【慢性肩こりで多いストレートネック】
でのご質問です。
『ストレートネックを治したいです・・・』
あまりにも長い間、肩こりに悩まされて、マッサージ、鍼灸などに通院しましたが、なかなか改善するまでには至りません。
整形外科でレントゲンを撮り、首が真っ直ぐなので肩こりになりやすいと言われました。
症状は、特に右側の首や肩の凝りがひどくて痛いです。
右手にたまに軽い痺れがありましたが、これも首の凝りのせいでしょうか?
まず結論から言うとストレートネックをカイロプラクティックによる矯正以外で改善することは難しいと思います。
そもそも椎骨がズレて、その結果背骨を支えるために関節自体が真っ直ぐになった状態なので、筋肉をマッサージしたり、関節を引っ張るようなことをしても何の解決にもなりません。
頸椎を正常な前彎カーブに戻すのは、関節のサブラクセーション(ずれた椎骨)を矯正し関節の可動域を改善させないといけません。
よく枕を変えてみたり、ストレッチや体操、ピラティス、ヨガを試してみる方がいます。
またマッサージや牽引をしたりする方もいますが、それは一時しのぎにしかありません。
なぜなら原因は、筋肉ではなく骨を支えている関節にあるからです。
頸椎の正常な彎曲とは、円を描いた半径17㎝が理想なカーブと言われています。
頸椎を理想的な彎曲カーブにするには、レントゲン写真で頸椎のサブラクセーションや角度、椎間板の状態、椎骨の状態を正確に把握し、ナーブスコープ、視診や触診によりより精度の高いアジャストメント(矯正)が必要です。
メジャーとなるサブラクセーションが的確に矯正されると時間の経過とともに正常な頸椎のカーブが維持されてきます。
アジャストメントにより頸椎が正常な位置に保たれれば、カイロプラクティックによる定期的なメンテナンスと日常生活の姿勢などに気を付けることでいつまでもベストな状態を維持していくことが可能となります。
背骨も歯と同じで、定期的に歯科医院にかかり、クリーニングしている方は、90%近く予防効果があるというデータが出ています。特に40歳代から徐々に進行し50歳を過ぎるとかなり進行してきます。
メンテナンスを早くから行った方ほど80歳までの経過で見てみるとほぼ横ばいの状態で維持していることがデータで確認されています。
休日/祝祭日 葛飾区亀有5-28-2 中通り商店街内
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