どうも、きありなです。
そういえば、今までに数多く
ミノルタ初代ハイマチックの事を
色々と書かせていただきましたけど
このカメラの使い方って・・・
ちゃんと説明してなかったよね(´・ω・`; )
そう思ったので、今回は使い方編です!
ミノルタが生んだ銘玉、ロッコール!
ジーク ロッコール!
ハイル ロッコール!(笑)
難しいのがフィルムの装填です。
フィルムを少し伸ばしておきます。
一番右のロールを手で左へ回すと溝がありそこにフィルム先端を差し込んでおいて
👈の爪にフィルムの四角穴に嵌めておき
巻き上げレバーを一杯までゆっくり回し
シャッターを切りましょう。
確認しながらあと1回くらい同じ作業を
繰り返していきましょう。
撮影時はレンズキャップを外すこと!
レンズシャッター機は一眼レフと違い
ボディキャップしてても気付かないので
付けつぱなしで撮影しないように(笑)
撮影モードについてですが
撮影はプログラムオートで行います。
ダイヤルはAUTOの位置にします。
これだけでキレイな写真が撮れます!
ファインダーを覗くとこんな感じです。
外側の白枠は凡その撮影範囲を示します。
ピントを動かすと枠も少し動きます
右側の指針グラフは露出メーターです。
このメーターが白の範囲に入っていれば
適正露出で撮影出来る事を示します。
赤や橙色に入ると、適正に露出が
されません、の注意・警告領域です。
真ん中にあるダイヤ印に光っている部分で
ピントを合わせます。
上はピントが合っていないので
カレンダーの文字が二重にダブってます。
下側はピントが合い文字が一致してます。
こんな感じでピント合わせをして下さい。
あとはシャッターを押すだけです。
上のパネルはセレン光電池の受光部で
今の太陽電池みたいなものです。
ここを指などで塞いだりしますと
露出が適正に行えない可能性あり⚠️
シャッター速度と絞りについて
露出はカメラがやってくれますので
難しい事は何もありません!!
プログラムオートを60年前に完成させた
ミノルタの技術力は本当に素晴らしい♪
夜景撮影などで長時間露光を行う場合
バルブ撮影は"B"に合わせます。
この場合、絞りは開放になります。
が、シャッター速度は1/30秒固定です。
私も使った事がないので覚えてなくても
支障は全くございません。
ストロボを使って撮影する時に使います。
ここは大事な事なので言いますが
ダイヤルをAUTOから動かす時は
絶対に巻き上げてから操作して下さい!
無理やり動かすと壊れてしまう事があります
撮影し終えたらフィルムを回収します。
カウンターが36を越えたら終了です。
まれに36枚以上撮れたりしますけど(笑)
絶対に裏ぶたを開けないこと!
フィルムが感光してダメになります
終わったら、底部にあるポッチを押して
巻き戻しレバーを起こして右へ回します。
巻いていくと途中下車でフッと力が抜け
そこから更に数回転ほどすれば🆗です!
写真ではフィルムの先端が残ってますが
それはこちらの事情なのです(笑)
何かの拍子で引っ張り出されて
感光してしまっては元も子もないので
完全に巻き取って下さいね。
詳しい動画もご紹介させて頂きます。
こちらも参考にして頂ければ幸いです。
(キコ様の動画でとてもわかりやすい!)
そしたらカメラ屋やフィルム現像所に
フィルムの現像を依頼しましょう。
現像は即日~数日まで店により違いますが
完成するまで色々と妄想しながら待つのも
楽しい時間になりますよん♪
依頼方法は何種類かあります。
①現像のみ
②現像+プリント
③現像+CD-R焼付
④現像+スマホにデータ転送
お好きな方法で依頼すればいいのですが
もし自宅にパソコンをお持ちでしたら
③現像+CD-R焼付がいいかも知れません。
SNSに早くアップしたいなら
④現像+スマホ転送でもいいですが、
値段が割高なので、私は③を薦めます。
もし気に入った写真があればプリントも
依頼してみてはどうでしょうか
最後に撮影後のメンテナンスや
長期間保存する場合について。
撮影後はブロアーやエアダスター等で
レンズに付着した埃やゴミなどを
取り除いておきましょう♪
ボディもカメラ用に販売されている
クロスやセーム革などでよく拭って
風通しの良い湿度が高くない場所に
保存するようにしましょう。
本当は防湿庫があればいいのですが
密閉容器にシリカゲル等を入れて
保管しても良いです(私もそうしてる~)
保存湿度は40~60%が目安です。
シャッターを巻き上げたままの保管は
絶対にお止めください!!
各部品に負荷がかかり故障のリスクが
高くなりますのでやめましょう。
長期間保管する場合でも1ヶ月に1回位
シャッターを空打ちやピントリングを
回したりして時々動かして下さい。
コンディションを保つには必要です♪
動かしてあがる事で愛着がわきます
機械式カメラは定期的に使用することで
末長くお使い頂けます。
何年か使って調子の良くない所があれば
カメラ屋さんに相談してみましょう
それではまた➰👋😃