世界観ブログ
第２３話
地元の人は誰もいない、
家から遠く離れた高校に
入学が決まった春
小学校６年生の転校から、
真っ暗なトンネルを
やっと抜け出すことになります
長かった～
高校に行くことにした私がまず決意したことが、
まず友達をつくること
いじめっこに負けないこと
やっと現実から逃げずに、
自分の意志で進んでいきます
決意した人間ほど強いものはありませんね
入学当日、
今までろくに友だちも作れなかった私に、
初日から３人友だちができました
なんと、自分から積極的に声をかけていったのです
そしてもう1つ、
集団の中のボス的な子が絡んできたことがありました
目が合っただけなのに、です
しかし、いじめっ子にはもう負けないと決意していた私
絡んできた時に即座に言い返しました
だって、身に覚えもない因縁をつけられても、
全く覚えもないですしね～
そもそもあなた誰
だったので
そして相手はたじろぎ、
想定外のリアクションだったからでしょうか
その場をあとにして、
二度と言ってくることはありませんでした
まるで別人です！
自分にもこんな力があったのか
以前にもお話したように、
私は母に、ダメな子、グズい子、何もできない子、暗い子
まあ、でるわでるわ、
人格否定のオンパレード
そう言われ続けると、
本当に私はそうなんだ、
と思い込み、
当たり前のように生きてきました
そんな自分でも友だちができるんだ
いじめっ子にも負けなかったぞ
この時少し、
自分の中にある本当の力というのを感じた瞬間でした
親の言葉は子供にとって絶対です
（とくに小さい頃は）
人格を否定するような言葉は、
本当に自己肯定感を低くしてしまい
自信のない子になってしまう可能性
が高いので、
言い方には、親のみなさんは気を付けて下さいね
毎日言ってると、
本当に思い込んでしまうので
もちろん個人差はあると思いますが…
言葉の力は影響力が本当に凄い
大人になったとき、
自己肯定感が低くなってしまって、
どんどん自信がもてなくなってしまった大人が
いったい何人いるのでしょうか
話は戻って、
高校生活のスタートは私にとって
学校はワクワクできる場所に
変わっていきます
今までにない感覚でした
本当に今までの私は
なんだったのでしょうか
これこそ、
逃げずにちゃんと自分で向き合って、
自分は変わる
そう決意して行動した結果です
この成功体験がのちに、
自信を取り戻す、
１つの出来事になっていきます
そうして、高校生の私は
また一歩大きく成長していきます
本当はそういう力も、
強さも持ち合わせていたんですよね
それに全く気づけずに、
ずっと逃げ続けた中学校生活…
もったいなかったかな
でもこの経験は無駄ではない
と思っています
人の痛みも、
負けない強さも、
どちらも経験できたので
この経験が、
弱々しい私をまた1つ強くしてくれました
続きは次回
