水無月の夏越の祓ひする人は、千歳の命延ぶというなり
後拾遺和歌集に収められたよみ人しらずの歌。
こちらは3年前にお邪魔した月がきれい で有名な某神社
どうやら、
六月の夏越の祓をする人は、千年寿命が延びるといわれている
という意味らしいけれど、みかんは千年経っても17歳
なんて言うのに、最近は少し抵抗を感じちゃってきていたりします
本田望結さん(17)
なんてのを写真つきで偶然見てしまうと、
おないどし
だなんて言い放つには少しばかり無理があると思うくらいには常識人なのが姫神みかんなのです――たぶん
なにはともあれ。
明日は6月の晦日。
今年もナンダカンダありますけど、みかん亭地方では、いくつもの神社で16時頃から夏越の祓として茅の輪くぐりが行われるようです。
もちろん、みかんも亭みかんをともなって8の字を書きに行きます
京都では水無月 (白いういろうの上に小豆を乗せた三角形の和菓子)を、
東京近辺では夏越ごはん (雑穀ごはんの上に茅の輪をイメージしたかき揚げをのせた丼)が食べられるように、みかん亭の行事食はわさび丼。
のの字したわさび
でいただくの――は叶いそうでなかなか叶わない夢
去年はひと口大に切ったアボカドをしょうゆ大さじ1、チューブ本わさび小さじ1で和えたアボカ丼
マグロが加わればもっとおいしいですし、さば水煮缶でも結構イケるんですけどなんて書いちゃった手前、今年はマグロを加えてみる――
つもりだったんですけど
こうなりました
これ――
の煮汁に昆布4gを加えて、コラーゲンのゼラチン化を狙った――
こんなんしたのをストックバックに移して、冷蔵庫で48時間漬け込んで――
こんなんして表面を焼いて漬け汁にもどして――
こんなんして79℃で2時間調理した桜島優泉豚のモモブロックを――
2mmにスライスして、煮汁をかけたごはんに載せて
トーチバーナーで炙りにしてわさびを添えた、炙りチャーシューわさび丼
半年間に感謝し、次の半年間も無病息災で過ごして、楽しくおいしく食べようとの決意表明は今年も無事に終わりました。
あ、そうそう。
茅の輪くぐり、行かなきゃね
みなさまがお感じになられた既視感は、既視感ではございませんのでご安心くださいませ