世界観ブログ
第２１話
借家での大事件のおはなし…
母が再婚してから、
義父が元々住んでいた借家に
私たちは引っ越ししました
それがちょうど小学６年生になる春
母と子で３人で暮らしていた時は、
借家もボロボロで、
自分の家がとても恥ずかしかった
友達の家はほとんどの子が一軒家だったので、
とても羨ましかったのを覚えています
再婚してからも借家で、
決して美しくはない家
またまた大きな虫も、
大きなネズミもでるような家でした
その頃も新しい家や、
一軒家は本当に羨ましかったですね～
再婚してから住んだ借家には、
色々と大きな事件が起こります
私が中学生の冬でした…
夜中まで起きていた私、
事件が起こります
夜中に突然、
バリィーーン
という音が静寂の夜に響きます…
ビックリしました
そのあと、
原付のバイクの音が外で聞こえました。
大きな音の場所はすぐ近く、
私がいた部屋の窓ガラスで、
見事に割れまくっていました
最初は何が起きたか分からず、
恐る恐る確認したら、
なんと！
あおいミカンが！！
なぜ、あおいミカン
気が抜けるわ
これが意外と硬い
窓ガラスが割れて、
冬の真夜中…
寒い！！
どうやら、当時窓ガラスを割る人が
近所で頻繁に出没していたようです
おそらく同一犯。
原付バイクで出没しては何かを投げつけて、
人様の窓を割っていたようです
それにしても、
本当なにがしたかったのでしょうね
事件当日、
割られた窓のすぐ隣の窓の真下では
妹がベットで寝ていたので、
妹の部屋の窓に投げられていたら
ガラスの破片を全身浴びることになって、
大惨事になるところでした
私の部屋でまだ良かった
とっても寒かったですが
ちなみにそのあおいミカン、
隣のお家の木にできていたミカンでした～
あとは在宅中に不法侵入されたり、
下着泥棒の被害にあったりと、
気のせいかもしれませんが、
今思えばボロボロの借家ほど、
そういうトラブルがあるのでしょうか
キレイなお家や一軒家も
近所にはたくさんありましたが、
どうも借家の方がターゲットになる傾向が
当時はありましたね
将来は絶対一軒家に住みたい、
せめてキレイなアパートやマンションに
住みたいというさらに憧れを抱く私でした
続きはまた次回
