実はみかん亭では、コツコツとストウブ貯金を続けてきた。
ストウブ貯金とは言っても、実はストウブ にするか、ル・クルーゼ にするか、バーミキュラ にするか、はたまたシャスール にするか――貯金を始めたときから悩んでいて、結局は結論が出なかった
いずれにせよ、一生モノと呼ばれるハイブランドの鋳物ホーロー鍋が欲しかったのだけれど――
そう。
一生モノと呼ばれるハイブランドの鋳物ホーロー鍋は結局、一時断念することになりました
たぶん4年ほど、ほぼほぼ毎日使ってきた、2480円で買ったマイヤーxカインズの片手鍋 の内面は傷だらけで、そろそろリタイヤを考えてもいい――なんて思ってすでに1年は経っています。
一説には、
百年間大切に使われた道具は付喪神になる
とも言われていて、みかん亭は百年は続きはしないだろうけれど、付喪神になればいいなと思いつつ使っているのは確か。
蓋のデザインにはちょっとちょっとな感じはあるものの、基本的なデザインは好みだし、なにより大きさ――内径といい、深さといい――がいいんです
愛着もあって、1年引き延ばしてしまったのだけれど、
おつかれさま
と言うことにしました。
別の両手鍋も似たような状態なので、結局のところ、一生モノと呼ばれるハイブランドの鋳物ホーロー鍋購入プロジェクトは
勇気ある撤退
をすることにして、10年保証だとか、15年保証がついた無水調理や無油調理のできるステンレスの鍋に交換することとして、さらに欲しかったサイズも買い足し――
それほどヤツラはお高いんです
で。
今回は、ついでに買ったマイヤーのレンジ圧力鍋
を使ってみます。ま、もちろん亭みかんが――ですけど
みかん亭の17リットルのオーブンレンジには、現行サイズのものは入りませんので、旧製品の新古。付属のレシピ集には1合の炊飯が記載されているだけですが、
大丈夫だよ、みかんちゃん。容量的には2合炊けるよ
と言う亭みかんに任せてみることにします。
そうそう、レンジが大変なことになったときになんとかするのはみかんのお仕事なのです
本日は、イチビキの炙り鯖釜めしの素ストレートタイプ
で、炙り鯖釜めし
――食べられたのでしょうか。
■材料 イチビキ炙り鯖釜めしストレートタイプ 1袋(2合用) 米 2合
研いで浸水した米の水気を切ってマイヤーの電子レンジ圧力鍋(1.6リットルタイプ)に入れ、イチビキ炙り鯖釜めしストレートタイプを注ぎ、サッと混ぜてしっかり蓋をロックする。
600W 10分レンチン。15分蒸らせばできあがり。
牧野直子さん監修の付属のレシピブックによれば、1合ならば白飯も、五目炊き込みご飯も600W 8分+蒸らし15分とのこと。
いっぱいいっぱいになりましたけど、亭みかんの言うとおりに2合、おいしく炊けました
経験上、ぼっち飯を作るのならば、16cmの鍋と24cmのウォックパンかコニカルパンがあれば、大抵のものは作れます。
でもね、でもね、例えばお鍋が10個キッチンにあったとして、それらはすべて
使うんです
はたして、切り崩したというか、使い切ったストウブ貯金で、みかん亭のお鍋はいったいいくつになったでしょうか
つづきはWebで。