かっていなかったのだけどね(*^^*)

言葉遊びがいっぱいだから、何度観ても楽しめる☆
衣装やセットや景色が豪華でピアノの弾き語りなんかも綺麗で嬉しい☆