この時期、市民がん検診の駆け込み・ラストスパートで、がん検診ごとの問診票確認があるのでものすごい問診に時間がかかる。
66才女性も市民がん検診使用の健診。特定健診も兼ねているので一般健診の問診票もあった。
働いてるとは思えない年齢と健診項目なのに労働勤務帯は「働いていない」になってるのに、何時間労働か?には8時間以上、日数は週6日以上。
あれ?お仕事されてますか?と質問したら「書き方がよくわからなくて😞。。。」とよくある返答。
この方、さらに「一ヶ月前に娘を亡くして、看病してたから。。。」
えっ???66才の人の娘さんっていくつ?
思わず「娘さん、おいくつですか?」と聞いてしまった。
「38才だったの。まだ辛くてねぇ。」
そんなに若いの?「私より若いですねご自身、せっかく残った命ですから、1日でも長く健康を維持しないと。こうやって、健診に来れただけでも大事ですよ。」
それしか言えなかった。この方、さらに
「孫がいるんです。5才と7才。面倒みてるから。。。」
😭😭😭
涙しか出ない。
「お孫さんのためにも、なおさら健康で過ごせるようにしないと。」
これ以上話したら、私も仕事にならない。
不適切にもほどがあるにハマってる私は、小川先生が自分の未来を聞いて「余命9年だよ」と話しているのを思い出した。
職場には四捨五入で30歳がたくさんいる。
彼女たちにしたら余命10年切ってるよね。
38才で死んじゃうって、案外短いね。
その話を30前の子に話したら、フリーズ。その子は「さっき、15才恥骨癌の人がいたんです。今は40歳過ぎてますけど、肺転移で2回オペしてて、今は肝臓に良性腫瘍。恥骨は切除して、メッシュを入れてるんですけど、メッシュから感染して膿がでてるそうです。メッシュを取り出したくても、メッシュが石灰化して切除不可能で、膿が出てくるところに軟膏塗るしかないみたいで。。。」
恥骨癌なんて初めて聞いたよ。
命拾いできてるところは、守護霊に守られてるかもしれないけど、希少癌になって転移してるとこは守られてないなぁ。
どちらも希少な話。二人で暗いテンションに、陥った。