毎年楽しみにしてる祇園祭の前祭、今年は体調を崩して残念ながら宵山までにもいけませんでしたが、山鉾巡行が京都テレビで放送があり、冷蔵庫のお掃除をしながら見てました。
両親が京都生れだったからか、祇園囃子のコンコンチキチン～
が聞こえるとなんだか血が騒ぎ、ワクワクしてきます
今年の稚児を務める小学6年の西川雅基くん
凜々しい刀裁きで注連縄を太刀で断ち切り、スタート
*「緊張はしましたが、想像以上にめっちゃうまくできた」と話したそうです。
＊画像は、すべて京都テレビさんの映像からお借りしました
「辻回し」も滑るように見事に向きを変え、
大きな拍手
こんなふうに、いろんなエピソードの解説を楽しみながら
国際色豊かな豪華な装飾品がきれいだなあと思っていたら
鶏鉾の左後方の車輪の外側を覆う大羽1枚がはがれた映像が映り
びっくり
鶏鉾は、烏丸から近いので、毎年見せてもらっていたから
大丈夫かなあ・・・と
昨年の記事にもかきましたが、立派な鉾です
行列は止まり、このままだとあとからの山鉾も皆ストップし
担い手のみなさんも気が気でなかったと思います
どうなるのかなあ・・・と見ていると
次の鉾の「月鉾」が
どちらも大きな鉾だから、
「え～っ、これ無理じゃない？？？」と思っていたら
ここから、屋根方と引き手のみなさんのすごい技と神事を守る根性を見せて頂くことに
必死で動かす鶏鉾のみなさん
それでも、屋根の先がすれすれで・・・
もう、冷蔵庫の掃除どころじゃなくなって
ハラハラして、テレビの前かぶりつきで祈るように見てました
真剣な表情の鶏鉾と月鉾の屋根方さん達
もうぎりぎりの
そして、命がけの神技でした
心配そうに見上げる観客のみなさんも、
息をのんで見上げていました
こんな風に鉾が四条通を横に並んだ姿は初めて見ましたから
こんなトラブルは初めてだったと思いますが
両方の屋根方引き方のみなさんがお互い協力しあって
鉾を守ろうとする意気込みが、本当に素晴らしかったです
そして、みんなの「がんばって！」の思いが通じたのか
どちらもぶつからず、無事にすれ違ったときは
大きな歓声と拍手が起こりました
「よかったあー」
ハラハラドキドキしましたが
そのあとに続いた山も鉾もじょうずに進んでいき
怪我した人もなく、本当によかったです
あとは、安心して見られました
今年最年少のくじ改めの正使役はなんと小一の6才
一生懸命で可愛かった
蟷螂山のからくりかまきりも
おもしろかったし
正使役さんの背中にも、紙で作ったかまきりが
この間、ボルトで緊急処置をされ
鶏鉾さんは、残念ながら、西の方に引っ返していかれました
この日の為に、ずっとがんばってこられた鶏鉾のみなさん
今日は、予期せぬトラブルでほんとに大変だったと思います。
本当にお疲れ様でした
鶏鉾 | 山鉾について | 公益財団法人祇園祭山鉾連合会 (gionmatsuri.or.jp)
きっと、悔しい気持ちにもなられ複雑だったと思いますが
その中でも、一生懸命がんばっておられたので感動しました
きっとみんなも待っていますから
また、来年、元気に巡行してくださいね
歴史ある祇園祭で前代未聞？ 予期せぬトラブルに見舞われ 鶏鉾が巡行路引き返す (msn.com)
前祭に関わってくださったすべてのみなさんに感謝
今日も、最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m
Happiness color
田中 真澄
＊鶏鉾 祇園囃子
