義父＆義母が丹精込めて作った、趣味としては大規模過ぎる家庭菜園、秋の収穫。
でも…旦那さんの実家は茨城。
こぉんなに立派に出来た野菜でも、やっぱりヨソサマにはお分け出来ません
原発事故が無かったら自慢して配っちゃうのに…って思うと悔しい。
定年から十余年、土壌作りから頑張って、いろいろ研究し(義父は研究好き)、
私達や孫達のために、安全で安心なものをと無農薬にこだわり、
八百屋さんと遜色ない立派な野菜を作って来たのに、とっても切ない。
MAPで見ても放射能が取り立てて高いエリアでは無いし、
エリア行政の土壌検査で「作物を育てても安全であるという結果」が出ていて、
甥っ子達はもりもり食べているらしい。
大丈夫と聞いても少し複雑。その地域で生活や子育てに頑張ってる友人もいる。
実家は趣味の家庭菜園だけど、これで生活をしてきた人の気持ちは察するに余りあります。
先祖から受け継いだ大切な畑や、培ってきた信頼も…台無しかもしれません。
こういう思いも風評になってしまうのかな
大人２人だけの我家「行政の安全」を信じて、家族だけで美味しく頂きましょう。。。
…ってことで、まずは生落花生を。
力を込めて一生懸命、殻を剥き剥き。
ポリフェノールが豊富な薄皮は残して炒ります(焦がさないように20分程度)
炒り上がった落花生を一度ボールに移し、鍋に少量の胡麻油、赤砂糖、味噌、みりん、醤油を少々。
砂糖が溶けてツヤが出てきたら、炒った落花生とたっぷりの白胡麻を加え、最後にハチミツを少し。
ハチミツ入れると風味が増すんだよね。
…ってことで、出来上がり。
薄皮がほろ苦く、ちょっと大人のピーナッツ味噌の出来上がり。
味噌はこだわり、飛騨高山のたまり味噌だぞ。
お酒の肴にも、ごはんのおかずにもぴったり。
千葉の友達は子供の頃、給食にピーナッツ味噌が出たらしい。
今はアレルギー問題で難しいかもしれないけど、本当かな？
放射能汚染の恐怖から開放されるのはいつなんだろう。
今をこれからを生きる小さな子の可能性に暗雲がない事を心から祈ります。
健康で美味しく食べる…そんな生活の基本、その土地伝統の味を守って欲しいです。
珍しく、ちょっと真面目な話になっちゃったけど、今夜はピーナッツ味噌で飲みま～す
