ラム肉にはクミン!

 

 

 

 

散々キャンペーンを貼ってきたんだけれど、ラム肉とじゃがいもならばタイムでアイリッシュ・シチューなんてのもあるじゃん気づきなんて思いついたみかん亭。

アイリッシュの名前が示すようにアイルランドの郷土料理で、ラムじゃなくてマトンの場合もあるし、基本のスープは塩こしょうだけの味つけだと言われるけれども、ま、郷土料理というものには一家言あるのが普通のようで、白いスープだけじゃない様子。

 

 

さてどうするか。

悩んじゃったらググるくんにお任せするのが手っ取り早いニヤリ

 

 

 

 

そのなかで、ピンと閃いたものをまず作ってみて、その後自分好みに寄せるというのがみかん亭のスタイル。

結果、アイリッシュ・シチューだとかアイリッシュ・シチューっぽいのがいとも簡単にできあがるわけだけれど、ソコはソレ、通過儀礼みたいなものだと思うことにしている笑い

 

最初に言っておきたいのは今回もそのパターンだったということニヤリ

スープのとろみはじゃがいもを少し煮崩すことでつけるんだけれども……

 

   新じゃがが残ってるんだよ。

   新じゃがって煮崩れしにくいよね気づき

   おおっ、よく気づいたじゃん拍手

   いやいや、経験あるしアセアセ

 

新じゃがいもって、煮崩れしにくいんだよね。実際。

 

 

   じゃがいもくらい買ってよね。

   くらいって言ったなハッ月末だぞ。

   じゃがいも、買ってぇおねがい

   言い直してもダメ、かわいこぶってもダメ。煮崩れしにくいんなら煮崩れするまで煮ればいいじゃんかニヤリ

 

そんな感じで作り始めたんですけど……

 

 

みかん亭流 -アイリッシュ・シチューっぽいのw-

   ハウス食品のレシピを基にアイリッシュ・シチューを作ります。同ページの一口メモには『でき上がりの状態はあまり水気が多くなく、じゃがいもが少し煮溶けて、ソースがドロッとしているくらいがちょうどよい』と書かれています……

が、1時間半ほどでは皮つきの鹿児島県産新じゃがいもは煮溶けてくれませんでしたてへぺろ

 

写真は半量ほど。

■材料(2人分)
  ラム肩角切り肉*1 250g
  たまねぎ 1個(200g)
  新じゃがいも*2 大1個(200g)
  タイム(ドライ)*3 小さじ1
  800ml
  チキンコンソメ*4 2個*4
  ブラックペッパー(ホール)*5 6粒
  小さじ1/8

1 たまねぎは3cm角に、新じゃがいも*2は皮つきのまま大きめに切る(1個200gほどならば半分にしてから四つに割る)。

2 ラム肩角切り肉*1は水からゆでこぼす(沸騰後2分ゆでてザルにとって洗う)。

3 鍋に材料をすべて入れて火にかける(アイリッシュ・シチューでは具材はいためません)。

 

 

沸騰したらアクを取って弱火にし、アク取りシートをして1時間30分煮て……

 

 

塩(分量外)で味を調えればできあがり。

 

 

4 それでも器に盛って、ドライパセリ(分量外)を振っていただきます

 

写真は半量ほど。

 

 

*1 オリジナルレシピでは、ブロック肉を4cmに切るとの指示があります。2~3cm角にカットされたものを使用していますが、やはり4cm角またはそれ以上のサイズでカットするのが良さそうです。

*2 新じゃがいもの季節なので皮つきのまま使用しましたが、1時間半では煮崩れしませんでしたアセアセ

じゃがいもを煮崩してとろみをつけるはずのアイリッシュ・シチューが『っぽいの』で終わった理由はここにあります気づき

*3 パウダーの指定ですが、ドライを使います。理由はご想像どおりですてへぺろ

*4 オリジナルではチキンブイヨンですが、300mlに1個の指示がある固形チキンコンソメを2個使います。塩の分量に注意してください。

 

 

*5 パウダーの指定がありましたが、ホールを使ってみます。

 

 

じゃがいもが少し煮溶けて、ソースがドロッというアイリッシュ・シチューのレギュレーション違反となりました気づき

ま、1時間半も待たされちゃうと、こうなって然るべきだと思うんです。

 

illustrated by 松浦お順 さん via illustAC

 

なので、それ以上の煮込みを妨害したわけですけど、亭みかんみかん亭専属シェフとしてはなんか思うところがあるんでしょうてへぺろ

 

   残り半分はじゃがいもが煮崩れるまで煮るからねプンプン

 

と息巻いているんですけど、さて、コンロがひと口だけのみかん亭です。

コイツwを煮込まれちゃうとその間は別のものが作れないわけで、どうやって阻止するか考え中ですアセアセ

くれぐれも新じゃがいもは煮崩れさせたくないお料理にお使いくださいませ。

 

 

illustrated by Tara さん via illustAC