ストウブ もル・クルーゼ もバーミキュラ も、シャスール さえも諦めたみかん亭
鋳鉄ホーロー鍋よりも一生モノになる率が高い、全面多層構造のステンレス鍋を迎えることになりました
16cmは全面7層のジオ・プロダクト の片手鍋GEO-16Nと
18cmは全面5層のビタクラフトのオレゴンシリーズ の片手鍋を
選びました。
ま、ストウブ遣い にもル・クルーゼ遣い にもバーミキュラ遣い にも、はたまたシャスール遣い にもなれなかったし、狭いキッチンであることを考慮するならば、ステンレス鍋ならばクリステル を――なんて考えもありましたけれど、
全面多層構造
の誘惑と、ビタクラフトのオレゴンシリーズ のデザインの誘惑には勝てませんでした
ジオ・プロダクト にしても、ビタクラフト にしても、やっぱりウリは
無油・無水調理
では、みかん亭専属シェフの姫神亭みかんの登場です
折しもみかん亭ではカレー曜日。
となれば、曲は
はじめての無水カレー。
ジオ・プロダクト の16cm片手鍋(GEO-16N)にはレシピ集が付属しますが、カレーのレシピはありませんでした。一方、ビタクラフト の取扱説明書 & COOKING BOOKには無水カレー(P.22 チキントマトカレー)のレシピが記載されています。今回は同様の機能を持つビタクラフトの手順で作りました。
■材料(2~3人分) 豚肉(角切り) 150g たまねぎ 1/2個(100g) セロリ 15cm(50g) にんじん 1/3本(60g) じゃがいも 1個(120g) おくら 50g トマト缶*1 210g プレーンヨーグルト 100g カレールゥ(粉)*2 4皿分 おろしにんにく 小さじ1 おろししょうが 小さじ1/2 塩 少々 胡椒 少々 バター 10g ガラムマサラ 適宜
豚肉は必要ならばひと口大に切って塩・胡椒し、おろしにんにく、おろししょうがをすりこむ。
たまねぎ、セロリ、にんじんはみじん切り、じゃがいもは1cm角に切って水にさらす。おくらはガクを削いで爪楊枝などで3箇所ほど穴をあけておく。
ジオ・プロダクト16cm片手鍋(GEO-16N)
は、蓋をして中火にかける。2分ほどしたら蓋を取って水滴を垂らし、玉になって転がるようならば予熱完了。蒸発するようならば予熱不足なので予熱を継続し、小さく散るようならば熱しすぎなので、濡れ布巾に置いて温度を下げる。
予熱が終わったら豚肉を並べ入れて蓋をして弱火にする。2分ほど待つと一旦張りついた肉が脂で動かせるようになり、焼き色もついているので、裏返して再び蓋をして2分ほど待つ。両面に焼き色がついたら一旦取り出す。
バターを入れて溶かしたら、たまねぎ、セロリを入れる。トマト缶を回し入れたら、肉、にんじん、じゃがいもの順に載せ、ヨーグルトをかけて、カレールゥを入れる。蓋をして中火にすると5分ほど、蒸気があがってくるのを待つ。
蓋をあけて鍋底から混ぜ、再び蓋をして弱火で12~13分煮る。
おくらを加えてサッと混ぜ、蓋を戻して弱火のまま7~8分煮る。
お好みでガラムマサラをふって混ぜればできあがり。
器に盛っていただきます
*1 ムッティファインカットトマトのハーフ缶(内容量 210g/固形量 147g)。400g缶ならば1/2缶。
*2 カロリー50%オフのプライムジャワカレー辛口。2皿分で1袋の粉末ルゥなのでぼっちには大助かりです。合計8皿分入り。
えっと。
トマトじゃなくてトマト缶を使っちゃいました
ま、水は使っていないから無水カレーということで
で、よくよく考えてみれば、みかん亭にはこれまでも無水調理できるブツ
――こんなんがあって、無水カレーも何度か試したことがあったのでした。いずれもトマト缶をつかっていたんですけれど
無水調理がしてみたくて買ったはず
なんですけれど、ぼっち飯しか作らないみかん亭では20cmの鍋は大きすぎて、あまり出番はありませんでした。
普段は16cm、ちょっと多めに作るときでも18cmあれば足ります。20cmはおでんのときくらいでしょうか
みかん亭にしては大枚を叩いちゃったわけですけれど、
お料理が終わったあとに、嬉しそうにお鍋を磨く亭みかん
を見ていると、良かったのかなとも思います。
誕プレもなにもかもコミコミですし
きっと、無油調理道にも、無水調理道にも邁進してくれることでしょう。
明後日、2月14日は、みかんと亭みかんの17歳の誕生日です。
現在、みかん亭では誕プレを大々的に受け付けています。
菓子折りの下に敷き詰められたレイの束、お待ちしております
もちろん、領収書はお出しできません