『碁盤斬り』和気あいあいすぎる、楽しい舞台挨拶生中継付き上映会。 | himawari's diary

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鑑賞日 2024年5月18日(土)
 
 
製作年 2024年
 
製作国 日本
 
言語 日本語
 
尺 129分 
 
公開日 2024年5月17日(金)
 
レイティング G
 
配給 キノフィルムズ 
 
 
スタッフ
 
監督 白石和彌
 
脚本 加藤正人
 
書き下ろし小説 加藤正人 著「碁盤斬り 柳田格之進異聞」
 
 
主なキャスト
 
草彅剛:柳田格之進
 
清原果耶:お絹
 
中川大志:弥吉
 
奥野瑛太:梶木左門
 
音尾琢真:徳次郎
 
市村正親:長兵衛
 
斎藤工:柴田兵庫
 
小泉今日子:お庚
 
國村隼:萬屋源兵衛
 
 
概要
 

 ある冤罪事件)に巻き込まれた男の怒りを目撃せよ! 父娘の絆を斬ってもなお、武士には守らねばならない誇りがあった。

 

浪人・柳田格之進は身に覚えのない罪をきせられた上に妻も表い、故の彦根藩を追われ、娘のお絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしている。 しかし、かねてから嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、嘘りない勝負を心掛けている。 ある日、旧知の藩士により、悲劇の冤罪事件の真相を知らされた格之進とお絹は、復讐を決意する。 お絹は仇討ち決行のために、自らが犠牲になる道を選び……。 父と娘の、誇りをかけた闘いが始まる!

(引用元:公式サイト)

 
 
感想
 
落語の演目「柳田格之進」が
 
題材になっている作品とのことなので
 
あらかじめ「柳田格之進」の内容を
 
確認しておきました。
 
人情味溢れる、いいお話ですね。
 
本作で加えられたパートも
 
なかなかおもしろかったです。
 
 
草彅剛演じる格之進の迫力はもちろん、
 
清原果耶演じるお絹の可憐でありながら
 
凛とした姿はとてもすてき。
 
小泉今日子演じるお庚の女将さんぶりも
 
想像以上によかったです。
 
それと、斎藤工演じる柴田兵庫のやさぐれ感も
 
カッコよかったです。
 
その他のキャスト陣も
 
それぞれ皆さんはまり役で熱演でした。
 
 
ストーリー展開としては、
 
全体的には楽しめましたが、
 
一部、唐突なところや、
 
少々疑問に感じられる部分があり、
 
微妙にもったいなかったです。
 
 
碁の対局のシーンでは
 
美しくエモーショナルな映像が印象的でした。
 
江戸の街並みも見ごたえがありました。
 
 
 
上映前には舞台挨拶生中継が。

 

 

 
草彅剛、市村正親、小泉今日子、國村隼、
 
白石和彌監督がご登壇。
 

 

 

 

 

 

とっても和気あいあいとしていて、
 
楽しいトークが満載でした。
 
特に市村正親が大きな声の挨拶と
 
ギャグ連発のハイテンション。
 
皆さん作品の完成を喜んでいたし、
 
京都の撮影現場も楽しかったようで、なにより。
 
 
白石和彌監督がこだわったという、
 
「橋」について鑑賞前に聞けたのはよかったです。
 
最後に「覚悟」について話した、
 
草彅剛の姿も印象的でした。
 
 
入場者プレゼントは「五十両ステッカー」。