『ARGYLLE/アーガイル』“事実は小説より奇なり”を超えるサプライズとは⁉ | himawari's diary

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鑑賞日 2024年3月1日(金)
 
 
製作年 2024年
 
製作国 イギリス・アメリカ
 
言語  英語・ロシア語・フランス語 日本語字幕
 
尺 139分 
 
公開日 2024年3月1日(金)
 
原題 Argylle
 
レイティング G
 
配給 東宝東和
 
 
スタッフ
 
監督 マシュー・ボーン
 
脚本 ジェイソン・フックス
 
 
主なキャスト
 
ブライス・ダラス・ハワード:エリー・コンウェイ
 
猫:アルフィー
 
ヘンリー・カヴィル:アーガイル
 
サム・ロックウェル:エイデン
 
ブライアン・クランストン:リッター
 
キャサリン・オハラ:ルース
 
デュア・リパ:ルグランジェ
 
アリアナ・デボーズ:キーラ
 
ジョン・シナ:ワイアット
 
サミュエル・L・ジャクソン:アルフレッド・ソロモン
 
ソフィア・ブテラ:サバ・アル=バドル
 
リチャード・E・グラント:ファウラー
 
 
概要
 

凄腕エージェントのアーガイルが、謎のスパイ組織の正体に迫る大人気小説 「アーガイ ル」。ハードなシリーズの作者エリー・コンウェイの素顔は、自宅で愛猫のアルフィーと過ごすのが至福の時という平和主義。だが、新作の物語が実在するスパイ組織の活動とまさかの一致でエリーの人生は大混乱に! 小説の続きをめぐって追われる身となった彼女の前に現れたのは、猫アレルギーのスパイ、エイダン。
果たして、出会うはずのなかった二人と一匹の危険なミッションの行方は?!
現実と空想のスパイ世界が交差する壮大な物語を、ヴォーン監督の独特過ぎる感性と唯一無二の演出で描いた最新作。 “ 事実は小説よりも奇なり”を遥かに超え、超刺激的な劇場体験とサプライズを約束する、
ファンタジック・アクション・エンターテインメント!

秘密を漏らすな、相手が猫でも。

(引用元:公式サイト)
 
 
感想
 
コミカルなスパイもの、アクションものが
 
好きな方にとっては楽しめる作品かと。
 
エモーショナルな雰囲気もあり、
 
おもしろかったです。
 
猫好きの方にとってもいいですね。
 
猫のアルフィーは「可愛い」というよりは
 
我が道をゆくタイプに見えるのですが、
 
それが後半で活きてくるのがよかったです。
 
猫用リュックやグラスなど、
 
アーガイル柄のグッズにも注目。
 
 
キャスト陣がとても豪華、かつ
 
それぞれの役どころが個性的なのが好印象。
 
 

デュア・リパ演じるルグランジェは

 

ブロンド、ゴールドの衣装、

 

エキゾチックな雰囲気が素敵で、

 

もっと活躍してほしかったのですが

 

思ったよりも出番が少なかったのが残念でした。

 
 
ストーリー展開は読めるところもありますが
 
驚かされる部分もあり、楽しめました。
 
コミカルでカラフル、ファンタジーな
 
アクションの見どころもあるし、
 
カッコいいアクションもしっかりあります。
 
 
ジョン・シナ演じるワイアットが
 
ルグランジェの首根っこを掴んで持ち上げるのは
 
『ターミネーター』の
 
アーノルド・シュワルツェネッガーを
 
想起させられました。
 
 
その他、過去のスパイ作品・作家への
 
リスペクトを感じるシーンがあり
 
微笑ましかったです。
 
 
現実とエリーの創作した世界が
 
交錯する映像もエキサイティングです。
 
 
終盤でブライス・ダラス・ハワード演じる、
 
エリーのアクションもあるのですが、
 
結構たくましい彼女の蹴りが効きそうで
 
意外と迫力がありましたね。
 
スケートが得意な設定も
 
アクションに活かされていて、
 
カッコいいのと笑えるのと、
 
両方の効果はさすが!でした。
 
 
ところで、初めて予告編を観たときに、
 
ブライス・ダラス・ハワードが、
 
一瞬、ヘイリー・ベネットかと思いました。
 
ヘアスタイルのせいかもしれませんが、
 
似ているな、と。
 
ヘアスタイルと言えば、
 
序盤でサム・ロックウェルがヒゲとロン毛で
 
別人みたいなのは笑えました。
 
 
ダンスシーンもカッコよかったですね。
 
リフトして回転するのも何度かあり、
 
とてもインパクトがありました。
 
 
ラストの、待ってました、
 
という感じのサプライズ、
 
そしてエンドロールのオマケ映像では
 
またサプライズ内容とゲスト!
 
ちょっと期待していた内容が
 
含まれていたこともあり、歓喜。
 
続編、またはスピンオフか、
 
何かしらの関連作品が
 
製作されることを楽しみにしています。
 
 
マシュー・ボーン監督の映画作品は、
 
『キック・アス』『キングスマン』など
 
どれも好きなのですが、
 
大胆な解釈で表現されるミュージカルも
 
興味深いです。
 
2018年に鑑賞した『シンデレラ』も
 
かなり印象に残っています。
 
 
それと、予告編から気になっていたカッコいい曲
 
「Electric Energy」ですが、
 
これは本作のためにマシュー・ボーン監督が
 
チームを結成して書き下ろした楽曲で
 
ボーイ・ジョージ、ナイル・ロジャース、
 
アリアナ・デボーズが組んだ最新のシングル。
 
MVには本作の豪華キャスト陣も
 
出演していてとても華やか。
 
ちょっとクラシックなディスコの雰囲気が
 
本作にピッタリ。
 
エンドロールで流れると、気分が上がり、
 
帰り道で脳内リフレインしていました。