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先週の一枚は ワンドのクイーン。
「自信」とは何なのか、を考えずにはいられない今日この頃。
見たまんま、書いて字のごとく読めば「自分を信じる・信頼する」ということ。
なんでもつい「本当に…？」と思ってしまうクセのある姫嶋。
自分を信じるなんて到底できなかった若い頃は、「私でいいんだろうか……」が口癖でした。
せっかく引き立ててくれる人がいるのだから、せめてその人の期待には応えよう。
そう思って頑張ってみるのですが、人間ができていなかったこともあってたくさん失敗してきました。
自分のせいでもあるのだけど、失敗するとメンタルごりごりに削られますよね……
育ちかけていたなけなしの自信が、何度ぺしゃんこになったか分からない。
不幸中の幸いか、たくさん失敗したおかげで心の受け身のとり方は分かってきました。
どんなに事をうまく運ぼうとしても、失敗する時もあることも。
そしてどんなに派手に失敗しても、そこで人生が終わらないことも。
ビビってばかりでうまくいかなかったなら、
いっそ開き直ってやりたいようにやるしかない。
……そう思うようになってから、頼りにされたり人に好かれたりすることが増えました。
（これなんででしょうね……？ 今でもキツネにつままれたような気持ちです
）
今でも「自分を信じる」って実はよく分からない。
でも「こんな自分でも、好きに生きていい」と多くの人が開き直れたらいい。
私にとっての自信とは、今のところそういうものみたいです。
・・・
バレンタインを控えた今週の一枚がこちら。
「チョコを渡して告白、の直球勝負」
とはかなり縁遠いであろうお方がこのソードのクイーン。
ソードは知性のしるし。上半身が裸なのでオープンな心の持ち主。
子供のように素直な気持ちを、サラッと相手に伝える器用さも持っています。
煮詰めすぎてドロドロしてしまった気持ちだと、こうはいかない。
いま伝えたいこと、重くならない程度にサラッと言ってしまいましょう。
（これ言ったら「重い」と思われそう……）
と言うのをためらった後に待っているのは、
（あの時言っておけばよかった……）
という後悔になることが多いもの。
やってしまった後悔よりも、やらなかった後悔の方が引きずってしまうことないですか？
長患いをするのと、(ケガをしたとしても)浅い傷ですませるのと。
分かったうえで選ぶということは、のちのち振り返ってみて良い経験になるはずです。
どちらを選んでも、たとえ失敗に終わったとしても。
クヨクヨする気持ちをバッサリ忘れさせてくれるソードのクイーンのような人が、そばにいるのかもしれません。
ではでは、今週も良い時間をすごせますように～～！！
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