職業×年下男子〜消防士編①〜 | 《妄想小説》 〜LDHの小さな恋〜

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好きな作品が見つかれば嬉しいです。

職業×年下男子

消防士編 〜彼氏編〜




彼の仕事は街を守るヒーロー。


仕事の関係で、なかなか会えない。


でも、明日休みが取れたらしく、


早く仕事を終わらせて私の家に来る。


少しくらい美味しいもの作りたくて、


彼が好きなものを作ってたらテーブルの上には沢山の料理。


「ちょっと作りすぎちゃったかも、、」


さすがに体を鍛えてる彼にとっては、食べ過ぎも良くない。


明日の夜ご飯作らなくていいかな、、。


すると、インターフォンが鳴る。


玄関を開けると仕事と訓練で疲れた彼がいた。


『ただいまー』


「おかえりなさい」


私を見るとふにゃっと笑顔で私を抱きしめてくれる。


会えなくても、この時間が大事な時間。


『なんかいい匂いする笑』


「さっきまでご飯作ってたからかな笑」


『本当?やった笑腹減ってたのっ!』


「あ、あのね、陸くんの好きなもの考えてたら、


作りすぎちゃった笑ごめん」


『俺のため?』


「、、うん。あ、でも、無理して


全部食べなくてもいいからね。残りは明日私食べるから」


『やだ。全部食べる』


「でも、体調管理とかも仕事のうちなんでしょ?


なら、、私が。」


『いいのっ。◯◯ちゃんが作ったのは特別。


それに、俺の元気の源だから笑笑』


「何それ笑」


『じゃあ、二人でいっぱい食べよ?


で、終わったらさ、二人でトレーニングすればいいし笑』


「えっ、私も?」


『二人じゃないとできないもん笑』


「そんなトレーニングあったっけ?」


『そんなの、、決まってるでしょ?あっちでやること笑』


指を差したのは寝室。


『俺、結構たまってたんだもん。ね、、いいでしょ?』


「えっ//


『それとも今からする笑?俺はいいよ笑笑?』


「し、しません//それに私最近太ったから、、」


『そんな風に見えないよ?会う度にかわいくなってるもん』


「そんなことないよ//


そんなこと言ってくれるの陸くんだけだよ//


『だって本当のことだもん。


俺がいない間誰かに口説かれてないかいつも心配だし、、』


「そんなことされないよ。」


『ほんと?なら良かった笑ねぇ、、こっち向いて?』


「え?、、んっ//


玄関なのに、壁に押し付けられ唇が重なり合う。


久しぶりに感じる彼の柔らかい唇。


大きな身体に包まれながら、甘い時間が過ぎていく。


腰を引き寄せられ、不意に太ももに彼の手が触れる。


「待って//


『ん?』


「だめってばっ、、っ//


『いいじゃん、少しだけ笑』


「ま、まって//


『やだ、、。◯◯ちゃん見てたら襲いたくなったんだもん。


やっぱり付き合って、、』


「待って、、んんっ//


優しいキスから、次第に深いキスに変わる。


口内を掻き乱され、力が抜けてくる。


さらに、彼の手が体の輪郭をなぞる。


ぐーっ!!


急に彼の大きなお腹の音が鳴る。


『あーもう!いいところだったのにーっ笑』


「体は正直だね笑お仕事頑張ってきたんだし、食べよう?」


『、、でもっ!』


「陸くんのご飯冷めちゃう、、。」


『、、分かった。じゃ、ひとまず休戦にする。』


「はいはい笑」


肩を落とし少し落ち込みながらも、部屋に入ってくれる。


テーブルに並べてる料理を見れば笑顔に変わる。


『え、美味そうっ!早く食べよっ!』


目の前には美味しそうに食べてくれる彼。


『美味いっ!やばいっ、、箸止まんないっ!』


「よかった笑」


『あー、まじで毎日食べたい、、』


「じゃ今度差し入れ作ろうか?訓練の時とかさ、」


『それは、、いい』


「え?なんで?」


他の奴に◯◯ちゃんの手料理、食べさせたくない。』


「陸さん、独占欲強いですねー笑」


少しからかってみると、いじけた様子の陸くん。


『だって、そうでもしないとみんなに取られちゃうから』


「え?」


『職場でも、◯◯ちゃんに会わせろってみんなうるさいし。


モテる奴ばっかだから、嫌なの、、。』


かわいい、、でも、訓練してるとこみたかったかな、、。


『あのさ、明日なんだけど、イベント駆り出されちゃって。』


「イベント?」


『消防のイベントがあって、人手足りないから来いって』


「それなら仕方ないよ。で、何するの?」


『火消し体験とか、デモンストレーションとか見せたり、


あと消防署内の見学とか、、。』


「それ、誰でも参加できるの?」


『一応、、』


「ならっ、」


『来ないでよ?』


「まだ何も言ってないのに」


『とにかくだめ。』


「陸くんのカッコいいところ見たかったのに。」


『トレーニングとかなら見てるでしょ?』


「でも、、」


『だめだよ?絶対だめ。』


「行かせてくれないなら、さっきの続きはおあずけね」


『えっ、』


「私はどっちでもいいんだけどなー笑


陸くんが嫌って言うから諦め、『わ、分かった、来ていい』


「そう笑?じゃ差し入れも持ってくね」


『、、うん。(◯◯ちゃん、ずるい)』


「なんか言った?」


『、、なんでもない』


キッチンで片付けをしてると、陸くんがくっついてきた。


『、、まだ?』


「あと少し笑あと、このおかず入れて、、。


だから、あっちでいい子にして待ってて?」


『やだ、、』


「お子ちゃまりっくん笑笑」


『そういう俺、嫌い?』


「そんなことない笑かわいい笑」


『、、別に可愛くないもん。』


強く抱きしめて、肩に顔を埋める。


「そうやっていじけてるのもかわいい笑」


『俺、男なんだよ?』


「んー笑?知ってるよ。」


『これ以上待たせるならここでする。』


「ほんとあと少しだから、、」


『あと5分だけ待つ』


「そんなの、、」


『それ以上は無理』


「分かった笑急ぐから、」


それから移動しても、ずっとくっついてくる。


なんか、邪魔されてるようにも感じるけど。


『はい、時間切れ、、』


「あと、これだけ。」


『さっき言った、待たないって。』


「でも、、んんっ//


首筋に彼の唇が触れて感じてしまう。


『形成逆転。やっぱり◯◯ちゃんの方がかわいい』


「り、く、、くんっ//」


『かわいい声出して笑早く行こう?』


抱き上げられ、寝室まで連れていかれる。


彼から優しいキスが降り注ぐ。


『大好き、、。俺だけ見てて、、?』


薄暗くても、引き締まった身体が目の前に見える。


月明かり中、深くて長い夜に導かれていく、、、。


to be continue..?