みかん亭でのお料理は

 

なんちゃって料理だけじゃない

 

だなんて否定したところで、賛同してくれる人が複数いるかは甚だ疑問だし、そもそも、おいしければ正義だし、勝てば官軍がまかり通る世の中なのだえー

となれば、みかん亭としては

 

#おうちでつくろう 

 

運動ではなく、

 

#おうちでなんちゃって料理をつくろう 

 

運動をすべきではないかと考える今日、このごろ。

だいたい、#おうちでつくろう ロゴだって、みかん謹製パチもんなのにお気づきだろうかニヤリ

 

 

たとえば、みかん星王に伝わる、みかん星の伝統料理である

 

ほうとうだって家それぞれ

 

で、長く愛され広まってきたものほどアレンジが多い。家庭の数だけ家庭の味があってしかるべきだとも思う。

たとえば、臣下友達んちで食べるそれは、

 

少しだけ違うけれどおいしい

 

というよりも、

 

ちょっとだけ違うのがおいしい

 

と思うことのほうが断然多い音符

 

 

一時期、留学生だとか外国のかたに接する機会が多かったことは、さっと思いつくだけでも

 

   みかん流キャロットラペ ver.18.1.0.3(2016)

   ひよこ豆のトルコ風煮込み。からのーミネストローネ

   アラビヤン焼そばのおこりんぼ風(Arabico Yakisoba all'Arrabbiata)


 

とかで、書いたこと。

 

そして本日のこれは、当時、フランス人とスペイン人が、喧々囂々しながら作ってくれたもの。みかん星人はふたりを生暖かく見つめているだけでしたけどグラサン

 

コシードスペイン料理に分類されていますが、フランス人曰く、彼女宅でも日常的に食べていたようで、スペイン人が提案したそれ”みかんに食べさせよう”とは即座に決まり、イケイケゴーゴーの盛り上がりをみせたものの、数分後には

 

肉は何にするかで喧々囂々もやもや

 

結局、フランス人の主張が通って、もつということになったのだけれど、理由は明白。フランス人留学生もスペイン人留学生も貧乏だったし、そしてみかん星留学生

 

今よりも”少しだけ”貧乏えー

 

で、三人のお財布のなかみを全部合わせても

 

大量に買えるもつは豚だけ

 

だったからアセアセ

 

さて。

本日のみかん亭、シェフ亭みかんの気まぐれ料理は

 

フランスの家庭料理でもありスペインの家庭料理でもあるハッ

 

豚もつのコシードル・クルーゼアイリスオーヤマのキッチンシェフ無加水鍋版えー

 

 

もちろん、半額シールが貼られた豚もつ運命的な出逢いをしたからであるお祝い

 

 

みかん亭流 -豚もつのコシード-

 

■材料(なくなるまで野菜を追加して食べる分)
  豚白もつ 600g
A. 長ねぎの青い部分 1本分
A. しょうが(皮つき) 5mmx6枚
A. 切り出し昆布 10cm角
A. かぶりまくるくらい
B. 豚白もつの下茹で汁 300ml以上
B. 白ワイン 300ml
B. にんにく 1カケ
B. ローリエ 1枚
B. コンソメキューブ 4gx2個
B. 黒胡椒(ホール) 10粒
B. エルブ・ド・プロバンス *1 小さじ1
  さつまいも 小1本
  カット野菜(炒めもの用) 1/2袋(100g)
  ミックスビーンズ缶(110g)*2 1缶
  チョリソー*3 お好きなだけ
C. マヨネーズ お好み次第
C. レモン果汁 お好み次第
C. おろしにんにく お好み次第

   豚白もつを下茹でする。

1 ぬるま湯で洗った豚白もつ(以下、モツ)、Aを鍋に入れ、蓋をして蒸気口を開けて中火*4にかける。

 

 

2 沸騰したらアクをとって、蒸気口を閉じてとろ火*41時間半茹でる。

 

 

3 モツをぬるま湯でもみ洗いして水気をきる。白濁した茹で汁は濾す

 

 

   具材を準備する。

4 さつまいもは2cm厚に切って5~10分、水に晒す。チョリソー*3には切れ目*5を入れる。

   豚白もつを欧風料理っぽく茹でる。

5 鍋にモツ、B(ローリエは切れ目を入れる)を入れ蒸気口を開けて中火*4にかける。

 

 

沸騰したらアクをとって、蒸気口を閉じてとろ火*42時間茹でる。

 

 

   具材を加えて煮る。

6 さつまいもを加えて10分、蒸気口を閉じてとろ火*4のまま、

 

 

カット野菜を加えてアクをとってさらに蒸気口を閉じてとろ火*4で10分煮る。

 

 

7 ミックスビーンズとチョリソー*3を加えたら蓋をとって 5分煮込んでできあがり。

 

 

   なんちゃってアリオリソース*6を作る。

8 Cのマヨネーズ、レモン果汁、おろしにんにくをお好きな割合で混ぜたなんちゃってアリオリソース*6で召しあがれ。

 

 

 

ひらめき電球

*1 確か、遡ることン年*5前にフランス、スペインからの留学生のご相伴に預かったときの発言によれば、ローズマリー、オレガノ、タイムを使うらしい。

今回はSPICE LUCKさんでスパイスを購入したときのおまけのエルブ・ド・プロバンスを使いました。

*2 いなば食品のミックスビーンズ缶 (レッドキドニー・マローファットピース・ガルバンゾ)が便利。

*3 遡ることン年*7前にフランス、スペインからの留学生のご相伴に預かったときの発言によれば、チョリソーはマストなのだとか。

*4 アイリスオーヤマのキッチンシェフ無加水鍋 の場合。

*5 遡ることン年*7前にフランス、スペインからの留学生のご相伴に預かったときの発言によれば、チョリソーにはフォークをぶっ刺す―たぶん、フォークで穴を明けると言いたかったのだと思う。

*6 遡ることン年*7前にフランス、スペインからの留学生のご相伴に預かったときの発言によれば、おうちごはんではこれが普通だったようです。ただし、サンプル数は1なので、これがマジョリティなのかマイノリティなのかはわかりませんアセアセ

*7 "ン"は一桁であって欲しいと心から望みますが、一桁とは限りません。ただし、三桁以上では決してありませんガーン

 

 

ぶっちゃけます。

このお料理。一触即発ではないものの、作っている最中、フランス人とスペイン人が衝突し続けていたので、みかんのなかではずっと

 

実はコシードではなくコシードっぽいなにか

 

ではないかと半信半疑のままのものグラサン

ま、前フリでお気づきだったでしょうけれど。

今日も今日とて

#おうちでなんちゃって料理をつくろう 

 

Aさんちで今日、Bというお料理ができたとする。Aさんの子供の、子供の、子供の、子供の、子供の家庭でつくられるBは、はたしてBなのか――とても気になるけれど、それはきっとBよりおいしいBになっているのだろうと思うグッ

 

 

 

家庭料理に栄光あらんことを流れ星