2月初旬に岐阜県の大垣へ行ってきた時の様子とかを。
フェリーおおさかⅡ乗船記の続きとなります。
新門司港からの連絡バスで門司駅に到着しましたが、朝早すぎて駅のファミマぐらいしか開いてなくて、待合所のベンチで一時間ぐらいなんもせずに待ってました。
門司駅からは、6時58分発の特急リレーかもめ9号に乗車します。
特急リレーかもめ号は基本的に博多~武雄温泉間で運転される列車です。
そのうち、1日1往復だけ門司港~武雄温泉間で運転する列車があります。
下りは9号、上りは64号がそれぞれ該当します。
門司港発着の特急リレーかもめ号、北九州市内から西九州新幹線へのアクセスのため・・・というよりも、門司港~博多間における特急本数確保のために延長運転されている、といったほうが良さそうです。
門司駅から特急リレーかもめ9号に乗車しました。
駅や自動放送、行先表示では「長崎行き」で案内されますが、実際には途中の武雄温泉駅までの運転です。
武雄温泉駅では、特急リレーかもめ号と同一ホームに停車している新幹線かもめ9号に乗り換える必要があります。
門司駅から乗車した時点では、指定席はガラガラで閑古鳥が鳴いている状態でした。なんなら貸切状態でもありました。
小倉駅からは多少は乗ってきたものの、それでもまだガラガラという部類です。
博多駅では指定席車両に一気に乗客が乗ってきて、車掌によれば満席だったそうです。
指定席利用の割引きっぷの方が安いためか、特急リレーかもめ号と新幹線かもめ号は指定席から先に埋まる傾向にあります。
武雄温泉駅では3分乗り換えで、西九州新幹線かもめ9号に乗り換えます。
この日は連休の途中というのもあってか、乗り換えの導線がすごく悪かった気がします。
3分の乗り換え時間で記念撮影する人が多くいたら、そら導線が悪くなるわな・・・とか思いながら乗り換えました。
乗車した新幹線かもめ9号は、終点の長崎駅まで各駅に停車します。
武雄温泉駅を発車するとすぐに自動放送が流れ、その自動放送が流れ終わった直後に嬉野温泉駅到着の自動放送が流れます。
武雄から嬉野、下道の国道34号を走ると急いでも20分ちょっとはかかる距離ですが、新幹線だと5分ぐらいで着きます。
なので、本数少ないながらもタクシー代わりに使う人もいるとかいないとか。
武雄温泉駅から31分で長崎駅に到着しました。
武雄から長崎まで、高速道路を使って約1時間かかる距離です。
速度の出せない長崎本線単線区間を走ってた在来線特急時代を知ってると、部分的ながらめっさ速くなったよなぁ・・・と思ったりします。
長崎駅構内にある観光案内所で、かもめで世界へ!?NAGASAKIきっぷに付属してる引換券を使って、ながさき観光きっぷカルチャーと引き換えました。
ながさき観光きっぷカルチャーでは、
- 出島
- 長崎孔子廟 中国歴代博物館
- グラバー園
の入場チケットがセットになってて、入場ゲートで提示することでスタンプを押されて入ることができます。
フェリーで朝食食べてないのと、門司駅からまともなもんを食べてないのもあって、長崎到着時点で結構腹が減ってました。
なので、観光するより先になにか食べることにしました。
とりあえず、長崎観光するにあたってボストンバッグがお荷物になるので、駅のコインロッカーにぶち込んで預けます。
長崎に来たので、ちゃんぽんですね???
私は思い立ったら長崎に行けるような立地(片道約100kmぐらい?)に住んでるので、長崎に来てもリ〇ガーハットに走りがちです。
思案橋とか中華街に行けば、チェーン店ではない長崎なちゃんぽんを食べれるんじゃないですかね?
ちゃんぽんを食べた後は、出島まで歩きました。
長崎には何十回と来ていますが、出島の中を見るのはこの時が初めてでした。
出島の入口は路面電車の通りや電停の方ではなく、中島川に沿って歩いて出島表門橋を渡った所となります。
最寄り電停にしても、出島電停よりも大波止電停が距離が短いかもしれません。
出島という名前の通り、出島が出島していた時代は本当の人工島でした。
が、近代になって周辺の埋め立てが進んだ結果、島ではなくなっています。
なんなら、出島が出島していた時代に船の発着場だった所に、今は路面電車が通っています。
出島の中は、出島が出島していた時代の雰囲気が再現されています。
江戸時代末期と欧州のハイブリットみたいな感じでした。
模様が描かれた襖。
出島をミニチュアなどで再現した、ミニ出島。
ミニといいつつ、怪獣映画の特撮が撮影できそうなぐらいの大きさはあります。
緑色の階段。
当時ってこんな色の建物とかあったんか?ってなりました。
なんか江戸時代っぽい雰囲気。
キリステ・ゴーメン!とかありそう
アームストロング砲ではなくブロンズ製12ポンド砲。
余談ですが、アームストロング砲は長崎県のお隣の佐賀県にあります。
出島の建物には、こんな洋風溢れる部屋もあったらしい。
出島を後にして、西浜町電停から路面電車に乗って大浦天主堂電停まで移動しました。
大波止電停や出島電停から崇福寺行きの1号系統の電車に乗って、新地中華街電停で5号系統石橋行きの電車に乗り換えるメジャールートもありますが、これが修学旅行生御用達のメジャーなルートゆえにアホみたいに電車の中が混むので、個人的にはあまりおすすめしません。
大浦天主堂電停で下車し、そこから歩いて長崎孔子廟にきました。
ランタンフェスティバルの期間というのもあり、あちこちにランタンが飾り付けられていました。
それと、なんらかの催しがあってたようで、ステージっぽい広場に人だかりができていました。
中国歴代博物館の展示をみて??????????ってなりながら、まあ色々見て回っていました。
なんというか、見ても理解が追い付かなかった感じ。
それと詳細はよくわからんですが、衣装の貸出とかもやってるようで。なんか中華服を着たおねーさんとかがいましたね。
その後はグラバースカイロードを通って、グラバー園の第2ゲートへ向かいます。
斜坑エレベーターで楽々移動します。
長崎が坂の街だというのがわかる所以。
バイクで下るのが怖いぐらいの急坂とかもあります。
急坂のダウンヒルで急制動かけたら吹っ飛ぶんじゃないすかね?ってぐらいに急で、運転してて怖いぐらい。逆のヒルクライムも後ろにひっくり返りそうで、やっぱり怖い。
グラバースカイロードからの眺めもなかなかのもの。
この風景をバックに記念撮影してる人もぼちぼち見かけます。
出島に展示してあった昔の地図や写真と見比べると、当時に比べてだいぶ陸地が増えたなと思ったものです。
出島が出島していた時代は、浦上川の河口がめちゃくちゃ広かったらしいです。
第2ゲートからグラバー園に入場します。
第2ゲートのすぐそばにある旧三菱第2ドックハウスでは、1階にレトロ写真館が入居していて、レトロ衣装の貸出とかをやってるようです。
長崎が舞台になったアニメ「色づく世界の明日から」で登場した衣装もあるみたいです。
グラバー園の中にある、自由亭喫茶室でカフェタイムに。
名簿に名前を書いて30分ぐらい待ちました。
自由亭喫茶室、明治レトロな雰囲気の店内になっています。
Twitterで上がってたのを見て気になったので、来たというわけです。
周りはみんなカップルや連れだらけ。ぼっちなの私だけ。
周りがカップルだらけの喫茶店に一人で行くの、なんかもう慣れてなんとも思わなくなりました。
長崎カステラと紫陽花ゼリーソーダを注文しました。1,200円。
カステラが結構弾力がありました。
紫陽花ゼリーソーダ。
青や紫色になってる部分がゼリーになっていて、レモンシロップをかけてスプーンで食べるんだそうです?
見た目がきれいなので、イソスタ映えとかしそうですね?
そういえば、永く続いてた旧グラバー邸の改修工事が終わっていました。旧グラバー邸SpecⅡみたいな感じになってました。
私の記憶を辿る限りだと、以前よりも色合いが若干暗めになった?ような気がしました。
グラバー園にはハートの石が4つあるんだそうです。
うち3つはガイドマップに載ってるので、根気よく探せば見つかります。
4つめがガイドマップに載ってないので、シークレット扱いみたいになってます。
グラバー園の他にも、長崎県内にはあちこちにハートの形をした石があるんだそうで。
グラバー園の出口付近にあった郵便ポスト。
変わった形の郵便ポストを見かけると、つい撮影してしまう。
龍が横断歩道を渡っていました。
その後は長崎駅に戻るのですが、路面電車の混雑を避けてバスを選択したのがミスでした。
新地中華街あたりで渋滞に遭って動かなくなり、結局バスを降りました。
なんなら走ったが速いまであったかと。
まだ明るいですが、観光列車「ふたつ星4047」に乗車するため、長崎駅を目指しました。
続きます。