ヒキニートニュース3 | ヒキニート活動報告日誌

ヒキニート活動報告日誌

このブログは、ヒキニートの平凡な日常を淡々と描く物です。過度な期待はしないでください。

3つ目に紹介するニュースは、猛暑に関するものにする。

「エルニーニョは冷夏」打ち消す猛暑の可能性 「暑熱順化」呼びかけ

 


以下、抜粋する。

残念ながら、この夏も例年より高温で猛暑日が増える可能性がある」。気象庁・異常気象情報センターの楳田貴郁所長は今夏の日本の天候についてそう強調している。

 

 太平洋東側の赤道近くの海域の海面水温が3月から平年より0・5度高い状態となり、5月には1・1度上回った。こうした状況を踏まえ、同庁は9日に「春の間にエルニーニョ現象が発生しているとみられる」と発表した。秋まで続く確率は90%と見込んだ。

 

 

 一般的にエルニーニョ現象は日本に冷夏をもたらすため、同庁は当初6月はこれまでより低温傾向になると予想していたが、6月に入って高温に変更。7、8月も東日本と西日本、沖縄・奄美地方では高くなりやすいとしている。

 

 理由に挙げるのが「正のインド洋ダイポールモード現象」だ。日本に高温をもたらす。

 

 インド洋の西側の海面水温が東側より高くなることで、フィリピン付近での積乱雲の発生が増えて大陸側の高気圧に熱を供給する。高気圧が日本側に張り出すことでエルニーニョ現象による冷夏傾向を打ち消し、猛暑をもたらす可能性があるという。

この記事は、6月上旬頃の記事であり、己も当時見ていた記事である。

 

当時は「どうせ外れるだろう」などと思っていたが、大当たりであった。冷夏は冷夏で困り物であるが、この猛暑を超えた酷暑も勘弁願いたいものである。

 

数日前の記事で、今後の気温予測の記事も有るので、お伝えする。

 

8月~10月は全国的に高温傾向で気象庁「猛暑日が増える可能性も」 エルニーニョ現象下での高温予測には「かなり珍しいケース」

 


以下、抜粋する。

あらためて今年の夏は暑くなりそうです。気象庁は、8月から10月にかけて予想される気温について、平年と比較して、全国的に高くなることが予想されるとして、熱中症の危険性が高まることへの注意を呼びかけました。

気象庁はきょう、8月から10月までの3か月間の天候の見通しを発表しました。

それによりますと、気温は、地球温暖化やエルニーニョ現象の影響などにより、平年と比較して、8月・9月・10月いずれも全国的に「高温」か「高温傾向」=高いか、高くなる傾向が予想されるということです。

月ごとに見ると、▼8月は東日本、西日本、沖縄・奄美で「高い」、北日本で「平年並みか高い」、▼9月は西日本と沖縄・奄美で「高い」、東日本で「平年並みか高い」、北日本で「ほぼ平年並み」、▼10月は北日本から沖縄・奄美までいずれの地方も「高い」となっています。

 

気象庁・異常気象情報センター 楳田貴郁所長
「もう既に気温が高くなっておりますので、先のことではなくて、もう今から注意が必要ということだと思っております。猛暑日のような、ある程度高い気温というのが、そういう日が増えるであろうということは可能性として挙げられます」

また、エルニーニョ現象が発生している場合、これまでの日本では「冷夏」になる傾向がみられたのに対し、今回は気温が高くなることが予想される点について、気象庁は「かなり珍しいケース」としています。

一方、降水量については、平年と比較して北日本、東日本、西日本で「平年並みか多い」、沖縄・奄美で「ほぼ平年並み」と予想され、気象庁は「例年、台風シーズンや秋雨の時期には災害に繋がるような大雨が起きやすい」として、最新の気象情報などを気にかけるよう呼びかけています。

である。

いつもであれば、「そんな訳無い」、と思うところであるが、先述の記事の件を思うに、

恐らくこの予報は当たり、

暑中も残暑も大変なものとなるのであろう。

 

そして、こんな記事も有った。

 

7月、史上最も暑い月に 国連総長「地球沸騰化」と警告

 


である。以下、抜粋する。

世界気象機関(WMO)と欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は27日、今年7月が観測史上最も暑い月となる可能性が「極めて高い」と発表した。

 

これを受け、グテレス国連事務総長は「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が来た」と警告。各国や企業に対し、温暖化対策を加速させるよう訴えた

 

発表によると、7月1~23日の世界の平均気温は16.95度で、これまで最も暑かった月の2019年7月(16.63度)を上回った。7月の残り数日で「ミニ氷河期」(グテレス氏)が到来しない限り、記録を塗り替える見通し。

今年は、いくらなんでも暑すぎる、と思っていたが、まさか、まさかである。

 

ヒキニートにとっても人類にとっても初めての暑さだとは。恐れ入った。

 

そして、海外では、この暑さで、このような事が起こっている。

 

ギリシャの世界遺産「猛烈な暑さ」理由に従業員らがストライキ

 

日本だけでなくヨーロッパでも記録的な暑さとなっていて、ギリシャの首都アテネの世界遺産アクロポリスでは、従業員たちが猛烈な暑さを理由にストライキを行うことがわかりました。

 

イギリスの新聞テレグラフやギリシャのメディアなどによりますと、パルテノン神殿があるギリシャの首都アテネの世界遺産アクロポリスなどの従業員たちが、猛烈な暑さの中で働かされていることに抗議するためストライキに入るということです。

アクロポリスは、通常午前8時から午後8時まで営業していますが、ストライキのため20日からは午後4時から4時間、従業員が業務を停止するとしています。

従業員でつくる労働組合は「ここ数日私たちが直面している問題を考慮し、観光客だけでなくスタッフの健康を守るため、満場一致でこの対応をとると決めた」としています。

AP通信は20日、ギリシャ南部の暑さは今週後半にはさらにひどくなり44度に近づくと伝えているほか、WMO=世界気象機関はヨーロッパの熱波による暑さは来月まで続く可能性があるとしています。

そして、

 

ドイツで「シエスタ」導入論 熱波で医師が提案

 

 

熱波が警戒されているドイツで、昼食後に数時間の休憩を取る南欧の習慣「シエスタ」の導入を求める声が上がっている。

 

熱中症などの危険を回避できるとして、医療界から一石が投じられた。政府内には「悪い提案ではない」(ラウターバッハ保健相)と肯定的な受け止めもあり、温暖化が進む中、ドイツの生活様式に変化の兆しが出ている。

 

 ドイツでは昨夏、8000人以上が高温の影響で死亡したと推計されている。こうしたことから、公衆衛生医師連盟のヨハネス・ニーセン会長は今月、「暑い時は南の国に倣うべきだ。早起きして生産的に働き、昼間はシエスタにするという方式を採用した方が良い」と訴えた。


 これに対し、経済紙ハンデルスブラットは「非現実的だ」との反対意見を紹介。シエスタでいったん帰宅すれば余計に通勤時間がかかり、拘束時間が増えると懸念の声を伝えた。


 独政府は、休憩は労使間で個別に取り決めるべきだとの立場。一方で、ヘーベシュトライト報道官は19日、「夏場の気温変化は著しく、職場生活をどう組み立てるかという問題が起きている。真剣に受け止めるべきだ」と議論に理解を示した。

 

そして、

バイデン大統領 米国内の記録的な暑さ 史上初の警報発令を指示

 

 

アメリカのバイデン大統領は、国内で記録的な暑さによって市民生活に影響が出ているとして労働省に対して、史上初めて暑さに関する警報の発令を指示するなど新たな対策を発表しました。

 

アメリカ国立気象局によりますと、アメリカ国内では西部アリゾナ州の州都フェニックスで今月、最高気温が43.3度をこえる日が27日連続となり最長記録を更新するなど各地で記録的な暑さが観測され、市民が日中の活動を制限されるなど影響が出ています。

これを受けて、バイデン大統領は27日ホワイトハウスで演説し「気候変動の影響を否定することはもう誰にもできない。記録的な暑さは今や1億人以上の国民に影響を及ぼしている」と述べ、新たな対策を発表しました。

具体的には、バイデン大統領が労働省に対して史上初めて暑さに関する警報を発令するよう指示し、屋外で働く労働者の安全確保を強化するとしています。

また、アメリカ西部などで起きている深刻な干ばつに対応するため日本円にして210億円あまりを投じて貯水能力を拡大させるとしています。

さらに、日本円にして9億7000万円を投じて気象予測システムの能力を向上させるということで、長期間続く猛暑などの異常気象に備える姿勢を強調しました。

 

以上である。

本当に今夏は、地球レベルで異常な酷暑であり、ヒキニートだろうと、会社員だろうと関係なくキツイ夏になっている。

 

己は、今後も不要不急の外出を避け、室内に居る時も水分補給を怠らないようにしたいものである。