3月の後半に、金曜日と月曜日に有給を使って4連休を錬成し、東京の銀座で行われていた「青春ブタ野郎はスクールメモリーの夢を見ない」こと青ブタ展に行ってきたので、その時の様子を何回かに分けて書いていきます。

 

 

元々は金曜日の仕事が終わってから夜の新幹線で岡山駅まで行って、そこから寝台特急サンライズ瀬戸&出雲に乗ってから翌朝に東京入りする予定でした。

 

通るかわからない有給を申請してたら、普通に通って4連休が錬成できたので、東京に行く前に寄り道することにしました。

 

 

 

というわけで、金曜日の早朝。

5時半前の電車に乗って、まずは博多駅へ向かいます。

 

睡眠時間が短かったので、博多駅までロングシートに座って寝てたと思います。

 

 

博多駅からは、6時45分発の臨時便の新幹線のぞみ114号に乗車しました。

 

N700Aがきました。

・・・それ以外、特に書くこともないです。岡山駅までただ寝てただけなので・・・。

 

 

8時28分に岡山駅に到着しました。

 

東京行きの寝台特急サンライズ出雲の発車が22時34分なので、14時間6分ぐらいの待ち時間があります。

なので、寄り道をします。

 

 

岡山駅の東口(後楽園口)に出ました。

 

ウニみたいな形をした噴水が水を吹いていました。

スマホのカメラで撮ったら、虹も写りました。

 

 

路面電車の軌道を駅前まで伸ばす工事のため、このウニみたいな形の噴水は3月31日までに稼働を終えて、その後に撤去されることになっています。

岡山市内に移設されることになっているので、水こそ吹かなくなりますが、オブジェとして残るようです。

 

 

桃太郎の銅像もありました。

 

この銅像では犬と猿と雉を連れていますが、これに鳩と鳩と鳩と鳩と鳩と鳩が加わることも。

何十年か前に見た時に、桃太郎の左腕の上に鳩が何匹も乗ってたんですよね。

 

 

岡山駅からは、8時53分発の岡電バスに乗って新岡山港へ移動しました。

 

 

岡山駅では、新岡山港までのバスと、国際両備フェリー岡山航路の片道券がセットになった、かもめバスきっぷを発売しています。

 

他だと、tabiwaで販売しているデジタルチケット「岡山香川ワイドパス」でも乗ることができます。

 

 

今回は「岡山香川ワイドパス」を使っています。

 

 

新岡山港に来るのは、およそ2年半ぶりぐらいになります。

 

思えば、この時に初めて小豆島に行ってるんですよね。

 

 

デジタルチケット「岡山香川ワイドパス」でも、国際両備フェリー(岡山航路・高松池田航路どちらも)がフリー区間に含まれているので、追加料金なしで乗船することができます。

ですが、乗船前に窓口で「岡山香川ワイドパス」の国際両備フェリーの画面を提示して、乗船券を発行してもらう必要があります。

 

この紙の乗船券は、乗船時の改札で回収されます。

 

 

小豆島に向かう船が来ました。

 

来たのは「おりんぴあどりーむ」です。

 

 

「おりんぴあどりーむ」は2005年就航の船で、同じく岡山~土庄航路で運航している「おりんぴあどりーむせと」とは姉妹船という関係です。

 

「おりんぴあどりーむせと」は2019年就航なので、一回り離れた14歳差の姉妹船ですね。

 

 

新岡山港の売店で御船印を売っているので、「おりんぴあどりーむ」の御船印を乗船前に購入しました。

 

 

下船する徒歩客や車両を降ろした後に、車両甲板から乗船します。

 

 

客室の座席区画、ボックスシートっぽくなっています。

 

 

普通の椅子。

背もたれが低めになってます。

 

航行中はこの椅子に座っていましたが、背もたれが低いのを除けば言うほど座り心地も悪くなく。

 

 

グループ向けな区画。

木材むき出しの背もたれは、座り心地が悪そうだなと思いながら眺めるだけ。

 

JR九州ユーザーの私からすれば、見覚えしかないデザインです。

 

 

それもそのはず。

「おりんぴあどりーむ」はJR九州のデザインでお馴染みの、水戸岡鋭治氏がトータルデザインを担当した船となっています。

そのため、船内の至る所で水戸岡デザインを目にすることができます。

 

座席の形状などは、「おりんぴあどりーむせと」と概ね同じですが、モケットの柄が異なっています。

この船の就航が2005年なので、九州新幹線部分開業ぐらいの車両で見たようなデザインになってます。

 

 

船内には売店こそありますが、この日は営業を行っていませんでした。

 

 

記念撮影スポット・・・的な場所ですかね?

 

 

「おりんぴあどりーむ」のデッキプラン。

 

 

これも水戸岡氏の絵柄で描かれています。

 

九州を走る、D&S列車(観光列車)の座席配置図を見てるような感じでした。

 

 

お手洗いの入口の暖簾も、これまた水戸岡デザイン。

 

 

展望甲板に出ます。

 

甲板部分にも、博多駅の在来線ホームの待合室にあるような木製ベンチが置かれています。

 

 

足湯もありますが、この時はお湯が張られていませんでした。

 

 

舵輪のレプリカもありました。

航海長ごっこが捗りそうです()

 

 

「おりんぴあどりーむ」の浮き輪。

船籍は岡山県岡山になっています。

 

 

 

10時10分になると、「おりんぴあどりーむ」は新岡山港を出港しました。

瀬戸内海を縦断し、小豆島の土庄港まで70分の航海が始まります。

 

私はというと、眠かったのもあって座席に座ってうとうとしていました。

 

 

途中で土庄港から新岡山港に向かう、姉妹船「おりんぴあどりーむせと」と反航します。

 

岡山と土庄を結ぶ国際両備フェリーの船ですが、歴代からずっと船名に「おりんぴあ」が入っています。

 

 

11時20分に、小豆島の土庄港に入港します。

 

下船の際も、車両甲板を通ってから上陸します。

 

 

小豆島に上陸しました。

 

去年(2023年)は来れなかったので、久々に来た感はあります。

これでも小豆島は4回目ですが。

 

 

「おりんぴあどりーむ」の到着と入れ替わりに、高松行きの小豆島フェリー「しょうどしま丸」が出港していきました。

 

しょうどしま丸はポケモンのヤドンのラッピングが施されていて、「ヤドンのフェリー1号船」とか呼ばれてます。

私は「ヤドン丸」って呼んでますが・・・。

 

 

他には第二しょうどしま丸は「からかい上手の高木さん」のラッピングが施されていて、私は「高木丸」とか呼んでます。

 

 

 

土庄港の高速船ターミナルの建物には、「からかい上手の高木さん」の高木さんのイラストが貼られています。

 

この横には土庄港観光センターがあり、お土産などを買うことができます。

 

 

私はというと、頼まれていた小豆島のオリーブオイルと、高木さんのクリアファイルを買いました。

 

高木さんデザインのごま油やオリーブオイルとかもありましたが、使い切る自信がなかったのでやめておきました。

他にアクリルスタンドもありました。

 

 

その後はオリーブタウンに向かうべく、小豆島オリーブバスに乗って移動しました。

小豆島オリーブバス、交通系ICカードにも対応してて、運賃上限も300円なので、離島バスにしては優秀だと思っています。

 

 

続きます。