鑑賞日 2024年2月25日(日)
製作年 2023年
製作国 アメリカ
言語 英語・ドイツ語・犬語 日本語字幕
尺 100分
公開日 2024年2月23日(金・祝)
原題 MUZZLE
配給 「K-9 L.A.大捜査線」上映委員会
スタッフ
監督 ジョン・スタルバーグJr.
脚本 カーライル・ユーバンク
主なキャスト
アーロン・エッカート
スティーヴン・ラング
ペネロペ・ミッチェル
ニック・サーシー
ディエゴ・ティノコ
概要
一匹狼の刑事と天才警備犬(K9)が活躍するアクション大作
元海兵隊でLAPDのK-9警官のジェイク(アーロン・エックハート)はLAの街で麻薬ディーラーと銃撃戦に巻き込まれK-9パートナーのエースが撃たれて死んでしまう。エースを助けなかった救急医師に暴力を振ってしまったジェイクは、休職を余儀なくされるが、エースを撃った犯人に復讐する為、自ら警官を退職し、新たな相棒となった狂犬ソックスとともに、犯人を追跡するうちLAを支配する巨大な陰謀と市警の腐敗が明らかになる。そして陰謀を暴き、責任のある者たちに復讐することを目指す。
(引用元:公式サイト)
感想
アーロン・エッカートやスティーヴン・ラングが
出演しているということもあり楽しみでした。
ポスタービジュアルもカッコいいです。
原題の「MUZZLE」は、
犬などの動物の口吻(こうふん)、口輪、銃口、
などの意味がありますが、
鑑賞後に改めて考えたら、しっくりきました。
ちなみに 『K-9 友情に輝く星』みたいな
コメディ感は本作には全くありません。
アーロン・エッカートが演じるのは、
戦争のためにPTSDがあり、
孤独な雰囲気を漂わせる刑事・ジェイク。
唯一、K‐9 L.A.大捜査線は心を通わせ、
強い絆を感じさせるのがよかったです。
スティーヴン・ラングにはどうしても
怪演を期待してしまうのですが、
本作では割と普通の役柄でした。
ジェイクが最初の
K-9パートナーのエースを亡くし、
次にパートナーとなったのは狂犬ソックス。
勝手にオス犬と思い込んでいましたが、
実際にはメス犬だということが途中でわかります。
ソックスがなぜ狂犬となったのか、
その過去が描かれていて、
それがとても辛く悲しく、胸が痛みました。
ストーリー展開は淡々としながら
ちょっと複雑だったり、
アクションをもっとたくさん見せてほしかった、
とかはありますが、
全体的には決して悪くはなく、
おもしろかったです。
暗く、重いテーマの中で、
ジェイクとK-9パートナーの犬の関係性は感動的。
ジェイクを演じた、
アーロン・エッカートだけでなく、
犬の演技やカメラワークもうまいし、
癒しも感じられました。