草間彌生の世界へ アートと着物を楽しむ友の会 | 着物を楽しもう☆着付け教室 ひまり庵@大阪市淀川区十三

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大阪市淀川区十三で着付け教室 ひまり庵を
開講中。着物って高価で面倒くさいって
思ってらっしゃる方にも、もっと気軽に着物を
楽しんで頂きたい。私と一緒に着物を楽しみましょう♡

もう第4回になりますアート友の会

第一回 東洋陶磁美術館
第2回 太陽の塔
第3回  大山崎美術館

結構マメに活動しておりまーす

今回は第4回  草間彌生のアートを楽しもう!
とフォーエバー現代美術館へ


この美術館はなんと歌舞練場を
レンタルしていて 期間限定で美術館になっていて
草間彌生アートの展示が終われば
美術館としての機能はいったん終了
しちゃうの

2月末まで

それを知った時に ちゃんとこの企画
計画してて良かったーって
心から思いました

わたくし、大学の時の志望は一応
キュレーターになること、、

夢は全く叶いませんでしたが
美術館巡りは大好きでした。


そこからぽっかり20年ほどたち、忙しさを
理由に全くアートを楽しんでおりませんで、、

こうなったら仕事にしちゃえば
無理やりいくやろーって思ったわけです

基本、私が行ってみたいだけなのて
何人集まるとか特に気にしなーい。

お一人でも参加者いればいいかなって
思って計画したら、

これが中々に人気なんです

今回もキャンセルありとはいえ、、
9人もの参加者が。

リピーターさんに支えられております



まずは京都南座前に集合

草間彌生のアートの見方を
レジメを使って解説。

実は 成人式のことで年末からずっと頭が
いっぱいで全くこのアートの会の
ための準備してなくて、、


成人式の日に奈良から京都まで
移動して 前もって下見をしてたんです

その後にレジメを作って、





そう!どんな企画も準備は大切です

ポップアートのように思われる草間アートの
精神性の部分について触れてみました


その後にすぐ近くのフォーエバー現代美術館へ。


この美術館はゆったりとした美術館で
なんと 靴をぬいで絵を鑑賞するんです

これはこれで面白い



自己消滅シリーズを楽しんで

自己消滅っていうのは
 自分の作品の中に同じ模様の服をきて
自分を作品の中に埋めこんでしまう

そんな世界観


草間彌生って少女期からの自己の存在への
不安、そして幻覚症状への苦しみが
あったと思うんですよね

感受性豊か、、で済まされないっていうか。


壁をみていたら点々が見えてしまう。

みたいな感じでしょうか

それは少女期の草間彌生にとっては苦しみ
であったと思います

絵を描くことで段々と救われていってのでは
ないでしょうか。


私も 幻覚は見えませんが子供の頃は ずっと
絵を描いていて それは
自分の内面性への解放だったので
なんとなーく 分かります

解放と自由っていうか

その世界観を世界的な前衛芸術にまで
昇華させた草間彌生はやっぱり凄い!
って思うし、好き嫌いは別にして
限りなくリスペクトしてしまいます。




彼女のアートを語る上で欠かせないのが
性の解放なわけですね

世界的な美術館の前で
裸の男女を立たせたり、かなりの
前衛的なハプニング アートを
していたわけですね

でも むしろ 日本でもその時代って
寺山修司が、似たようなことを、していた
訳ですから、、

案外 この時代の人のほうが
抑圧されたものへの反抗心というか
反骨心というかそういう
パワーみたいなものが
今の時代とは桁が違うという感じが
します。


アートのパワーを感じつつ

楽しい美術館見学は終わり

その後に 近くの建仁寺も見学してみました



ここ!めっちゃオススメです

拝観料500円なのに
素敵なお庭もあるし
風神雷神もあるし、、


とにかく 一度訪れてみてくださいね




参加者さまもこんな八坂さんの近くに
こんなお寺あるんだーって
喜んでくださいました

写真撮影 オッケーなので色々写真撮りました。


アート友の会!

次回は奈良で和菓子作り

その後は、、乞うご期待です


アートへの扉を開いてみてほしいです!!

こちらの活動はキュレーターになりたかった
私のライフワークとして
続けていきたいです

どうぞどうぞよろしくお願いしまーす