中学の夏休み中の宿題で「画家について調べる」という課題があり
折に触れよく目にする画家なので ピカソを薦めました。
以前、マリー・テレーズの肖像画が33億円で落札されたというニュース
も耳にあたらしい。
たとえば、キュビズムの絵1つ見せられて「なんだ これ?」で終わらせて
しまうのもつまらない。 これはあの時に描かれたあの人なんだと 少し
わかっていれば この先ピカソを面白く観れると思い じっくり教える良い
機会でした。
PABLO PICASSO (1881-1973)
ピカソは母方の姓。スペインに生まれキュビズムを創始した
世界的な画家。
奔放な愛情生活は芸術を大きく飛躍させ、その女性達が彼の
インスピレーションの源泉だった。
キュビズム・・・従来の遠近法(1点透視図法)によらず
ばら色の時代・・・・・・・フェルナンド・オリビエという恋人の出現
でその後、明るい色調へ変化する。
サーカス芸人を題材にした。
マリーテレーズ ワルテル・・・・・1927年街で見かけモデルに誘う。
この時ピカソ45歳、マリー17歳。
妻オルガとの不仲と祖国スペイン
をめぐる不穏な状況がピカソの
創作意欲に大きな影を落としていた
そうした中、美しい肉体と少女の
面影を持つマリーが平穏な生活を
ピカソに与えた。
後にマイヤが生まれるが、母と
なった身体に創作意欲を喪失する。
ピカソの死後後追い自殺をする。
「泣く女」・・・・・ドラ マールがモデル
(1937)
ゲルニカ(1部分)・・・・・・ドイツ空軍の無差別爆撃で女・子供・無力な
(1937) 市民が犠牲になったことに衝撃を受け たった
1か月で399x777cmの大作を描きあげた。
ドラは制作経過の写真を撮影し、部分的に制作
に加わっている。
ジャクリーヌ ロック・・・・・1953年陶芸に熱中していた頃
工房で働いていた 彼女と出会う。
ピカソ70歳、ジャクリーヌ26歳。
ピカソの晩年連れ添った2人目の妻。
ピカソは91歳で死去。その後
彼女も後追い自殺する。
する。