10月の半ば頃に北海道の道東方面へ行ってきたので、その時の様子を。
帯広周辺ドライブ記の続きとなります。
飛行機で帯広に到着し、レンタカーで北の大地の入場券を収集した後、
特急おおぞら9号で釧路に移動して1泊しています。
2日目は釧路からスタートです。
5時台にホテルをチェックアウトして釧路駅へ。
早起きキツい・・・。
釧路駅の改札の中に入ると、キハ261系のラベンダー編成が停車していました。
特急おおぞら2号の公式代走とかではなさそうで、根室本線の帯広方面に回送されていきました。
ラベンダー編成に貼られていたヘッドマークステッカー。
JALとJR北海道がコラボした、「HOKKAIDO LOVE! ひとめぐり号」という団体専用列車として運転してたようです。
私は6時38分の釧網本線の網走行き普通列車に乗車します。
2024年3月のダイヤ改正で車両がH100形に置き換わっていました。
こいつで3時間以上、網走まで揺られるわけですが・・・、
椅子の座り心地があまりよくなくて、なかなかにキツいなと。
寝落ちしてたら野上峠を越えてて、知床斜里駅を発車していました。
濤沸湖を横目に、列車は網走へと進んでいきます。
釧網本線の線路と並行している国道は、のちにレンタカーで自走することになります。
9時49分に、網走駅に到着しました。
網走駅で途中下車し、駅の外に出ます。
網走駅の駅レンタカーでレンタカーを借り、北の大地の入場券を収集してから知床のウトロへ向かいます。
予め、今回はレール&レンタカーきっぷを購入していて、網走駅に隣接する駅レンタカーの営業所で手続きを行います。
駅レンタカーだと、流石にSクラスがKクラスよりも値段が安いということはないのですが、
網走営業所だとKクラスの設定が予約時点では見当たらなかったです。なので、2日連続Sクラスです。
車種ガチャですが、前日に帯広で借りたのと全く同じトヨタ・ライズが宛がわれました。
前日に全く同じ車を運転しているので、勝手がわかってるのはよかったのやら・・・?
ヤリス、お前を運転してみたかった。
一先ずアイストをOFFにしてから網走駅を出発し、国道391号を走ってまずは浜小清水駅へ向かいました。
道の駅 葉菜野花(はなやか)小清水と一体になっている浜小清水駅。
道の駅と、駅の待合室が同じ建物の中に入っています。
セイコーマートやラーメン屋、クレープ店も同じ敷地内に建っていました。
道の駅のほうで、浜小清水駅の北の大地の入場券を購入しました。
小清水の道の駅を出発し、カーナビが出すルートに従って清里町へ向かいます。
・・・で、カーナビのルートがなんかよくわからん農道を指示してて、途中でボコボコの道を走ってました。
清里町の「きよ~る」という情報交流施設に来ました。
清里町駅の北の大地の入場券は、ここで販売していました。
駅からは結構離れた距離に位置しています。
釧網本線の列車本数の少なさや、バスがないなど、
公共交通機関だけで清里町に辿り着こうとすると、なかなか大変な場所になります。
清里町駅の北の大地の入場券を購入しました。
ついでに、じゃがいもカレーを食べていこうとしましたが、
目の前で売り切れました。
マジか・・・。
自分でそれっぽいのを作るしかねぇな?
せっかくだから、清里町駅にも立ち寄りました。
無人駅になっていますが、窓口が塞がれた跡があったりと、
昔は駅員が配置されていたんだろうなと。
改札口だった場所にある、青地の「清里町駅」と書かれた看板がなんか国鉄ちっくな雰囲気。
清里町駅からは知床斜里駅に向けて車を走らせました。
相変わらず、カーナビくんは国道を走らせてくれません。
知床斜里駅に到着。
駅の横に駐車場があるので、そこに車を止めます。
みどりの窓口で、知床斜里駅の北の大地の入場券を購入しました。
知床斜里駅での購入分を以て、日高本線の廃止区間の駅を除いて全駅分が揃いました!
や↑ったぜ
知床斜里駅を出発して、今度は知床半島のウトロ地区へ向かいます。
・・・ただまあ、予約してないとはいえ所要時間的に遊覧船は間に合わんなってなったのですが。
せっかくレンタカーという飛び道具があるので、公共交通機関では辿り着くのが困難な場所に行ってみました。
斜里の市街地から東にいったところにある、天に続く道を見てみることに。
天に続く道のスタート地点まで移動しました。
キャパは少ないものの駐車場があるので、そこに車を止めれます。
ここを起点に、28.1kmの長い直線が続いています。
クマが自撮り棒を持ってる記念撮影の看板が設置してあります。
当然のように、ここはイソスタ映えなスポットと化しています。
スタート地点のお立ち台からカメラを縦向きにして撮影。
天に向かって道が続いているように見えることから「天に続く道」という、そのまんまなネーミングになってます。
実際に車でこの道を走ってみると、結構路面がボコボコしてて走りにくかったという感想。
天に続く道を見物した後は、国道334号を通ってウトロ地区へ向かいます。
ウトロ地区までオホーツク海の沿岸を走りますが、海がかなり荒れてる上に雨も降ってきました。
ひとまずウトロ地区に着きました。
ウトロにはゴジラ岩があるので、拝んでおきます(?)。
ゴジラ岩は名前の通り、ゴジラのような形をした奇岩のことを指しています。
ウトロ以外にも日本の各地に何か所か点在しているようです。
秋田県にある男鹿のゴジラ岩が有名かと。
本来であればゴジラ岩観光という遊覧船に乗るつもりだったのですが、
ウトロに来る道で見たように、とても遊覧船を出せるような海模様ではなかったので、この日は運休になってたっぽいです。
せっかくウトロまで来たので、ゴジラ岩観光のウトロ来港記念の御船印だけを買いました。
どうも10月の就航率は30%程度しかないようで、
ポケモンで例えるなら「いちげき ひっさつ!」を一発で命中させるぐらいの期待値の低さとなります。
ロックオン? こころのめ? ノーガード? ないよ初代にそんなもん
ウトロの漁港に係留されている、知床観光船「おーろら」。
こっちは明確に運休と張り紙が出されていました。
波が防波堤をたまに超えてくるぐらいに荒れてるので、そら運休になるわなと。
オロンコ岩に登ってみました。
麓の駐車場から階段を登っていきますが、普通にバテました。
オロンコ岩からは、ウトロの街並みを一望できます。
知床峠の山々の方を見ると、山頂あたりがうっすらと雪化粧してました。
この日の知床峠は冬季封鎖期間前でしたが、悪天候のためか道が閉鎖されてて、
ウトロから知床峠を越えて羅臼へは抜けれなくなっていました。
さっきは下から見上げてたゴジラ岩を、今度はオロンコ岩の上から見下ろします。
霰が降ってきたので、オロンコ岩から降りて車に戻りました。
前述したように、知床峠が封鎖されているので羅臼の方へは抜けれないので、
斜里方面へ来た道を折り返します。
途中にあるオシンコシンの滝に寄り道。
知床八景の一つと言われる「オシンコシンの滝」は、途中で二つに流れが分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれているんだとか。
私自身、滝のことはよくわからんので、
上から転げ落ちたら痛そうだなと。
国道334号 阪神関係ない国道。
羅臼と美幌を結んでいる、阪神とはなんの関係もない3桁国道です。
網走に戻る前に、小清水原生花園に寄り道しました。
釧網本線の原生花園駅。
例年4月末から10月末までの期間限定で営業している臨時駅です。
昔は乗車券が売られていたそうですが、今は無人駅となっています。
原生花園駅のホームと駅名標。
小清水原生花園の小高い丘の上から、オホーツク海を眺めます。
奥に見える山々が知床半島で、先ほどまで行ってた場所です。
天気が変わりやすいとはいえ、私が行った時は知床半島のほうだけ明らかに天気が荒れてました。
ちょうど釧網本線の列車が来ました。
濤沸湖を眺めます。
ハマナスの花が咲いていました。
原生花園の売店でソフトクリームを食べた後は、網走までレンタカーを運転して給油し、
網走駅に向かいました。
網走駅でレンタカーを返却して、歩行者に戻りました。
走行ルート。
少なくともこの記事を書いている時点では、2024年中に車を運転する予定は今のところありません。
また私はペーパードライバーに戻ります。
網走駅からは、札幌行き特急オホーツク4号に乗車します。
2023年3月のダイヤ改正以降、石北本線の特急「オホーツク」「大雪」はキハ283系に置き換えられています。
元々は根室本線の特急「おおぞら」として走っていた車両ですが、これが短編成化の上で網走駅にいるのに強烈な違和感・・・。
網走駅から50分ほど揺られて、北見駅で下車しました。
北見駅前にある、ホテルルートインGrand北見駅前に投宿しました。
北見にはルートインが2件あり、普通のルートインとGrandの違いがよくわかってなかったりします。
Grandの方が客室が気持ち広かった気がします。
弁当を買いに行くついでに北見駅周辺を散歩し、食後はホテル内にある大浴場でホカホカ入水をしてから就寝しました。
続きます。