冬に逆戻りしたような寒い寒い土曜日。
夜はお友達が来て、家居酒屋オープンの予定だったので買い出しへ。
今週はほとんど出張だった旦那さん、わたしも飲み会続きで、あまり話せてない。
寒いけど、お喋りしながらお散歩しましょう。
いつものお魚屋さんで大粒あさり、鯵刺しを買って、
ゴージャスなフリルみたいなメカブ、小さなヒイカで旬の味。
これからお片付けとお料理、ゆっくり起きてしまったのであまりのんびりしてられない。
ついでにお昼も済ませましょうと、近くのお蕎麦屋さんへ。
~そば・中華・和風・丼類 揚次@木町通~
The 町のおそば屋さん。昭和20年創業とのこと。
仙台ではあまりおうどんを食べる機会なく、たまに懐かしく鍋焼きうどんが食べたくなります。
ここのお店でたぶん一番人気『名物コロッケ(120円)』
ほのかに甘くて、むっちりみっちり芋感しっかり、厚さも1.5cmくらいありそう。
次々に厨房から運ばれるコロッケの山、5個、10個と飛ぶように売れていく。
土曜日限定の人気物の唐揚げ、今のうちにと慌ててお取り置き。
夕方来ても人気コロッケは既に売り切れ。
食べ過ぎだって思うのにあれば絶対頼んでしまう2人で半分こ。。。
おそば屋さん独特の和風だしの効いたカレーそば、大好きな鍋焼きうどんも食べたかったけど、
猫舌のわたしにはかなりの苦行。おいしいのだけどね。今日は我慢。
甘めの丼汁がたっぷりしみた海老天丼(800円)。
かつ丼とカレー丼で迷っていた旦那さん、ヘルシー重視と親子丼(800円)
もはや、そんなに変わらない気もするけど(笑)
玉葱じゃなく、長葱。おそば屋さん独特の超定番玉子系丼。日本人のDNAに響きます
夜は19時(LO:18:45)までと閉店が早めなので、なかなか来られないけど、
ひとりごはんの夜に熱々カレーそば、リベンジしたいな。
お腹いっぱいの帰り道、小さな霙のような小雪が舞い出し・・・。
温まったおなかをどんどん冷やしていく。
6年前のあの日、怖くて震えながら見たニュース映像でも雪が舞っていた。
大勢の方の命が、未来が、人生が…奪われ失われたあの日。忘れられないし、忘れてはいけない。
もう6年?まだ6年?あの頃には東北での生活を想像もしていなかった。
震災2年後に来た仙台市街地で、震災の痕跡を見掛けることはなかったけど、
静かな海を見渡すまっさらな海沿いの景色を見た、あの時の衝撃は忘れられません。
温かい食事、温かい部屋、普通の暮らし、大切な人がそばにいること。友と集うこと。
忘れがちだけど、本当に幸せなこと。たくさんの感謝を込めて。
今ここにいることの意味を考えよう。
【揚 次】
仙台市青葉区木町通1-8-1-1F
022-222-9296
11:00~19:00(LO 18:45)
日曜定休