この作品は好みがかなり別れると思います
私はあんまり良いとは思えませんでした
かつての高校教師 葉山(松本潤)に
思いを寄せる大学生 工藤(有村架純)
工藤に思いを寄せる
大学生 小野(坂口健太郎)
この3人がメインの登場人物です
葉山は再会した工藤に対し
無意識だろうけれども
思わせぶりな行動を取ります
以前は結婚していたが今はひとりだとか
ある意味でずっと嘘をついていたのも
疑問でした
「私のことをどう思っているの?」と
聞かれてもハッキリしないし
2人のグタグタな関係がダラダラ続きます
途中 工藤は小野と付き合うことになります
小野は付き合い出した途端に
携帯の「着信履歴を見せろ」とか言う
私的には一番嫌いなタイプでウンザリでした
それでも小野と工藤の別れのシーンは
まぁまぁ切なくて
良いかなぁという感じでした
小野と別れた工藤は
葉山と奥さんが復縁すると知り
「最後に先生の家に行きたい」と言います
その後ベッドシーンに突入する訳ですが
ここまでダラダラしてきたのが
いきなり変に生々しい感じになったのが
とっても気持ち悪かったです
都合のいい関係に見えました
工藤は社会人になってからも
葉山にもらった懐中時計を思い出として
常に持っています
残業中に後輩に見せてと言われて
その懐中時計を貸しますが
フタの裏に外国語で刻まれたメッセージの
意味をその後輩に教わりハッとします
後輩は「今調べました」と言っていたので
ネットか辞書で調べたのだと思います
工藤の葉山に対しての思いが
強いのを表現したかったのだと思いますが
そんなに好きなら
刻まれたメッセージの意味くらい
自分で調べないのかな?と
新たな疑問まで湧いてくる始末で
感動するには至りませんでした