札幌・ススキノ ホテル殺人事件7 | ヒキニート活動報告日誌

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このブログは、ヒキニートの平凡な日常を淡々と描く物です。過度な期待はしないでください。

先日からお伝えしている「札幌・ススキノ ホテル殺人事件」について、報道が幾つか有ったので、お伝えする。

 まず、

昨日のブログ

 


でお伝えした、

同行者は身長160センチ前後の女か 第三者が入室した形跡なし ススキノ殺人

 

について、

他の報道機関も報じた。

 

ホテル同行者は比較的若い女か 札幌ススキノ“頭部切断“男性殺害事件 捜査本部が行方追う

 

 

 

以下、内容

 札幌市の繁華街、ススキノのホテルで男性が殺害された事件で、警察は、一緒に部屋に入った人物が比較的若い女との見方を強め、捜査していることが新たにわかりました。

 

この事件は、札幌市のススキノのホテルで、62歳の男性が殺害され、2日午後、浴室で首を切断された状態で見つかったものです。  

 

捜査関係者によりますと、男性とホテルに入った人物について、防犯カメラの映像などから、比較的若い女との見方を強め捜査していることが新たにわかりました。  

 

捜査本部は、この人物が、男性を殺害し頭の部分を切断して持ち去ったとみて、行方を追っています。

動画(You Tube)

 

 

 

 

 

 

ホテル殺人 同行者は若い女性の見方強まる 札幌・すすきの

 

 

以下、内容

今月2日、すすきののホテルで首が切断された男性の遺体が見つかった事件で、警察は、男性と一緒にいた人物を若いの女であるとの見方を強め、捜査しています。

この事件は、今月2日、札幌市中央区のホテルで首が切断された男性の遺体が見つかったもので、事件から3週間経ったいまも、男性と一緒にいた人物の行方が分かっていません。

捜査関係者によりますと、警察は防犯カメラの映像などから、一緒にいた人物を若い女であるとの見方を強め、捜査しています。

また関係者によりますと、この人物が部屋を出てから遺体が発見されるまでのおよそ13時間、部屋のドアは施錠されたままで第三者の出入りは確認されていないことがわかりました。

警察は、この人物が男性を殺害したとみて、行方を追っています。

 

動画(You Tube)

 

  

と、概ね北海道新聞の報じた事と同じような内容である。

 

それから、週刊文春は被害者に関する記事を公開している。(この記事では、まだ捜査当局が犯人を女の可能性が高いと見てる記述は無い。)

 

《札幌ラブホ首狩り殺人》「頭部を切断して持ち去ったXの正体は…」亡くなった女装愛好家62歳「真夜中は別の顔」

 

  

以下、抜粋する。

 煌びやかなステージライトが乱反射する薄暗い場内。

 

往年のディスコミュージックに合わせて踊る参加客の中に、ひと際目立つ男性Aさん(62)の姿があった。

 

 

事件はイベント会場から徒歩5分のラブホで起こる

「女装愛好家だったAさんは、上下セパレートで光沢のある銀色の衣装。ライトが光る小さなリュックを背負っていました。

 

ピンク・レディーの『UFO』のコスプレみたいな感じ。お立ち台で踊ったり、他のお客さんたちと会話や記念撮影をしたりして、とても楽しそうでした」(参加客)

 

 

 7月1日土曜、北海道札幌市の歓楽街ススキノで4年ぶりに開催されたディスコイベント。終了したのは午後10時のことだ。その17時間後――。Aさんは、頭部のない全裸の遺体となって発見された。

 

 場所は、イベント会場から徒歩5分ほどの距離にあるラブホテルの1室。2日午後3時頃、利用客がチェックアウトしないことを不審に感じた従業員が部屋を訪ね、事件は発覚する。

 

「洗い場で浴槽に体を向け、うずくまるように倒れていた。血は洗い流されていたが、死因は出血性ショック。体に致命傷となった刺し傷があり、頭部が切断されたのは殺害後。室内には争った形跡や血痕はなかった。

 

そもそもベッドは使われた痕跡がなく、被害者の体に防御創もなかったことから、入室直後に入浴中、無防備なところを襲われたとみられる」(捜査関係者)

 

指紋や体の手術痕などから遺体の身元を特定

 前夜、1人でイベント会場を出たAさんは、午後10時35分頃、スーツケースを引く謎の人物Xと落ち合っている。立ち話をしたのち、同50分頃、このホテル2階の1室に2人で入室。Xは約3時間後、1人でホテルを立ち去った。

 

 

 現場には、遺体の身元を特定できる所持品の類が一切残されていなかった。衣類、財布、携帯電話、近くの有料駐車場に停めていた白い愛車の鍵、そして、顔の分かる頭部まで――。

 

「3日夜、Aさんの妻が警察に行方不明者届を提出。指紋や体の手術痕などから頭部のない遺体がAさんと特定された」(同前)

 

 Aさんは、札幌から約30キロ離れた恵庭市で暮らす物静かな会社員の男性だった。地元住民が明かす。

「有名な内装建材会社の工場に勤めていました。奥さんと成人した2人の子供がいます。趣味はバイクのツーリング。5年ほど前は町内会の区長さんを無難に務めてくれた。真面目で優しげな方でした」

 

頭部を切断して持ち去ったXの正体は…

 一方、多様な価値観が受け入れられる今の時代、Aさんには“女装家のトモちゃん”という、もう一つの顔があった。知人が語る。

 

 

「トモちゃんは1日のディスコイベントにも、綺麗に整えたショートヘア、白いカーディガンに、膝下まである黒いロングスカートというファッションでやってきました。終わった後はコスプレからまた元の服装に着替えて。実年齢よりも若々しく見え、40代だと思っていました」

 

 当日の夜、6時間のイベントを存分に堪能したAさん。彼を惨殺し、あまつさえ頭部を切断して持ち去ったXとは、何者なのか。

 

「ラブホテル街の路上やホテルの防犯カメラを確認すると、女装した被害者と合流した時は、上下白っぽい女性の恰好で、金髪のウィッグをつけているようにも見える。つば付きの帽子を深く被っており、出る時は黒っぽい服装に着替えていた。GPSの追跡を逃れるためか、持ち去った被害者の携帯電話は、退室した時間帯に電源が落とされていた」(前出・捜査関係者)

 

女の子が夜遊びに行くような服装で夜の街へ

 性別は未特定で、身長は推定160センチ前後。Aさんよりも10センチほど低く、男性なら小柄な部類に入る。抜け出す直前の午前2時前、ホテルのフロントに「1人で先に出ます」と内線を入れた際は、女性の声色に聞こえたという。

 

 

謎多きXの正体に繋がる糸口は、Aさんが“真夜中の別の顔”を解放してきたススキノの街にある。

 週末の夜になると、着飾ってススキノに繰り出すのがAさんの日常だった。

 

 

「特別派手な格好ではなくて、女の子が夜遊びに行くような服装。“甘辛ミックス”といって、ワンピースに革ジャン姿や、ミニスカやショートパンツに安室奈美恵風のニーハイブーツとか。ロングヘアのウィッグを被っていたこともありました。ネイルは自分でも落とせるピンク系のマニキュアでしたね」(顔見知りの女性)

 

化粧も女性が感心するほど洗練されており、遠目には少し大柄な女性そのものだったという。最もよく姿を見かけられたのが、ダンスクラブだ。Aさんが行きつけにしていたクラブの元従業員が振り返る。

 

 

「身分証で男性だとは確認していましたが、毎回女装して来るし、ジェンダーへの配慮もあるので、男性客より格安な女性料金で入店してもらっていました。時間帯によっては無料です。

 

社交的で男女の客に積極的に声をかけていた印象。相手は女の子が多く、酔い潰れた女性を介抱して女子トイレに付き添うことも。そこから先は女性スタッフが引き受けましたが」

 

 出没範囲は幅広く、若者たちが出入りするクラブからオールド世代が集まるディスコまで。立ち寄り先の一つにはハプニングバーもあった。常連客が明かす。

 

 

「店では『トモちゃん』や『トモちん』と呼ばれていました。お喋りやスキンシップを楽しみ、意気投合した女性やカップルがいれば店外デートに出かけていました。

 

その後で明け方近くになっても『これから踊りに行ってくる』とハシゴするようなタフな人。一人称は『私』でしたが、性的対象は女性だったはずです」

 実際、Aさんは繁華街で馴染みの友人男性に、こう打ち明けていたという。

「女装はするけど、好きなのは女の子なんだ」

 

直接“彼女”の存在を示唆された

 前出のハプニングバーの常連客が続ける。

「ただ、女性が嫌がることは絶対しないし、トラブルを起こすタイプではなかったんです。クラブで知り合った女性をお店に連れてきたことはありましたが、基本は単独行動。特定の誰かとつるむことはなく、スマートに夜のススキノを回遊していた印象でした」

 

 

 そんな中、前出の馴染みの友人男性は、Aさんから直接“彼女”の存在を示唆されたことがあった。

「今年春頃のことです。トモちゃんが『これ、彼女なんだ』とスマホの写真を見せてくれました。彼と頬を寄せ合って写る、20代から30代くらいの女の子でした。目鼻立ちがハッキリしている美女で、ハーフっぽい感じでした。『よく行くクラブで知り合った』と嬉しそうに話していた」

 
 

 

 

異例の240人態勢で捜査中

 Aさんが織り成してきたススキノの交友関係。その中に、首狩り殺人犯のXはいるのか。

 

 

「現場から立ち去ったXらしき特徴の人物が市内のタクシーを使った形跡は確認できず、その後の足取りは不明。性別、殺害理由、頭部を持ち去った意図など謎だらけの事件で、早くも長期化を懸念する声が上がっています」(社会部記者)

 札幌中央署に設置された捜査本部は現在、異例の240人態勢で、Xの行方を追う。

以上である。

 

内容としては、今までの報道の纏めのような記事となっている。

 

事件発生してから3週間となる少し前に被害者に関する補足説明をしながら、これまでの纏めを書いている印象である。

 

この記事の中で注目するべきは、

やはり、

 そんな中、前出の馴染みの友人男性は、Aさんから直接“彼女”の存在を示唆されたことがあった。

「今年春頃のことです。トモちゃんが『これ、彼女なんだ』とスマホの写真を見せてくれました。彼と頬を寄せ合って写る、20代から30代くらいの女の子でした。目鼻立ちがハッキリしている美女で、ハーフっぽい感じでした。『よく行くクラブで知り合った』と嬉しそうに話していた」

であろうか。

 

もしも、この 

彼女(被害者がクラブで知り合った20~30代くらいの、目鼻立ちがハッキリしているハーフっぽい感じの美女)が

 

犯人「身長は推定160センチ前後。Aさんよりも10センチほど低く、男性なら小柄な部類に入る人物

 

 

であるならば、犯人と思われる同行者の「女性のような服装」や「女性のような声」の説明もつくのである。

 

無論、被害者が女装家であり、現場が繁華街ススキノのラブホテルである以上、被害者と同じ女装家の可能性も十分に有り得るが。

 

今回の事件は、捜査当局も報道機関も我々も、

犯人の練りに練った殺人計画に推理をかき回されているように思われる。

 

なぜならば、まず、

 

被害者が女装家であった事、

 

現場がススキノのラブホテルであった事、

 

以下の画像の通り、

事件後の逃亡ルートがなかなかに多い事、

 

以下の画像の通り、

犯人の顔が見えず、服装も性別不詳である事

 

犯人の私物はもとより、被害者の私物・頭部を持ち去っている事、

 

これら、今回の事件を構成する要素、全てが

推理を困難にさせているからである。

 

完全犯罪、とは言い切れないものの、

フィクションに出てくるような謎の多い事件のように、ミステリアスな要素が多い事件である。

 

このブログ記事を書きながら、今回の事件を推察しているものの、謎が多く、言葉にできない状態である。

 

結局は、あとは捜査当局に任せ、我々は大人しく推移を見守る、しかできないのかもしれない。

 

先日から言っているが、

重ね重ね、

被害者の冥福を祈ると共に、事件の早期解決を祈りたい。

 

追記(2023年7月24日15時08分)

この記事の執筆中、もしくは執筆直前に、この事件の容疑者が逮捕された。

詳細はこの記事投稿から約2時間後の投稿、

札幌・ススキノ ホテル殺人事件8(容疑者 逮捕)(完?)

を確認されたい。