なで肩な日々 / 閑締人
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ロンドン・ミュージカル We will Rock You

たまには、ロンドンの話題ということで、ロンドンのミュージカルについて、何回か書こうと思います。
まずは、「We will Rock You」。
タイトルからわかるとおり、Queenの楽曲のみでつくられたミュージカルです。当然、Queenファンなら楽しめること請け合いです。
We will Rock Youのイントロで、思わずスタンピングしてしまう (足を踏み鳴らしてしまう)人は見るべきです。

あらすじ:
舞台は未来、グローバル・ソフトという大企業がライフスタイル全てを定めた「Ga Ga World(意味不明。お互いをGa Ga Boy/Girlなどと呼び合う。単にRadio Ga Gaを歌うためのネーミングと思われる)」。
音楽は全て、コンピュータによって作成、演奏される。人間による音楽は忘れ去られ、楽器はもはや存在しない。。。
そんな中、一人の男が立ち上がる。人の手に音楽を取り戻すために!!

なんとか「!」でかっこつけてみましたが、はっきり言ってストーリーは最初から意味不明です。
登場人物の名前だって、Killer Queen(Queenの曲名)だとか、Galileo(Bohemian Rhapsodyの歌詞より)、あるいはブリトニー・スピアーズ(有名人)なんて名前の「男」だとか、もうなんでもありです。
このミュージカルは、Queenの音楽があればいいのです。 Queenの曲を聞く間に、なんか寸劇が挟まってると思えばいいのです。まともにストーリーを追いかけると、腹が立ちます。
なお、ミュージカルですが、ダンスもそんなに華やかではないです。
というか踊りにくいでしょう、Queenの曲じゃ。
未来世界というだけあって、一応敵方のグローバルソフト側の話に使われる大画面テレビを利用したセットは、他のミュージカルではあまり見かけないもので、見ごたえがあります。 
ただ、ストーリーが最高に盛り上がり、主人公がついに伝説の楽器を手に入れる場面があるんですが、その「伝説の楽器」、近所の楽器屋から今買ってきたような、フツーのエレキギターがポツンとあらわれたのは衝撃でした。 観客が一瞬、「ウワ、ちゃちい。。。」という沈黙の後、やけくそのように盛り上がったのが印象的です。

見所(お薦め)
Queenとロック。
明るい(お馬鹿な)話。暗い話が苦手な人も大丈夫。

欠点
ストーリーは期待しない。
ミュージカルらしさ(華麗なセットと華麗なダンス)は薄い。

全編Queenだらけですが、Queenを知らなくても、お馬鹿な話し好きならQueen入門として見るのもお勧めです。事前にBohemian Rhapsodyだけは聞いておきましょう。歌詞がネタにされてますので、歌詞を一読しておくと、より面白いと思います。
劇場で売ってる蛍光スティック(夜店なんかで売ってる薬品の入った棒で、パキッと折ると数時間蛍光色に光る奴)は、別に飼わなくてもいいと思います。

なお、このミュージカル、ラスベガスではやってるようですが、NYのブロードウェイではやってません。NYをことあるごとに自慢する嫌な奴に対抗するにも有効です。まぁその場合、自分がロンドンを自慢する嫌な奴になりますけどね。

オフィシャル・ウェブサイト
http://www.queenonline.com/wewillrockyou/

NHK受信料の支払拒否

NHK会長が辞めるらしい。
まぁ、日常生活に関係は無い話だ。

とはいえ、NHKの一連の不祥事を理由に、NHKの受信料の不払い者が急増したというニュースには驚いた。
日本人は、そこまで意思表示をはっきりする人種だったのか、知らなかった。
レストランで、料理の脇の付け合せが間違っていても、皆文句が言えるんだろうか。
僕は言えない。海外生活した人は、自分の意見をはっきり言うようになった、など当てにならない。

というか、疑問なんだが、受信料の支払いを拒んでいる人々というのは、何を求めているのか?
なんか報道を見ていると、海老沢会長の辞任を求めているようにも読める。
ということは、会長が辞任すれば、みんな受信料の支払いを再開するのか。
まぁ、そういう人々にとっては、この一種の「不買運動」は勝利を収めたことになるのかもしれない。

ただ、どうもこの受信料不払い、最近発覚したNHKの不祥事に対する批判というだけではないような気がする。
いろいろな意見を見たが、(「受信料」「支払」「拒否」などでググると一杯でてきます。)そこから、NHK受信料拒否の理由を探ると、
最近の不祥事以外でも、以下のような不払いの理由がありそうだ。

一つ目の理由は、NHKの存在そのものに対する不信。極論的にはNHKはいらないということ。
二つ目の理由は、言いたくはないが、単なる「便乗」。なにやら誰かが払わなくてもいいと言ってるから、俺も払うのやめた、というもの。

まぁ、一つ目の理由は、わからないでもない。でも、やりすぎだろう。
まず、NHKは必要だ。災害情報、過疎地への情報供給、またその番組についてもトータルで考えれば、横並びの民放に比べればはるかにマシ。
NHKは要らない、無駄。という意見には同意できない。
また、受信料の支払は、法律に規定されている。(NHKのページ
http://www.nhk.or.jp/eigyo/know/index.html
いわば「義務」だ。義務違反したからといって刑罰や行政罰が科されないというだけで、受信料を支払わないことは「義務違反」に違いない。
そういう意味では、税金と同じ。ただ、税金には罰則があるから、あえて不払いする人はいない(と思う)。 
ここから先は個人的な考えの問題だが、僕としては「自分の義務を怠っている者は、文句を言う資格が無い」と思うので、受信料不払いについても賛成はしない。

次に、二つ目の理由は論外。むしろNHKより性質が悪い。

などと、偉そうなこと書いたが、僕はイギリスに住んでいるため、NHKも見られないし、受信料も払ってない(BBC向けのテレビライセンス料(NHK受信料みたいなもの)は払っているが)。

言ってしまえば、今回は、紅白のマツケンサンバが見られなかった者のひがみだ。

性犯罪者の住所把握に関する議論

事の発端は、奈良県での誘拐殺人事件を受けて、警察庁の漆間巌長官が、「少なくとも警察署単位では性犯罪者の住居について把握しておく必要がある」と述べ、更には性犯罪前科者の住所をインターネットなどで一般に公開している米国の制度(Megan's Law)の導入についても言及したことだと思う。(毎日新聞1月6日

これに対して、南野法務大臣が否定的見解を示したことが7日の各紙でとりあげられている(たとえば、朝日新聞)。
記事からは正確なやりとりはわからないが、どうか議論をごちゃ混ぜにせず、関係機関できちんと協議してもらいたい。

議論は2つある。
1つ目は警察が性犯罪者の居場所を把握する制度の確立。
2つ目は性犯罪者の居場所を一般市民にまで公開する制度の是非である。

日本の悪い癖として、海外といえばアメリカの制度しか検討しない。
アメリカでは2つ目の制度がとられていることから、議論の焦点が2つ目にのみ集中するのではないかと心配だ。

アメリカは前述のMegan's Lawに基づき、多くの州でインターネットによる性犯罪者の住所の公開が行われている。
ただ、この制度の下では、性犯罪者たちの更生が事実上ほぼ不可能と思われることや、逆に回りの市民が性犯罪者に対して、嫌がらせを超えた犯罪行為を行ったりするなど多くの問題点が指摘されている。(古いものだがWired Newsから) 

法相の指摘するとおり、性犯罪者の居場所を一律に一般市民にまで公開するというのは問題であろう。
一律に一定の犯罪を犯した者を情報公開するというのは、目的に比して過剰な権利侵害である。 
ただ、「情報公開」も刑罰の一種であるとして、裁判所が、個々の犯罪者に対して「情報公開」の要否を検討し、必要と認めた場合に判決として言い渡すという制度であれば、検討の余地はあるのではないか。
確かに、犯罪者の更生、プライバシー侵害等々検討すべき点はあれど、「死刑」制度が認められている以上、「情報公開」が憲法で禁止される程度の残虐な刑罰に当たるとは思えない。犯罪者の情報公開については、これからもっと議論していく必要があるだろう。

これに対し、「警察が性犯罪者の居場所を把握する」ということについては、もっと積極的に導入を図るべきだ。
警察に居場所を把握される程度の不利益については、「犯罪抑止」および「早期の犯罪解決」という目的のためにはやむをえないのではないかと思う。
むしろ、警察は当然そんなことぐらい把握してるはずだと思っている人も多いのではないだろうか。
なお、イギリスではSexoffenders' Register Actという法律によって、一定の性犯罪を犯したものは、住所や名前の変更、一定期間以上の旅行などについて警察への届出を義務化し、性犯罪者の現住所は、警察関係者にのみ公開されている(参考サイトYourRights.co.org.uk)。
日本でも、この程度の制度は早期に導入すべきではないだろうか。


新年明け、どうも話題が重い。
というか、ブッシュとかならネタになるが、ネタになるようなニュースがないと、ふざけたことも書きづらい。

津波/人身売買の疑いに誤報

日本でどれほどニュースになっているのかはわからないが、アメリカやヨーロッパでは、スマトラ沖地震の混乱を利用し、子供を誘拐して売買されているらしい、というニュースが大きな写真入りで、かなり報道されていた。

発端は、病院に担ぎ込まれたスウェーデン人の少年が、見知らぬ外国人に連れられて病院を出た後、行方不明になった、と報道されたことによる。
この産経新聞の記事なども、何を元ネタにしたのか知らないが、「スウェーデン人の少年が連れ去られた」と断言してしまっているが、どうやら、この騒ぎ自体が誤報だったらしい。(The Times 不明の少年は病院には行っていない) 
誤報の理由としては、例の少年を診察したとして、騒動の中心にいたタイ人の医師の見間違いらしい。
このDaily News の記事によるとその医師は「2人のヨーロッパ人の子供を区別できなかった」ということだ。

とはいえ、これは別に子供の誘拐・人身売買自体が完全に否定されたわけではない。完全に安心することは出来ないが、このような訂正記事についても、日本のマスコミはきちんと報道するのだろうか?ちょっと興味がある。

「人身売買」などというと、昔の話、あるいは外国の話、などと思いがちだが、日本の法務省が現在、人身売買罪を刑法犯として創設することを検討しているらしい。(毎日新聞)
日本もひとごとではないのである。
今のところ、日本でマスコミの話題となるのは、海外から不法入国した女性を対象とした廉価労働や売春の強制が多いようだ。
しかし、今回の奈良の誘拐事件にて明らかになった容疑者の異常な性癖から想起されるように、子供が売買の対象になりうる潜在的な市場が存在する以上、未成年者を対象とした売春の強制など人身売買まがいの事件が、残念ながら今後増加するのではないかと思える。
ここに並べて書くのは、どうかとも思うが、日本のテレビタレントの若年齢化もいいかげんにするべきだ。テレビは学芸会じゃない。芸も無いのに、10代前半をちやほやする必要は無い。大体、テレビで小学生に露出度の高い服なんか着せて躍らせていることが、ロリコン犯罪を誘発させているという議論にはならんのか? TVゲームと犯罪なんかより、よっぽど因果関係は高そうだが。


オチを考えずに書き出したが、オチないままに終わった。
仕方ないので、「オセロは水戸が発祥の地」というトリビアで終わりたい。

Tsunamiとガッツ石松

クリスマス休暇に旅行をしていたが、テレビから流れるのはスマトラ沖地震ばかり。
死者は約7万人という報道もあるなど、被害の深刻さは当初の想像をはるかに越えている。

日本では、地震のたびに津波に関する情報が一緒に流れているが、「津波」に対する脅威が、特にインド洋周辺の国々では全く認識されていなかった。
スリランカの大統領が、自ら、このような災害が発生することを全く予想していなかったと述べていたのは印象的だ。

ところで、この「津波」、英語でもTsunamiという。
一応Tidal Waveという言葉もあるが、今回のニュースでも、CNN、BCCともにTsunamiが使用されている頻度の方がずば抜けて高かった。
海外で生活していると、このTsunamiのように、日本語が転じて英語になった言葉を耳にすることも多い。
有名なところではKaraoke、日本食に関してはTenpura、Sushi、格闘技のJudo、Karate、更にはBonsai、Otakuなんてのもある。
アメリカでもイギリスでも、日本はちょっとしたブームになっている。
日本にはちょっと変わった文化があるという認識から、日本語も積極的に英語として取り入れられているようだ。

これとは別に、海外の有名観光地に行くと、みやげ物屋から怪しげな日本語で呼びかけられるのは勘弁して欲しい。
「コンニチワ」「ヤスイヨ」はともかく、誰が教えたんだか「ヤクザ!」と呼ばれて振り向く奴はいない。
挙句に、無視して通り過ぎると「ナゴリオシー!」、どんな名残だ。

でも、モロッコの奥地で、買い物交渉中に「オーケー、オーケー、オーケーボクジョー」と言われたときには、不覚にも笑った。
ガッツ伝説、モロッコでも不滅である。

ベルギー/ブリュッセル

先日、所用でベルギーに行ってきました。

ロンドンからベルギーのブリュッセルまでは、ユーロスターで3時間ほどです。
金曜日の夕方などは仕事を終えて、週末旅行に出かける人々でユーロスター乗り場は、大変な混み様です。
すくなくとも金曜や土曜出発の場合は、事前に予約しておきましょう。ユーロスターのHPhttp://www.eurostar.com/dctm/jsp/index.jsp
なお、飛行機と同じように、早く予約すればチケットも安くなるのがポイントです。

写真は、グランプラスというブリュッセルの有名な広場ですが、まぁブリュッセル自体はそれほど見所があるわけじゃありません。
有名な名所と言えば、グランプラス、小便小僧の像くらいでしょうか。
ちなみに、小便小僧の像の近く、地元の人や観光客もあまりいない路地の奥に、小便小娘の像があります。全裸の少女が、しゃがんで用を足している像です。しかも、他人に見られているせいか、顔が怒ってます。かなりの激怒ッぷりです。 見ていて心がすさみました。
(写真もとってきましたが、、、ご要望があればUPしますけどね。。。)

タイタン探査と食糧補給?

宇宙に関する話題が二つ。

まずは、クリスマスの朝、土星探査機ホイヘンスが母船であるカッシーニから切り離され、土星最大の衛星であるタイタンに着陸予定です。うまくホイヘンスが着陸すれば、タイタンのより詳細な情報が得られるだろうと期待されています。
まぁ、正直言って、大気や土壌の組成がどうした、とか火山活動がどうしたとかいわれて、今一ピンときません。
やっぱ、土星(英語でSaturn)の衛星ですから、僕達の興味はサターン星人でしょう。 あのモッコリ頭がTVに登場したのはもう10年近く前でしょうか? 時々ソフトの中古屋で見かけるサターン用ソフトは、ちょっと物悲しいですね。 
ちなみに、このJet Propulsion Laboratoryのページからは、現在のカッシーニの位置などが見られます。 三次元座標だかなんだかよくわかりませんが、スタートレックで出てきそうな図はちょっとかっこいいです。 ホイヘンス着陸後にはその映像なんかもアップされそうですね。

夢のある探査の話とは対照的に、僕としてはこのニュースの方が好きです。
「宇宙飛行士、よだれが垂れそう(意訳)」(HoustonChronicle.com)
関連日本語ニュース (CNN Japan) 
国際宇宙ステーションに向けて、ロシアから食料補給船が打ち上げられたというニュースです。食糧不足が発覚以来、宇宙飛行士たちは、一日3,000だった摂取カロリーを300から500まで減らされていた、というんですから宇宙飛行士たち、よっぽど飢えてたに違いありません。「補給食料の荷解きをするのが待ちきれない」というもわかります。
宇宙に行っても、人間は変わらない(某3倍のスピードの赤い人に怒られるかもしれませんが)ってのがいいですね。この食糧補給に失敗すると、宇宙飛行士たちは任務を中断して地球に帰らなければならなかったらしいですから。

気になるのは、どんな食料が送られたんでしょうか? 詳しくはわからんですが、野菜や果物も補給には含まれているようです。
誰か、ロンドンに住む僕にも美味しいラーメンを補給してください。

曙VSホイス 曙の必勝法

なんか、旅行に行ったり、風邪を引いたり、仕事に忙殺されているうちに、1月近く更新しませんでした。
その間にトラバしていただいたりして、ありがとうございました。。。
仕事もようやく落ち着いてきたのですが、ネタを考える余裕も無く、まぁブログだし、ニュースと関係ないですが、更新を優先して。。。

年末の曙VSホイス戦。
まぁ、世間の興味は、やっぱり曙がどう負けるか?という点にあるみたいですが、あと1週間、マケボノにはがんばって欲しい。

・・・というか、曙、もう試合の間中、前転、でんぐり返しで体当たりはどうか?
どうせ膝はぼろぼろだし、減量も出来無そうだし、間接取られてしょっぱい試合も嫌だし。20分間くらい前転しつづけられるだろう。がんばれば。。。

いや、イメージはストⅡのブランカですけど。
電撃は無理だろうが、今日から風呂に入らなければ、その悪臭は電撃放射なみの破壊力もあるだろう。曙も、元横綱だからといって、そろそろエドモンド本田に固執するのはよしたほうがいい。

曙、試合開始と共に、おもむろに連続前転。よけられてもひたすら前転(たまに後転)どよめく会場と戸惑うホイス。ホイス戸惑いながらサッカーボールキックを試みるも、リングの端からスピードに乗った巨体の勢いをとめるには至らない。キックの軸足に曙衝突。そのままホイスを押し倒す。
グラウンド戦かと思いきや、曙そのまま前転による突進攻撃を継続。
ホイス、捨て身のタックルも、曙に抱きついた瞬間、悪臭に顔をゆがめ、力が入らない。ホイスは体勢を立て直せないまま、何度も巨体の下敷きに。。。

さぁ、今日から前転で目を回さないように、一日中でんぐり返し特訓だ!!!

まぁ、後頭部が無防備だから、そこを蹴られたらあきらめるように。

キツネ狩り

イギリスで、50年以上の紆余曲折を経て、キツネ狩りの禁止法が制定されます。
キツネ狩りといっても、日本ではなじみがありませんが、イギリスでは300年以上の歴史があります。
内容としては、狩人達は馬に乗り、訓練したハウンド(狩猟犬)をつかって、キツネを追いかけて狩るというものです。
つまりは、古くから貴族の楽しみだったわけで、イギリス国内にはキツネ狩りのクラブがいくつもあり、そろいのユニフォームを作って、皆で集まって狩をするというわけです。
ちなみに、銃をつかった狩りはシューティングと言われ、別ジャンルです。

キツネ狩り反対派は、いろいろ言ってますが、要は、そんな貴族のお遊びのために、キツネを殺すのは残酷だ。(俺達には、馬や犬を用意して狩りをする金なんて無い。金持ちの道楽なんて嫌いだ。)というのが理由でしょう。
対する擁護派は、キツネ狩りは、イギリスの伝統である。またキツネ狩りで生計を立てている多くの人々が職を失う。(俺達の趣味を禁止するな。俺達は金持ちなんだ。)といってます。
確かに、キツネ狩りにかかわる人々は大勢いて、狩場の管理や犬と馬の訓練をしたり、さらにはプロのハンターという人もいるのです。

結局、反対派議員が法律案を策定し、その審議中に擁護派が国会内に乱入するなんて事件を経ながら、ついに早ければ来年の2月から、「犬を使った狩り」は禁止されることになりました。

それでも、キツネ狩り愛好家は、血気盛んな人達や、上流階級の人達です。そう簡単には問題は解決しないようです。
愛好家達は、禁止になった後も、逮捕されるのを覚悟で、抗議の意味をこめて、狩りを続ける。と暴走族のようなことを言ってます。
更には、今回の禁止法制定に際しては、議会の意見が貴族院と下院の両院で分かれたため、議会法(Parliament Act)というのを適用して制定されたことになっているのですが、そもそもこの議会法(1949年制定)自体が貴族院の了解を得ていないので無効だとして、裁判が起こるようです。 この裁判の行方も気になるところです。

法律によると、「犬を使った狩り」は禁止ということです。そこで、鷹狩り(鷹を狩るのではなく、鷹を使った狩り)はどうなんだ?ってのが議論されてます。
そんなら、「犬」の代わりにアイボで狩をするとかいうのはどうでしょう。アイボじゃキツネには負けそうなので、キツネ型アイボを開発してもらって、犬型アイボ対キツネ型アイボで戦わせればいいんです。
まぁ、要はプラレス三四郎がなつかしいというのが、言いたかったわけです。

キツネ狩りに興味のある方は、BBCの特集記事をどうぞ。

日米英 三国同盟?

パウエル長官が辞任しましたね。後任はライス補佐官らしいです。

パウエル長官はブッシュ政権のなかで中道派といわれ、国連やヨーロッパとの協調関係を大事にしていた人だっただけに、今後のブッシュ政権が、ラムズフェルド国防長官らのネオコンの影響で、より単独覇権主義の傾向を強めていくことになりそうです。

単独覇権主義ってのは、結局国際的な孤立化政策なわけで、日本が果たしてアメリカと一緒に心中するつもりなのか、そこのところは小泉さんも真面目に考えてもらわないと困るところです。
前にも言いましたが、僕は、ブッシュが当選したのは、アルカイダがアメリカをメチャクチャにするために、偽のブッシュ票を大量に作り出したせいだとにらんでます。アルカイダはブッシュを大統領にすることで、アメリカを疲弊させ、アメリカの世界的な地位を貶めるという、効果的なテロ行為を行ったに違いありません。

・・・まぁ、アルカイダはともかく、イラク「戦争」を通じて、イギリスは日本と同じような立場にあります。当初からアメリカを支持し、戦争にも(程度の違いはあれ)協力し、総理大臣は大統領選挙の途中から、ブッシュを援護するような言動をした一方、国民はイラク戦争に批判的です。
しかし、イギリスにおける、アメリカ政治に関する情報や議論の質と量は、日本のそれらとは比べ物にならないくらいに豊かです。もちろん、同じ英語圏というのは非常に大きいと思いますが、世界的に見ると孤立しつつあるアメリカ擁護派の国としては、アメリカの動向に注目するのは当然でしょう。

もちろん真面目な議論も一杯あるんですが、イギリス人のアメリカ観というのが反映されているものも多く、そういう方が見ていて面白いですね。

たとえば、イギリスでは、ブッシュの嘘がばれるずいぶん前から、ブッシュがstupidだという意見が30%を超えていました。 (というより、世論調査で「大統領は馬鹿だと思いますか?」という選択肢があるところがイギリスらしい。)
当然のごとく、大統領選挙の結果が出た次の日、デイリー・ミラー(Daily Mirror)の一面は、"How could 59,054,087 people be so stupid?" まぁ、簡単に言えば、「なんてアメリカ人は馬鹿なんだ!」と言ってるようなもんです。
イギリスに住むアメリカ人の多くが、周りからなぜブッシュが勝ったのかを聞かれると困るので、政治の話になるとその場を離れるという記事も出ています。さすがのアメリカ人も、今回のイラク戦争と大統領選挙に関しては、自己正当化するのが難しいようです。

イギリスのブレア首相は、懸命にブッシュとヨーロッパ各国との橋渡しをしようとしているみたいですが、フレンチフライをフリーダムフライにされてしまったフランスのシラク大統領は、そんなブレア首相にも懐疑的な発言をしています。

イギリスとしても、フランスやドイツがこれ以上態度を硬化させた場合、EUとしての立場上、これ以上アメリカ側に付いていられるのかは疑問です。
世界は確実に、アメリカとマイケル・ジャクソンの怪しさに気づいています。日本も冷静に世界情勢を見極める必要があるんでしょうね。