鑑賞日 2023年9月14日(木)
製作年 2023年
製作国 アメリカ
言語 英語 日本語字幕
尺 103分
公開日 2023年9月15日(金)
原題 A Haunting in Venice
レイティング G
配給 ディズニー
スタッフ
監督 ケネス・ブラナー
製作 ケネス・ブラナー, リドリー・スコット
原作 アガサ・クリスティ「ハロウィーン・パーティ」
脚本 マイケル・グリーン
主なキャスト
ケネス・ブラナー:エルキュール・ポアロ
ミシェル・ヨー:レイノルズ(霊能者)
カイル・アレン:マキシム・ジェラード(若き)シェフ
ケリー・ライリー:ロウィーナ・ドレイク(最愛の娘を亡くした元オペラ歌手)
カミーユ・コッタン:オルガ・セミノフ(ドレイク家の家政婦)
ティナ・フェイ:アリアドニ・オリヴァ(ミステリー作家)
ジェイミー・ドーナン:ドクター・フェリエ
ジュード・ヒル:レオポルド・フェリエ(ドクター・フェリエの10歳の息子)
アリ・カーン:ニコラス・ホランド
エマ・レアード:デズデモーナ・ホランド(ニコラスの姉)
リッカルド・スカマルチョ:ヴィターレ・ポルトフォリオ(ポアロのボディガード)
概要
『オリエント急行殺人事件』、『ナイル殺人事件』に続く、アガサ・クリスティ原作、ケネス・ブラナー監督・主演で贈る《名探偵ポアロ》シリーズ最新作。 ベネチアで隠遁生活を過ごしていたポアロは、霊媒師のトリックを見破るために、子供の亡霊が出るという謎めいた屋敷での降霊会に参加する。しかし、その招待客が、人間には不可能と思われる方法で殺害され、ポアロ自身も命を狙われることに…。 はたしてこの殺人事件の真犯人は、人間か、亡霊か──世界一の名探偵ポアロが超常現象の謎に挑む、水上の都市ベネチアを舞台にした迷宮ミステリーが幕を開ける。(引用元:公式サイト)
感想
楽しみにしていた作品です。
前作を観ていなくても大丈夫ですが、
観ておいた方がポアロの反応の意味が
わかるシーンもあるので、より楽しめます。
ホラー要素があることで謎も深まります。
原作とはちょっと違う展開になっているので、
ラストまで新たな感覚でミステリーに浸れます。
原作にいない人物も登場します。
例えば、霊能者ですが、
ミシェル・ヨーが熱演しています。
1947年のベネチアが舞台ということで、
ミステリアスな風景、雰囲気がいいです。
そして、『ミッション~』のベネチアのシーンを
思い出しながらの鑑賞でした。
「out of the blue」の表現は
『ミッション~』の前作で
非情に印象的だったシーンの
印象的なセリフでしたが、
本作でも登場し、そこでも『ミッション~』を
思い出してしまいました......。
季節はハロウィーンの時期だというのが、
より怪しくていいですね。
古典的な感じのせいか、
なんとなく現代のハロウィーンより、
魅せられるものがありました。
降霊会が行われる古い屋敷と調度品、
登場人物の衣装などもすてきでした。
9月14日はアガサ・クリスティの誕生日の前夜、
特別先行上映会での鑑賞でした。
上映前には船越英一郎さんのトークショー。
ポアロに似せた出で立ちでご登壇。
亡霊(?)もご登壇。
ネタバレ厳禁の作品なのですが、
うまく回避しながらも、
とてもおもしろくて濃いトークで
鑑賞前の気分を盛り上げていただきました。
キャッチコピーを考えたそうで、
「アガサと亡霊が手を組んで私たちを大人の
ホーンテッドマンションに招待してくれた」
でした。
言い得て妙です。
「真実が明らかになった後にもう一つの驚きが」
というのは、何かと思いましたが、
鑑賞したら納得でした。