腰痛になった時、知っておくべき5つの対処法 | 亀有駅北口5分 亀有ひまわり整骨院

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腰痛になった時、知っておくべき5つの対処法

さて今回は、腰痛になった時の対処法になります。

 

腰痛は肩こり同様非常に

多くの人が悩んでいる症状です。

 

今回は腰痛になった時、

自分で判断すべき腰痛の対処

の仕方について解説致します。

 

是非参考にして下さい。

 

日常生活であまり気にならない程度の腰痛、

または腰痛を時々感じるくらいと

日々感じている方は多いと思います。

 

そんな応急的な処置として自分で簡単に

できる対処法が湿布を貼ることです。

 

湿布を貼って2~3日で痛みが楽になれば、

腰痛症状はいつも後回しになりがちです。

 

腰痛の早めの対処としては、腰の違和感、張りを感じたら、

それはもう腰痛の自覚症状が出ているサインです。

 

症状が進行しないうちに、早期に治療を受けておけば

こんなつらい思いをしなくてもよかったのに・・・

と後で後悔することになるかもしれません。

 

そのためにも、どのタイミングで治療に行けばよいか、

どうしたら腰痛にならずに腰を維持できるか、

今すぐ出来る対処法から姿勢や寝方での予防まで

5つのステップを解説致します。

 

『腰痛の対処法5つのステップ』

 

●一般的な腰痛の対処法と自分で対処してはいけない腰痛とは?

 

立ち上がった瞬間、急に腰に激痛が走り、

その場で動くことができなくなってしまった?

 

こういった状態になった時、まずはどう対処すれば

よいかと不安を感じることでしょう。

 

この痛みすぐ何とかならないか?

 

仕事ができるのか?

 

明日出かけられるのか?

 

家のことをしないと?

 

など、やらなければいけないことが

たくさんあるかと思います。

 

そんな時、このような腰の痛みは

どう対処したらよいのか?

 

非常に迷うことでしょう。

 

特に初めて腰痛を経験する方は、

「今まで腰痛になったことがなかったのに」

と思っているのではないでしょうか。

 

したがって腰痛の対処方法を知っているだけでも、

早期に症状を和らげ、スムーズに治療へ移ることができます。

 

今まで、皆さんが良いと思っていた腰痛の対処方法と

違う点があるかも知れませんが、腰痛で苦しんでいる

あなたにとって必ずお役に立つと思っています。

 

(1)自分で対処してはいけない腰痛とは?

 

腰痛の対処方法の前に、自分では対処してはいけない

腰痛があることを覚えておく必要があります。

 

以下のような症状がみられる場合、危険な病気や疾患が

潜んでいるかも知れないために自分では対処しては

いけない可能性が考えられます。

 

①1日、横になって安静にしていても痛みが治まらない。

②痛みが日に日に強くなる

③発熱、冷や汗がでる

 

このような症状が見られる場合、内臓疾患や血管障害が

原因で発生した腰痛の可能性が高いと思われます。

 

以上のように腰痛の原因が内臓疾患や血管障害から

くる場合には、病院で適切な処置を受けないといけません。

 

心配であれば、一度病院に受診し検査を行っておきましょう。

 

(2)一般的な腰痛の対処法

これからは、一般的な腰痛の対処方法

をご紹介していきます。

 

腰痛は、大きく分けて急性期に起こる急性腰痛症、

俗にいうぎっくり腰、すでに慢性期である慢性腰痛があります。

 

腰痛で整形外科を受診され、レントゲンで

「特に異常はありません」と診断され、

「湿布で様子を見てください」と言われた方は実に、

85%以上だと言われています。

 

そうなると、今の腰痛に対して、

この対処方法で良いのかと

不安になるのは当然かもしれません。

 

では、レントゲンで異常がないのに

「なぜ痛いのか」?

 

それは骨でも筋肉でもなく、神経が何らかの原因

によって圧迫を受けているから痛いのです。

 

ほとんどの腰痛の原因は、腰椎や骨盤のずれから

起こる神経圧迫による痛みです。

 

体を支えている背骨や骨盤がずれることにより

関節は支えきれなくなり、神経圧迫を起こします。

 

体を動かすときに痛みが強くなるのは、

骨がずれたことにより神経の周りの

組織が刺激されるために起きます。

 

よく腰を屈めたり、反ったりできないのは、

骨の動きが減少し関節が固まっているためです。

 

そのため筋肉が硬直して関節を守ろうと

体が自然に防御反応を起こすために

体が動かなくなるのです。

 

まず痛みがでた時の処置としてすぐ行えるのが、

患部を冷やすことと温める方法2つのどちらかです。

 

意外とこの冷やすのか温めるのかと

いう選択の見極めができません。

 

どのようなときに冷やすのか、

温めれば良いのでしょうか?

 

(3)腰痛になったら、まず対処はどうすればいいの?

湿布は温めるの?冷やすの?

 

腰が痛くなった時、まず自分で出来ることは、

腰を「冷やす」か「温める」ことです。

 

簡単な目安として、

 

患部が「炎症」を起こしている時は冷やす。

 

急性腰痛の場合、炎症が強く起きています。

 

腰を曲げたり、反ったりする動作ができない

症状の強い場合、患部が熱を持っている

可能性が高いので、患部を直接冷やしてから

冷湿布薬を貼っておくとよいです。

 

1日に3回から5回、

1回あたり15分冷やすとよいです。

 

冷やす回数が少し多いと思う方もいるかもしれませんが、

数日間繰り返し患部を冷やし、安静にすることで患部の炎症が

早く治まり、痛みや熱が軽減してきます。

 

痛みが軽減してきたら患部を温める

 

痛みが軽減してきたら、

患部を温めて血行を良くしていきます。

 

慢性的な腰痛の場合、日頃から患部を温めて

「血行」を良くしておくことが大切です。

温めるのには、入浴が一番効果的です。

 

(4)ストレッチ

腰痛ストレッチ

腰痛に効果的なストレッチを

行うこともおすすめです。

 

筋肉が緊張したところは、患部周辺を緩めること

で血管が拡張され腰痛が軽減されます。

 

ただし、痛みが強い時は、

無理をしないようにしてください。

 

ストレッチ方法は、

こちらをご参照下さい>>

https://himawari-seikotsuin.com/blog/post_411.html#i-5

 

(5)寝方

安静にして負担をかけないことが何よりも大切です。

 

「ぎっくり腰」などによって急に腰痛が発生したら、

まずは腰に負担がかからない体勢をとりましょう。

 

急性的な腰痛の対処法としては、

横向きで安静になることです。

 

痛みがある時は、横向きになり、やや前かがみで

ひざを曲げて寝ることにより、関節や筋肉を休息させ、

椎間板の修復、神経圧迫による患部周辺の

炎症をひかせる効果があります。

 

横向きがつらい方は、仰向けにて寝る方法もあります。

 

仰向けに寝る場合は、膝を曲げた状態で

膝の下にクッションなどを入れると腰の負担が軽くなります。

 

高さは、1番楽な姿勢で調節して、リラックスできるようにすると良いです。

(6)姿勢

腰痛は、神経が圧迫をうけ痛みを生じる症状です。

 

筋肉がこる、張ると言う症状はありますが、

筋肉が痛いと言うことはありません。

 

筋肉がこる、張ると言う症状は、関節がずれ、

関節がロッキング=固定され、動かなくなったために

起こる二次的な症状です。

 

腰痛の対処及び予防として行われるのが姿勢の維持です。

 

ぎっくり腰や椎間板はヘルニアなど、椎間板が膨張して

側弯を呈した場合などを除き、通常はS字状カーブを

しっかり維持できる姿勢を日ごろから意識することが

腰痛にならないためにも必要なことです。

 

・腰痛になりやすい姿勢と腰痛になりづらい姿勢

腰痛というと一般に体を使って仕事をする人に

多いように思われていますが、実はその逆で、

最近は特に事務系のサラリーマンやOLに目立ちます。

 

体を動かして仕事をする人だと、いつも腰の筋肉が使われるので

筋力もつき、腰への負担も持続しないので意外に腰痛はおきませんが、

1日中イスにかけて仕事をする人の場合、どうしても運動不足

になりがちなため腰部の筋力が低下します。

 

そこへもってきて長時間同じ姿勢でいることが

多いので腰の負担が続き、その結果腰が痛くなります。

 

腰痛になりやすい姿勢

体を動かして仕事をする人だと、

いつも腰の筋肉が使われるので筋力もつき、

腰への負担も持続しないので意外に腰痛はおきませんが、

 

1日中イスにかけて仕事をする人の場合、

どうしても運動不足になりがちなため

腰部の筋力が低下します。

 

そこへもってきて長時間同じ姿勢でいることが

多いので腰の負担が続き、その結果腰が痛くなります。

 

日常生活の中で姿勢が悪いと、腰の筋肉や関節

をつないでいる靱帯に無理がかかり

疲れてくるために痛みが起こります。

 

仕事面での無理な姿勢

腰かけたままや立ったままといったように、

長時間同じ姿勢を続けたり、中腰のように

腰に負担のかかる姿勢で仕事をする人

もよく腰が痛くなるものです。

 

・腰痛になりづらい姿勢

正しい姿勢とは、骨盤が前に

約30度傾斜している姿勢です。

 

この角度が少なくなると背中が平らになり、

多いと腰の前彎が強くなるので、

腰の筋肉が緊張して痛くなるわけです。

(7)腰痛になってしまった時の姿勢での対処法

中腰などの姿勢や重量物を取り扱う作業の多い人は、

荷物も持つ時はできるだけ身体を近づけて行い、

前屈時で捻る動作は出来るだけ避け、

同じ動作及び頻度と時間を減らすことです。

 

また腰部保護ベルト(コルセット)を使用することです。

 

適宜、休憩時間を設け、姿勢を変えるようにして、

過労を引き起こすような長時間同じ動作は避けることです。

 

 

靴、ハイヒールによる負担を少なくすることです。

 

ハイヒールを履いてさっそうと歩く女性の姿は

美しいものですが、このハイヒールが

腰痛の原因になることがあります。

 

爪先立って歩いては、まっすぐな

姿勢で歩くのは無理でしょう。

 

 

どうしても腹が突き出てきます。

 

ハイヒールを履いた姿勢は、

これと同じようになりがちです。

 

腹を突き出すということは、腰椎の前彎が

強くなることですから、腰の筋肉が疲れ、

これが痛みの原因になります。

 

【腰痛対処のまとめ】

腰痛になったことをまず受け入れ、あせらず、じっくり治すことを心がける。

 

なぜ、あせってはいけないのか?

 

それは、腰痛がなかなか改善しない

理由の1つに”ストレス”があるからです。

 

腰の痛みが強いのに、我慢して仕事をしていると、

痛みで気持ちがイライラして腰痛の回復を妨げてしまいます。

 

この痛みを早く何とかしたい、明日の仕事までに

痛みを緩和させたい、とあせる気持ちはわかりますが、

あせる気持ちが逆効果になり筋肉が緊張して

痛みを早くとることが出来ません。

 

腰痛に限らず、あせって「早く治そう」

としてもいきなり治るものではありません。

 

明日の仕事や、やらなければいけないことが

目の前にあることはわかりますが、腰が痛いのに

「動かなければ良いだろう」と何か作業などをすると

その行為がストレスになって、余計に腰の痛みが増してしまいます。

 

あまり痛いのに我慢して会社へ行って、

かえって痛みが強くなることを考えると、

仕事は休んだほうが良いぐらいです。

 

ストレスを抱えている状態では痛みがとりづらい

環境にあることも考慮しなければなりません。

 

まずは、腰痛治療に向き合い、

第一に体の休息を優先にしてください。

 

腰痛治療に専念するだけで

回復までの期間が短くなります。

 

体の動かせるところから

少しずつ動かすようにする。

 

痛いからと言って、いつまでも横向きで

ずっと安静にしているのは良くありません。

 

 

筋肉は動かしていないとどんどん固まって

しまいますから、動かせる範囲で動かして

いったほうが筋肉の柔軟性が保たれて治りが早くなります。

 

動かすと言っても痛みがあるのに無理をして、

動かしても悪化の原因になってしまうので、

動かしても痛くない所から少しずつ動かすことを意識してください。

 

以上腰痛も原因、症状によって対処法がそれぞれ異なります。

 

方向性が間違わずに正しく行うことで、

腰痛を早く改善することができ、

日常生活もストレスなく過ごせるようになります。