2月初旬に岐阜県の大垣へ行ってきた時の様子とかを。   

 

 

長崎市内放浪記の続きとなります。

 

 

グラバー園からバスに乗って渋滞に遭いつつ、途中で走ったりしてなんとか長崎駅に辿り着きました。

 

観光列車「ふたつ星4047」に乗るべく、コインロッカーに預けてた荷物を回収し、改札に向っていましたが・・・

 

 

現在時刻 14時54分

 
 
なんか想定以上に長崎観光で時間食ってたら、ふたつ星4047の発車時刻に間に合いませんでした。
 
やっちまった てへぺろ(・ω<)
 
みたいな感じでしたね。ええ。
もしも連れがいたら、長崎駅裏手の浦上川に沈められてたんじゃないすかね?
 
 
とはいえ、足の遅い観光列車なので、それより速い新幹線で諫早駅まで先回りすれば追いつけます。
 
長崎駅で乗り遅れても大して動揺しなかったの、「新幹線で普通に追いつけるでしょ?」ぐらいに思ってたからかもしれないですね・・・。
あとは過去にこれよりもずっとヤバい、リカバリー不可能な旅程崩壊案件に自分のミスによって遭遇してた経験もあったからかと。
 
 
というわけで、西九州新幹線かもめ86号で諫早駅まで先回りしました。
 
長崎駅から諫早駅まで、新幹線でたった8分です。
 
ヤッパシンカンセンダッタンジャナイスカネー?
 
 
ちなみに新幹線の特急料金をケチりたい場合は、長崎駅を15時8分に発車する区間快速シーサイドライナーに乗車してもOKだったりします。
諫早駅に15時35分に到着するので、こちらでもやはり追いつくことができます。
 
区間快速シーサイドライナーで追いつく場合だと、諫早駅でふたつ星4047の到着を出迎えることができませんが・・・。
 
 
諫早駅の乗り換え改札機でふたつ星4047の特急券も一緒に入れたら飲み込まれるというトラブルがあったものの、普通に先回りできました。
 
 
西九州新幹線開業と同時にデビューした、観光列車「ふたつ星4047」に乗車します。
 
 
ふたつ星4047は、武雄温泉~長崎間を運転する観光列車です。
ただし往路となる午前便と、復路となる午後便では通る経路が異なっています。
 
  1. 午前便:武雄温泉→長崎 佐世保線・江北駅・長崎本線経由
  2. 午後便:長崎→武雄温泉 長崎本線・大村線・早岐駅・佐世保線経由
午前便は主に有明海、午後便は主に大村湾が見える路線を走るようになっています。
この時は午後便の武雄温泉行きに乗車しています。
 
 
列車名の「ふたつ星」は長崎県と佐賀県のことを指しているようです。
長崎県と佐賀県、共同事業を行うとロクなことにならんぐらい仲悪くなかったっけ??
 
「4047」は、車種のキハ40とキハ47を指しているそうです。
 
なお、切符の券面だと「ふたつ星4047」と印字されます。
"号"が付くと飛行機めいた便名になるので、わざと付けなかったんだろうなと。
 
 
側面にはデッカイ窓が付いてます。
 
 
ロゴマークとかもあちこちに描かれてます。
記念撮影しやすいように、車体のあちこちにロゴマークを描いてるんだそうです。
 
外観をだいたい見たところで、車内に入ります。
 
 
座席。

ふたつ星4047の改造前である、観光特急「はやとの風」時代からなに一つ変わってない座席です。

 
座席の座り心地は最悪の一言に尽きます。
モケットすらない板張りの背もたれがモロに背中に当たり、座ってて腰痛くなってきましたもの。
 
後述するラウンジに人が集まってたの、もしかしてこの座席が原因なのでは?とか邪推しましたねぇ。
 
 
1号車と3号車の車両中央部には、ソファー席が設けられています。
この座席はネット予約には対応しておらず、窓口でしか指定できないんだそうです。
 
料金は普通の座席と変わらんそうなので、同じ料金ならこっちの席がよさそうです。
ただ、通路から入る所が明らかに狭いんですよね・・・。
 
なお、このソファー席区画は窓が足元から天井までのデカいやつになっています。
この席に座る際は、ミニスカートは避けたほうが良さげかもしれませんね?

 

 

2号車はラウンジ車両になっています。ソファーとかが並んでいます。
車内売店も2号車にあります。
 
道中で予約制の体験イベントが行われますが、その際も2号車で行われます。
 
 
15時45分に諫早駅を発車し、列車は大村線を走っていきます。
 
午後便限定として、車内で焼き上げたという長崎スフレが事前予約制で販売しているんだそうです。
乗車の半月前ぐらいに予約しようと思ったら、すでに予約締めきってたんで、かなり早い段階で予約しないといけないようです。
 
 
長崎スフレはそのうち長崎で食べればいいとして、車販カウンターでオススメされていた「チーズケーキスティック」を買って食べようと思いました。
売り切れだそうです。
 
売り切れてる商品をオススメすんなし・・・。結構ガッカリしました。
 

途中の千綿駅に停車。
 
駅の前に国道34号が通っていて、車でのアクセスも良好です。
ゆえに、長崎県版下灘駅みたいな状態になってました。来る人がみんな列車ではなく車で来る。
 
 
この駅では10分の停車時間が取られているので、車外に出ることもできます。
 
駅舎では特産品の他に、千綿駅の記念乗車券も売っていました。
 
 
千綿駅のすぐそばに迫る大村湾と、ふたつ星4047。
時間帯の関係で、この向きから撮ると逆光になりがち。
 
 
個人的には後ろから撮った方が、いい感じに撮れるかなと。
 
 
「千綿駅は青春18きっぷのポスターのモデルになった駅」という案内がありましたけど、それらの駅は全国にゴロゴロあるんで千綿駅に限った話でもなかったりします。
海のすぐそばにある駅にしても、ふたつ星4047の午前便の小長井駅もそうですし。
 
 
武雄温泉行きの午後便の場合、海が見えるのはD席となります。
 
川棚辺りまで大村湾が見え、そこを抜けると左手にハウステンボスが見えてきます。
 
 
早岐駅からは佐世保線に入ります。
大村線とは打って変わって、内陸部を走っていきます。
 
 
佐賀県に入って、有田駅を発車した後に、客室乗務員からアメの配布がありました。
味は柑橘系っぽい感じでした。
 
 
17時45分に、終点の武雄温泉駅に到着しました。
 
 
ようやく乗れた特急ふたつ星4047でしたが、西九州新幹線の指定席よりも料金が高い割にはなんか微妙という感想でした。
座り心地の最悪な座席にずっと座ってただけだったのもあったかもしれません。座席がダメすぎる・・・。
 
午前便だとまた違った感想になる・・・んですかね?
乗るとしたら、ソファー席がいいですね。
 
 
武雄温泉駅からは鳥栖行きの普通列車に乗り換えて、帰路に就きました。
 
 
というわけで、宮崎経由で大垣に行って、長崎に寄り道して帰るというおでかけでした。
乗りたい船に乗って、行きたい所に寄り道すると、変な旅程になりがちですね。