『バイタル・サイン』第36回東京国際映画祭(2023) ワールド・フォーカス | himawari's diary

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鑑賞日 2023年10月27日(金)
 
 
製作年 2023年
 
製作国 香港
 
言語 ほぼ広東語 日本語字幕 英語字幕 北京語字幕
 
尺 98分 
 
公開日 2023年10月27日(金)時点、未定
 
原題 Vital Signs [送院途中]
 
 
スタッフ
 
監督 ヴィンシー・チェク[卓韻芝]
 
 
主なキャスト
 

ルイス・クー:マー

 

ネオ・ヤウ:ウォン

 

アンジェラ・ユン:ミッフィー


アリエル・ソー:ボニー


パン・ツァンリョン:ユー

 
 
概要
 
人命を救うという任務を完遂するためには規則を破ることもいとわない救命士をルイス・クーが演じた作品。『星くずの片隅で』(22)でヒロインを演じた注目の新進女優アンジェラ・ユンが競演。
(引用元:公式サイト)
 
 
感想

救命士の現場での仕事ぶり、厳しい現実を

マーを中心として、描いています。


出世さえできればいいというウォン、

引退間近のドライバーのパン、

マーの娘のボニー、

親戚で看護師のミッフィー、

彼らとマーの関係は

それぞれバディみたいでした。


以前、妻を助けられなかったマーの

抱える心の闇、悲哀がとてと切ないのですが、

そんなマーの影響があり次第に変化していく

ウォンの姿にもドラマがありよかったです。


そして、現場の緊張感だけでなく、

マーと娘のボニーの父娘愛も描かれています。

ボニーの普段の勝気さと、

それに反して父親が大好きな気持ちが

溢れるところの対比にも

グッとくるものがありました。


ラストは香港映画らしい切ない曲が流れ、

余韻に浸りました。