過去記事でPuppy Linuxについて、2つ強みがあるので黒幕的に必要だみたいに書きました。→マルチブートは、必ずしも趣味だからというわけではない。
2つの強みとは、デスクトップのドライブアイコンからrootで何でもできる点とGrub4Dosで起動メニューを仕切れる点。あとは超軽量でインストール最速。
しかし、1つ目がもう専売ではなくなり、最近は2つ目も影が薄くなりました。Grub4Dosを使う機会が減っています。新しいディストリを入れる際にMBRを書き換えない設定が選べるならそうして、既存のmenu.lstに手書きで追加することが多くなったから。選択肢がなくGrubで上書きされてしまう場合は、即レスキューCD(571JP)でGrub4Dosに戻します。
そう、レスキューCDのパピーしか必要性を感じない状況になっています。そうなると、アップデートの遅いSlacko、アップデートは安心だが処理速度の遅いTahrpup、だんだん遠のいていってしまいますねえ、mozc(某ディストリを除く)使えないし、、、、
パピー愛用者のみなさん、私がパピーをお勧めからはずしても、それは私を責めてはなりません。
悪いのは全て、、、
こいつです!こいつがGrub4Dos以外みんな持ち逃げでDebianに寝返りました。
あと、共犯はライブCDの部屋さんです。日本語版を発表してしまったので、初心者にはちょっと無理ですが中級者向けにお勧めできるようになってしまったではないか!→ライブCDの部屋
というわけで、ずいぶんお世話になったパピーですが、断腸の思いで「お勧め」を書き換えさせていただきます。
●うちの2台のスペックと現在のOS
○ノート:12年選手、光学ドライブはDVD側が故障、Linuxとの相性最悪、nVidiaの東芝コスミオE10/1KCDE(2014年1月、6400円で中古購入、Made In China):pae非対応
(CeleronM・330,memory768MB,HDD80GB{残存寿命87});
こ のメモリ以上なら最強Konalinux-2.3-light;DebianDog最強版(puppy);:Ldebian-Jessie(Debian-Jessieをlxdeミニマルでネットインストールしたものを勝手に命名)
○デスクトップ:8年選手、またしてもLinuxとの相性悪し、hpのdc5800(2015年3月、3500円で中古購入、Made In Tokyo):pae対応
(Core2Duo・E7300,memory2GB,HDD150GB{残存寿命49})KLUE-2.0-Budgie;サスペンドができるLubuntu16.04